4日はなんだか色々用事があって、ゆっくり向き合えなかった3日のひな祭り。
孫娘は部活が終わったら私か娘に電話をしてくる。 「晩ご飯何?」「OK,!今から帰ります」
孫息子も帰宅して必ず聞く、「晩ご飯、何?」階段をあがりながら匂い察知、「今日はハンバーグやな」
そんな2人を見ながら夫は「ええこっちゃ」とても嬉しそう。 食べる楽しみは、家に帰る楽しみやと。
夕食はうるさいくらいで、そんなやりとりの風景にほのぼの・・幸せを感じる瞬間である。
やはり家族を繋ぐのは、”食”ではなかろうかと思ったりする。 母は料理がとても上手だった。
今年ばら寿司は、サーモンとまぐろをのせてイクラを飾ると言う、簡単なものにした。
具材は全部、別々に炊く面倒もあるのに、孫たちは段々と好き!から離れて行くので、お刺身でつった。
ブログに記録する為に、夜中・早朝から私時間、過去のひな祭りの記事を検索した。
何枚かずつ、写真をフォルダに保存しながら、その過ぎ越し年月を追った。
これまで身内よりブログ優先になっていないか、実家や姉妹へ心をかける大切さを反省したり。
2018年の震度6の大阪北部の地震災害、台風7号の大災害、(こんなことしていいのか)と被害に
ブログの手が止まった。
ひな祭り・・Nちゃんの初節句。
あと30分遅かったら、母子ともに生きていなかったと言われた。 生まれたあの日を思うと今生きて、
送れる毎日、なんて尊いのだろう。 脳に障害が出るかも知れないとも言われた。 涙が出る。
その子が高1をもうすぐ終業する。
子供が自ら命を絶つニュースを見ると、「なんで自殺を選ぶんやろう、絶対分からんわ。
そこまでする前に誰かに話せるやろう。 そんな勇気があるんやったら誰かに話さなあかんで、相談せな。
自分の命は1人だけのもんじゃない、自分が死んだら、どれだけの人を悲しませるか考えなあかんやん。
死ぬくらいなら、最後にもう1回悩みをうちあけなあかん」ぶつぶつ訴えるように言った。
もし自分の子がそこまで悩んでいて果たして、親に話してくれるだろうか、私も思ったりしたし、絶対自信がある
とは言えない気がした。 我が子を信じていると言っても、子供が見せているサインを気づかない人もいるし。
孫がそんな事を話すことが嬉しかった。(毎日何でも話すNちゃんと、何でも話聞いてくれるママのお陰やで)
小3の夏休み、我が家へ来たNちゃん、もういいかなと生まれた時の事を話した。
話し乍ら、聞きながら2人でボロボロ泣いた。
「生れた時からそんなにいっぱいの人に助けてもらったんやなぁ。 人を助けるお医者さんになるわ」
とかそんな事言った。 今は違うけど。
初節句は我が家で。ケーキはパティシエケーキ屋さんしていたこともあるお嫁さんが作ってくれる、
お祝い事たいてい。 有難く幸せだった。 今は、鹿児島のお父さんたちに孝行してくれている。
ひな祭り・・Yちゃんの初節句。
息子の所に兄と3つ違いの妹が生まれた。 兄はとっても嬉しくて、優しくて可愛がった。
最初の孫は3歳まで家で育てると娘は働かなかった。Yちゃんの保育園は可哀想だし、2年間夫と毎日送迎
ママが帰るまで、独り占め、楽しく過ごさせてもらった。
母が「してもらえる者も幸せじゃけど、してあげられる者も幸せ」言っていた言葉である。
ひな祭りに、保育園で作ったおもちゃが増えた。 孫娘2人になった。 いとこ2人とも同い年。
ひな祭りの行事だけでも、孫の成長が見える。 病気をしたり色々あった。
夫を中心にみくファミリー、これが私達の後に続く家族である。
私たち夫婦には、この世に親と呼べる人はもういない。 今度は私たちが家族のてっぺんなのである。
見られている側にいる。 背筋が伸びる、すごい責任ある立場だと思っている。
一生が勉強、一生が子育て孫育てである。 生きている限り・・親だから。
鹿児島は広いから飾れるが、我が家は同居で狭くなった分置く場所はない。
代わりの小さいひな飾りを出すとき、大きな段ボール横目に、開けもしなかった。 出すのも大ごと。
孫娘がお嫁に行く時持って行くんかな、いやそれは叶わないだろう。 子供は小さい時が花?
女の子は、かなり古いのを含めて計6人。
兄嫁さんが作ってくれたひな飾りは、2012年だった。 孫の為にと思ったけれどそうではなかったと判明。
「孫の為ではなく、自分のひな祭りを楽しんで下さい」と言う心ある贈り物だった。 感謝しかない。
右上は一番下の妹の折り紙細工である。 梅の花も一枚1枚の折り紙、梅に鶯ならずメジロ?
3日仕事が遅いからと前夜、長女が届けてくれていた、ショートケーキ家族分。 お寿司はお持ち帰り。
やっぱりブログやっていて良かった。 フォルダにいくら写真を保存していても、開くときはないが、
アルバムやブログはいつでも見られる。 今日の様に。
写真を見ながら、祝える喜びをしみじみと感じながら・・朝を迎えた。
古いの・・を含めて、女の子は6人。 すこやかに・・ご先祖様、見守って下さいね。