セイ君撮影のコラージュ写真を拝借
何もみんなで行くことも無いのだが、セイ君を頭に仕事の息子夫婦と次女をのぞく7名で迎えに。
部屋の方々に挨拶、みなさんまだまだのようでお先に・・。
最初は声を潜めていた部屋も、お互いに情報交換で適度ないい関係の入院生活だった。
人生で出会う人は数知れているが、そんな中での入院中の出会いは学びでもあったような気がする。
肩や腰は特に名医、昔なら1ヶ月横になったままだった、年々の技術の進歩で手術はもちろん、
術後の様子も随分と変わってきているので、今の時代は幸せだと言われた。
数え切れないほど関ってきているので、安心して下さいと力強い言葉は大きな安心である。
帰り会社へ顔を出した、無精髭のままで。 病院にいる時と違いしゃぁしゃぁと歩く夫、
もう社員を装う姿に心の中で少し腹立たしくも思った(なんで・・無理してそんな歩き方っするのよ)
久しぶりの我が家、ほっとほっと・・夫よお疲れさま、人生最大の入院そして手術。
とりあえず、身内へ退院の報告やお見舞いのお礼の電話を。
老いた母たちに「どうってことないねん、もう月曜から会社に行くんやから」心配かけまいと思いやり。
夜は愛ちゃんを迎えに行ってもらい、息子抜きの退院のお祝いお寿司パーティー。
セイ君が鯛のお造りを作って来てくれた。 19日ぶりのビールは如何かな。
洗い場に立ったとき、にぎやかなみんなの声の中に嬉しそうな夫の声が混じっていることに、
無事に手術成功退院出来たことを安堵の思いで、また泣きそうに、いやいや泣いてはいけない。
子供たちにも本当にありがとうと思う。
狭いながらも・・ 楽しい我が家・・ 夫のいる重み・・ やはりいい・・ 実に。
今夜からは鼻テープなしで、気遣うことなくゆっくり眠れるよね。 これが一番の喜びかも知れない。
言ってもなかなか聞かないけれど(くれぐれも無理せんといてね、せっかくちゃんとしてもらったんだし)
19日間、お疲れさま。 今夜のいびきがひとしお愛おしく・・(いや・・そこまでは・・)