ブログをお休みしてしまいもう半月以上経ってしまった。
書かなければと思いつつ、この間の様々な出来事の流れを振り返りながら、
”苦難は幸福の門””ピンチはチャンス”何かと言うと、母が言う、言い続けてくれたこれらの言葉を
(本当にそうやね)と思いながらの日々である。
母のプラス思考的生き方、全ての出来事もこのくらいで良かった・・たとえ不幸と思う出来事でも、
感謝に置き換える、それはすごい。 そんな感謝の積み重ねは、物事を好転へ導く大切な礎である。
そんな母の生き方を、教えられつつ学べる自分は幸せだとつくづく思う。
と同時に、私はどんな生き方を子供たちに残しているのだろうかと、そんなことも思ってしまう。
福岡のぷりんちゃんから飛んできたミニの八房朝顔が、まだ毎日咲き続けている。
11月頃まで楽しめるそうだが、夫が珍しく起きて眺めるほど、そして水をやったりする異変は、
品のいい、この花の魅力・・にほかならない。
13日(月・祝)
12日はお隣のご主人の通夜に夫と参列、家族葬と言う事で、椅子の空席が寂しげだった。
葬儀は市議さんたち、区や町内会の役職ある方も出席、多くのお見送りで少しほっとした。
まるで眠っているような棺のご主人の胸には、熱烈ファンふさわしくタイガースのタオルがかけてあった。
義父の葬儀で始めて知ったが、出棺を告げるクラクションと同時に本人が使っていたお茶碗を割る。
迷って帰ってこないように、この世との縁を断ち切る為に割る、ガシャン!と言う音に涙が溢れた。
昨年まで毎年体育の日は、御堂筋パレードだった。
橋下大阪府知事赤字削減の為、今年から廃止となり、代わりに御堂筋かっ歩・・
銀杏並木の御堂筋を歩行者天国に開放。 今日はなし。
イベント好きな夫ではあるが、昨日は夕方まで夫は釣りだったし私は娘夫婦たちと6人で
スカイマークスタジアムの阪神戦へ行くべしだったが、通夜でやむなく私は取りやめた。
偶然にも船に乗っていた夫は通夜に間に合うように帰れた。
私が午前から出かけていたら通夜も知らず終い、出かける前に連絡をもらえて、
通夜に夫婦で参列することが出来た、不思議にも。
悲しみの葬儀から帰るなり夫が「御堂筋今日も絶対なんかやってるで。 自転車で行こう」
きっと夫は、家に居ると湿っぽく、何か振り切るために言ったのかと思えた。
中之島市役所、中之島公園界隈では色々なイベントや出店で大勢の老若男女が入り乱れている。
中央公会堂の前では、中高生の吹奏楽、姉妹都市のクウィーンズランド州の楽団の演奏あり、
最後まで聞いた、演奏の間に夫が出店で広島風お好み焼きを買ってきてくれた
(遅い~!)
やっと・・お昼、2時半。 半袖でもいいくらいのお天気、多くの人たちが演奏を楽しんだ。
私たちの前に、老夫婦・・男性の背格好がお隣のご主人に似ていて、
(こんなご夫婦の姿がもう見られない)そう思うと何かしら胸が熱くなる。
帰る頃には、ドームの向こうに夕日が沈みかけていた。
14日(火)
秋雨がしとしと降っている、お隣のお葬儀今日でなくて良かった・・と思った。
お隣の奥さまが早々に挨拶に見えた。 通夜で私たち姿を見て初めてぽろぽろ涙が出たそうだ。
「やっぱりあんたたちを頼っていたんやね」 ご主人が逝かれた悲しみをいっぱい話して帰られた。
親には、年に1、2度しか会えないけれど、人を思うことは、遠くの母たちもきっと
大切に思ってもらっているのだと、そう思っている。
悲しみの背、お隣のいつもは華やかに見えるコスモスも、私には寂しげに見えてしまう。
15日(水)
11時37分「母さん、出血して・・今から帰る」パートに行っている次女から電話が入った。
診察に間に合うので、かかりつけの病院へ。 安静を言われた、仕事はもってのほか、
まだ4ヶ月に入ったばかりだし、流産しますよと言われた。
「赤ちゃんが、ママもう仕事やめてって教えてるのよ」 「先輩も同じこと言ってたわ」
暮れまではがんばって働くと言っていた娘だが、最初の子のときはつわりま全くと言っていいほどなかった。
今回は結構きている。 可愛そうだが私は、それくらいでもいいかも知れないと思っている。
初産のとき、胎盤早期剥離でかかりつけの病院から、うちでは母子ともに助けられないと判断され
急きょ総合病院へ救急車で搬送されて母子ともに後30分と言うところで一命を取り留めた。
出産は病気ではないが軽んじてはいけない。
出産は一回一回違う、ましてやなつめがいるから動きもはじめてよりは違うし。
つわりもそんな娘へ、いい意味で「私がいるよ」と赤ちゃんの声だと思っている。
仕事は辞めざるをえなくなったし、心配はしたが安静さえ解ければいいことに繋がったと思っている。
16日(木)
娘は安静中につき、子守り&家事。 ママはおなかが痛い、そんなことっをなんとなく感じ取っている。
関西TV初めて開いたHPで試写会の応募をしたら、難波東映シネマズでの「ホームレス中学生」当選。
次女といくつもりだったが安静中なので、セイ君の送迎で長女と行く。 きっと舞台挨拶あるよ、
予想的中、主演の小池徹平君、作者の麒麟の田村さんが舞台挨拶に朝一番に東宝シネマズなんばで
朝一番チケットを交換した 長女のお陰で前から3列で徹平君他・・を間じかに見ることが出来た。
が、3列目はちと見づらい、映像によっては酔いそうになる。
原作は読んでいないが、ホームレスの実情、母をなくし父親の破産から助け合って生きる兄弟愛、
そんな兄弟を愛情を持って援助する隣人愛を深く感じさせられた。
しかし感想の資格なし、半分近く寝てしまったのだから。 若い人ばかり、展君の名前で応募して正解。
小池徹平君の主人公はあまりに可愛すぎるが、彼でなかったら映画館まで足を運ばないだろうなぁ。
10月17日(金)
その祝勝会で幹事役のはずが、「今から帰る」名誉の負傷・・病院から車でそれも松葉杖姿で帰る。
仕事中、飛び降りたところに物があり重度の捻挫で腫れあがった左足。
次女の後は展君・・夫婦仲良く? 母はがんばらないと!
展君でにぎわっている夜、ふるさとの友人から電話があった。 還暦同窓会の準備委員会の最中。
お正月実家のそばの神社でお参り、その前に全員の記念写真撮影をお願いしたいと言うのである。
(スナップ写真は撮るつもりだったが、そんな大事な写真のお役怖いなあ、三脚忘れないように!)
電話の向こうにみんながいる、懐かしいみんなが・・。 わ~、あと・・77日?
18日(土)
ひろとの二度目の運動会である。 夫は会社、昨年もそう。 誰よりも行きたいに違いないのに。
息子夫婦はもちろん長女夫婦、座っているだけだからと次女も松葉杖の展君もなつめ総勢8名、
ビデオ2台、カメラ3台がひろとを追う。 ちょっとしたスター並み。
敬老会は今ひとつ元気がなくて、ちょっと冷や汗、運動会はどうかなと思っていたが、
広い運動場、しっかりお遊戯も競技もやっていた。 ずっこける余裕もあった息子の幼い頃そっくり。
普通ならこんな日、一緒に午後を過ごしたいところだが、娘も婿も安静状態なので解散となる。
しかしこれだけの大人たちの前で、ちゃんとやれる根性たるやあっぱれ。 先生方には感謝!
19日(日)
夫は卓球の試合に。 展君は階段の上がり降りが辛いので、台所へ布団しいて寝起き。
次女は安静を強いられているし、私はいつもよりはがんばっている。 二人ですべきことをするのだから。
夜は夫がご飯いらないから楽~! と言っているところへ早々に帰宅、(な~んや!)
企画者の友人は団体戦のメンバー、優勝候補に当たってしまったからばつが悪い。
別にどうってことないんだけど、夫の夕食が要らないというとほんと気が楽なんだけど。
「なんでもええよ」と言うくせに、料理に関してはあれこれ細かいこと言う人だからね~。
私は時にむっとしたり、ぶつぶつ言いながらすることがあるが、次女は明るく夫の意向をやってのける。
こうありたいものだと娘を見ながら、反省しているのだが。
20日(月)
次女が診察に行き安静がとける、あ~良かった。 大きく胸をなでおろす。
しかしなつめを出産した日、病院へ治療に行って帰宅中の私に「お母さん、出血してんねん」
あの時の不安そうな声がまだ耳に残っている。 とっさに時計を見た、11時37分と書き留めている。
先日同じように電話してきた時の携帯の着信履歴を見たら、11時37分だった。
何かしら一瞬背筋が・・、何を教えているのだろう。 どう言う縁・・なつめも無事元気に育っているから
おなかの子もきっと大丈夫、元気で生まれて来てくれるそんな縁かもしれない。
病気ではないが、普段は健康そのものの娘だ、しかし過信しないで、行動をとって欲しいと思う。
私がいてやれるからまだしも、私の時は親が近くにいるわけでなく、夫は麻雀の毎日だったし
そんな環境の中で、3人産んでよう育てて来たなぁ。 まぁ昔はみんなこうだったんだけど。
クライマックス、阪神が中日のさよならで敗れた。 首位独走、ゲーム差13優勝は間違いないと思っていた。
岡田阪神が終った。 しかし夢を見させてくれた、胴上げ選手との労いの監督との涙にもらい泣きした。
京セラドーム、セイ君招待でセイ君、セイ君のお母さんと夫と長女4人で観戦。
赤べことか、甘美さん(藤山)とか言ったりしたけど、リーグ優勝のとき甲子園球場で胴上げを
監督が宙に舞うところを見せてもらった。 監督ありがとうございました。