7時半予想(期待)通りに? 愛ちゃんから電話があったので、夫と朝迎えに行った。
熱は37度ちょっと、でも保育園で37・5度になれば、引きとりに行かなくてはいけないので子守りの方が万全である。
マンションの玄関からニコニコ元気いっぱいで出てきた。 ひろともランドセルを背負って集団登校仲間を待っている。
ひろとは小柄ななつめと違って体格が良いので、一年生とは思えないくらい。
ゆいちゃんはやっぱり女の子。 アクセサリーや可愛いぬいぐるみをバッグに入れて抱えてきた。
仕事に行く前の夫は残念そうだった。 もちろん、遊べないから心残りなのである。
私、独り占め。
今日は家の事offでゆいちゃんと存分あそぼ~。
折り紙や、白い箱に2人切り紙細工。 孫たちのDVD見たり、ゆいちゃんペースで。
ニコニコゆいちゃん、食事の後お昼寝をさせようと一緒に寝転んで、寝たふりするが、寝そうで中々寝ないゆいちゃん。
手もぬくぬくになって来たし、時折あくびしているのに、「ばぁば、寝むたいの?」と言われてしまった。
遊ぶたびに思う、しぐさや言葉や行動の中に、可愛い成長ぶりが見えること。
夕方夫が帰宅後送っていこうとすると、アニメ花カッパやってて、「これ見るの!」 「ハイハイ」
番組が終わるまで待って、送って行った。
久しぶりに独り占め、ゆっくりのんびり私のお正月?
☆浜木綿(ハマユウ)
浜木綿の 風にそよぎて 咲くさまの 優しき姿 君に見せたく 柿本人麻呂
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長男が生まれた24日は土曜日、先生があと100gでも大きかったら帝王切開だった言われた。
土曜だったので、先生や看護婦さんが何人もついてくれたと言う贅沢な出産だった。
4キロジャスト。 2日ほど腰が立たなかった。 色々な患者さんを見てきたので、歩けなかったらどうしようと思ったくらい。
生まれるのがあと1時間遅ければ夫は午後会社の慰安旅行に出かけていなかった。 (生まれてなくてもやめはしない)
AM11時、産声を聞き、お互いの実家へ念願の長男誕生の電話をかけているのが分娩室まで聞こえていた。
部屋へもどった私の顔を見るなり、「行ってくるぞ」 嬉しそうに(旅行に行くのが)出かけて行った。
次女の場合は、大きなおなかをして自転車で診察に行ったら、今から入院して下さいと言われた。
長女と長男を義姉に見てもらって、自転車へ荷物を積んで病院へ行った。
そんな姿を見た母と同じくらいの年のお隣の奥さまが不安とそれにちょっと呆れていたかも。 3人目、母は強し。
陣痛が中々こなかったが、夕方痛みがきてからは早かった。
長女や長男の時と違って、産んだ瞬間に私のまわりにバラの花がわーって降ってきたような何とも言えない気持ちだった。
それにしても、長女は2日前の22日で、長男と次女は24日、長女が24日なら3人が同じ日と言うことで、当時やっていた
奇人変人の番組に出られたのに、のちに家族でそんな話をしたことがあった。 ちょっと残念だった。
しかし子供たちにすれば、3回食べられるはずのバースデーケーキが1回と言う不運、かなりな年齢までブーイングだった。
団捨離の時代、物は当然だが思い出をいつまでも懐かしむより、残りのこれからの人生を楽しむことを考えた方がと思うようになった。
が、子供たちが生まれた日・・これは忘れられない財産、大切にしたい思い出である。
私たちは先に逝く。 子供たちのこれからのまだ長い人生、色々あるだろうがいい家庭を作り上げて行って欲しいと思う。
24日と言う日、しみじみと子供たちのことを思う日である。
小学校は夏休みに入った。 なつめはプールに通い始める。
プールに通い始めたなつめを迎えに行く。
12時前に終わり、着替えて帰るのでなつめ家で待たず、校門の前で待っていた。
オレンジ色の鮮やかなマリーゴールドの花も、元気になるなぁと眺めながら待った。
保育園生活から、学校生活・・すぐに5時間授業。 小さな体に大きな重たいランドセル、勉強、宿題。
一生懸命にそれに適応している姿、どの子もそうであって、適応できるようになるものだなぁと感心する。
と言うより、その対応の変化にいじらしくなってくる。
前になつめと同じ保育園に通っていた近所の男の子が、なつめがきているかとチャイムを鳴らしたことがあった。
何もしゃべらないので玄関へ降りたら、自分ちの前にお兄ちゃんと立っていた。
行って「何か用事やったの?」と聞いたら、「なっちゃんおるかと思って」
「小学校どう? 楽しい?」って聞いたら、「勉強がしんどい」と困った顔して言った場面が頭に残っている。
男の子で一番低くてすることも遅かった、遊戯や何かと言うとなつめのパートナーだった。
なつめを連れて帰り食事をした。
夏休みの宿題帳をしてお昼寝、私も一緒に(あくまでもなつめを寝かせるために)
真っ黒に日焼け(もともと黒い方)日曜友達家族と一緒に海にも泳ぎに行ったばかり。
一生懸命な日々、寝顔を見ていると(元気によく大きくなったなぁ)と出生時を思うと感慨深いものがある。
今日は長女の誕生日。
私が勤めていた産婦人科で出産、日曜に入院して月曜の早朝4時27分に産声をあげた。
臍帯が2度も巻いていてすぐに泣かなかった。
宿直だった婦長さんと、通いの助産婦さんが処方を言い合いしていた。 長女は布にくるまれたまま。
(そんなことどっちでもいいから、早く赤ん坊の処置してよ・・)心の中で叫んだ。
助産婦さんが両足を持ち長女を逆さにし足の裏をパンパンとたたいた(思えば古い!) のち酸素吸入をして、やっと泣いた。
その声を聞いた時初めてほっとし、我が子が生まれた大きな喜びに涙したものである。
院長先生が朝一番に部屋に来て、
「おめでとう、いや~参ったわ、かんにんなぁ」と頭をかき笑いながら言われたのを覚えている。
前日(日曜)ゴルフに行った先で食べた牡蠣があたって食中毒をおこし、出産には立ち合ってもらえなかったのだ。
39年前の今日だ。
初めての我が子、長女出産の22日はこんなだった。
生協さんの食品、次女んちへ運び・・
今日結婚9周年を迎えた息子・愛ちゃんちへも運んだ。
思いっきり笑顔のゆいちゃんが出てきた。
「ばぁば!」だったのに、いつの頃からか「ばぁしゃん、ばぁしゃん」と言うようになった。
「ばあしゃん! ばぁしゃん!」
なんと言われようと、かわいい。 ほんま可愛い。
ひろとやなつめは1年生、ようやるなぁ。
保育園生活から、5時間の授業・・その変化に対応している心情や忍耐、すごいなぁ。
ひろとはとっくに自転車に乗っていたが、なつめは最近我が家に自転車に乗って来るようになった。
年少さんのかんたやゆいちゃんも、この所健康体みたいで私の出番はちょっと遠のいている。
孫たちの元気は嬉しいが、自分の身体に対応してくれているようでもあり複雑な心境である。
姪っ子の長男、ちっちも5歳の誕生日を迎えた。 弟こうちゃんは7ヶ月半、早いなぁ。
みんなみんな成長がまぶしくて 嬉しい。
孫たちの笑顔が、私の心に映る。
ゆいちゃんは、ママがお休みするので今日は手があいた。
と思ったら代わりに次女から、「1時になつめは終わり、いきいきも今日は可哀そうなので迎え頼みます」 「はいはい」
さっき「今日は私お休みやわ」と言ったばかり。 夫に「・・・だって」と、苦笑い。
学校の方が自宅まで送ってくれるので、次女宅の玄関先で待つ。 服を着替えて我が家へ連れて帰った。
国語の本読みもスラスラ読めるので、先生からカンペキ!と言われて、今度みんなに読み聞かせるとか言う。
折り紙の時も、なつめはお試しのいきいきで折り方で覚え知っていたので、知らない子がほとんどでお友達に教えてあげたそうだ。
先生から、「友達に親切に教えてあげるのはとてもいいことですよ、先生も助かります」と喜んでくれたと次々と話してくれた。
慣れない小学生活、次女も帰ってあれこれどうやったとか聞くのは控えているらしい。 が、なつめは自分からしゃべってくる。
話は好きなので、保育園でも家のことをあれこれ先生に良く話していたようだ。
まだどれ程も経っていないのに、先生にじぃじがそばを打つとかそんなことまで話しているようだ。
「変なことまで先生に話さんといてね」 次女はもう冷や冷やものである。
私に色々話すことがらも、小学生と言うだけで、急にしっかりとした気がするのは気のせいだろうか。
今日は風が強くて冷たい。 ゆいちゃんは熱も下がって、けろっとしているようだ。
良かった、安心して明日義姉夫婦と日帰りバスツアーに行ける。