先日夙川公園のお花見に連れて行ってもらって感激だった私は、夫に少し気がひけていた。
誰よりも外が好きで、イベント好きな夫が今年は桜をじっくり楽しんでいないからである。
昨日から今朝は1人で桜見に行く・・と決めていた。 7時頃(喜ぶかな~)と夫に声をかけた。
「自転車でさぁ、天保山から八幡屋公園から桜通りに桜を見に行かへん?」
寝ぼけ眼で、マスターズGを見ていた夫は一瞬考えて「やめとく」まあ昨夜は卓球&午前様寸前だったし。
「じゃぁ行ってくるね」本当は1人が自由でいいのだ。
「行くー! 車で行ったらええやん」(自転車の方が何処でも止まれるし、都合がいいねんけど)まいっか。
日本一低い山で有名?な天保山公園、場所取りの人がシートはったり、犬の散歩の人たちくらい。
敷かれたシートの数が、お昼や夜とお花見の賑やかさを想像させる。 今やまさに満開の桜である。
夫とは思い思いの場所で撮る。 時々私のカメラの視野に入り込んで(写せよ)とばかりに立つ。
夫の使うPC夫画像を取り込んでいるの確認してはいないが、私を一枚位撮ってくれたんだろうか。
時計を見ながら、「次行こう」珍しく私の方が先に声をかけた。 動物好きな夫は良く立ち止まる。
飼い主さんにすれば、夫のようにご機嫌で相手してくれたら、そりゃもう嬉しいに決まっている。
中央体育館の裏から、八幡屋公園に行く。 寒い時期と違って、ウォーキングに勤しむ人の数が多い。
犬の散歩や、ベンチで語り合う夫婦、キャッチボールしている青年たち、朝はゆったりのんびり。
少し来ない間に、こんなにあったんや~と思うくらい桜が満開で、少しの風にひらひら落ちはじめている。
いいなぁこんな身近で楽しませてもらえるなんて、実に有難い。 ここでも充分である。
「お~い! はよせい!」 もう車? 今度は夫に大声で呼ばれた。 「電話、なんで出えへんねん」
「持ってくるの忘れたもん」携帯かけても出ない人、家族の中では私が一番有名な人になっている。
ちょっと反省、10時にはみんなして退院する次女と孫を迎えに行かなければいけない!
悠長に写真撮っている場合ではないのだ。
本当言うと1人が気楽なのだが、夫が写真を撮るとブログの更新で夜の時間が過ごせるだろうと、
気をきかして誘うのだが、夫はそんな私の思いなど気づいていないだろうなぁ。
10時病院へ、11時退院。 帝王切開の為、9日の入院となったが、とても気持ちのいい病院だった。
我が家の裏が病院と言うこともあって、朝7時「○○さん、お熱測っておいて下さいね」
病室への看護師さんのアナウンスが聞こえると、(やっぱいいなぁ・・)まだ看護師へ未練があったが、
もう50代を過ぎると(こんなどんくさい人間が、ようこの道目指したな)怖いとさえ感じる。
ただ人さまのお世話をする仕事がしたかった、それだけのことだったのかも知れないと今思う。
初孫ひろとは今日、3歳の誕生日である。 息子が仕事なので、日曜に全員ので誕生会。
お休みをとっているひろとママがその準備もあるので、ひろとは我が家へ来ている。
夫と長女夫婦でひろととなつめを、半袖でいいくらいな暑い中、八幡屋公園で長いこと遊ばせてくれた。
はじめて我が家に帰ったかんたには、静けさが必要だったかも。 住まいが近いと言う事はほんと、有難い。
命名の書は、かんたパパが嬉しそうに書いた。 名付け親、なつめ・・と。
(撮影:セイ君)
夜はひろとママも呼んで、お赤飯を炊いて息子抜きだがカンタのお七夜のお祝いとひろとの誕生日に乾杯!
カンタは良く寝てくれる、ひろととなつめが騒いでいても。 二人目退院したばかりと言うものの、
母親さえ余裕の感あり、最初の子よりは二人目は、その分違うだろう、男の子なので好都合。
これは、一姫二太郎の所以のひとつでもあるのかも知れない。
早朝の桜見物に始まり、退院やお七夜まで長~い一日だったような気がする。 暑くても青空の今日退院で良かった。