日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 孫にまで・・ *

2013年10月31日 | 雑感

 


咳込んだらちょっと止まらなくなるわたし。

「ばぁば大丈夫? 心配やわ 死なんといてよ」
顔を曇らせて言う。
「大丈夫やで、これくらいで死なへんし」

咳込むたびに言うなつめとは、おばちゃんの会話。
「ばぁば恐いわ 死なんといてよ」

またまた咳込んだ。
「ばぁば、ちゃんとうがいしてる? もう~、恐いわ」

月の初め頃から咳が出だして・・未だに治らない。  まるで喘息にでもなったかのように。
今までは市販のお薬や、高い目のアンプルで治っていたのに今回は違う。 

やたら心配を口にするなつめの、なんでか・・心配の原因は・・・(ハハ~)と思ったらやっぱり。

次女曰く、最近ちょっとドキッとさせる、西田敏行さんのCM

肺炎は日本人の死因第三位、亡くなる方の95%以上が65歳以上です

夫は64歳、私も12月には同じ歳になる。
心配でたまらないのだろう。

子どもには少しでも心配をかけないように・・と思うが、もう孫にまで心配させている。


* 居残り? *

2013年10月24日 | 雑感


朝 まだ外は薄暗かったが 
用事があったので  自転車を走らせた
気温は低目 ブレザー着こんでいる

一年生のなつめが通う 小学校の前を通るとき
お世話になっているので ペタルをこぎながら 心持ち頭を下げて通った

あれ? 校門の中から・・

あ! コオロギやん!
 
鳴いてるよ  
  コロコロコロコロコロ  

ひとり(敢えて)だね  うん 間違いない 
だって ハモってないもの

虫の音 あまり聞こえなくなったね と思っていたら
ふふふ
まるで 居残りさんみたいやね 

コオロギさん
はよう おかえり
おかあさん 心配してはるよ   


* もしかして・・ *

2013年10月23日 | 雑感


ん? 大丈夫かなぁ 

さっきは音してたけど

ん? もしかして まさか  まさか・・ 

もしかして だったら・・?  警察に聞かれるわ時間 こまごまと

「奥さん ご主人 が入ったのは? 何回音を聞きましたか? で その時間は?」 などと 

入ったのが6時10分前  娘から電話があったのが6時半 「アウトレットに寄って帰るから先に食べといてな」

その後 「おねえぶ(長女の愛称)は?」と言った夫の声が お風呂場から響いた。

「背中流して」って言われたら見ている番組あるし 「もう帰るって」と 嘘ついた。

それにしても・・長いこと音がしない  まさか・・( 見に行けばいいのに) 

 もしかしてだけど~ もしかしてだけど~ 溺れていないか見に行かないと 後で後悔するんじゃないのぉ~

なんか最近耳につくCMの
フレーズが・・・~

でも私今夜 ”1番ソングSHOW あなたが選ぶ! 感動の泣き歌き名曲総選挙” 主がいないので悠々見てたし。
あ・・これいい! うるうるしながら見てたし。
 
だって夫は歌番組と言うと、たまに遭遇し思わず私が懐かしくて口ずさむと即座にチャンネルを替える
歌番組なんて、まぁまともに見無い人である。
だから歌番組の時は気をつかって、小さめな声で歌っているのに。
だからと言って、自分がお気に入りの歌は鼻歌まじりで歌うくせにぃ。

娘から二度めの電話があったのは7時20分 「今から高速に乗るわ」 ん? ならば8時頃やね着くのは。
最近珍しく、録画したミステリーとか時々見たりするので 、何かと言うと時間を見る癖が~

それにしても・・気にしつつも まいっか まぁこの間も2時間ゆうに(お風呂だけに)入っていたことあったしね。
食事を待ちくたびれて 「はよう出てよ もうおなかすいたし」 なんて ちょっときつめに言ったら
「馬鹿じゃのう! 出てくれ言うたらええやんか」 逆切れされた   
なんで私が怒られなあかんのん 

8時10分前 水の音がバシャバシャ聞こえて、間もなく待たせたなぁとも言わず平然とあがってきた。
それにしても長いお風呂である。   
気温が下がってきたから 腰がキーンとすると言う。 だからゆっくり入って温まったほうがいい。
だから最近はぬるいめの腰湯で長い、おまけに夫にはお風呂はゆっくり読める格好の読書の場なのだ。 

まいっか 読書の秋だもんね。  
ごみ箱を見たら、読み終えたのは北方謙三さんの本だった。
いえね、本がきれいならまた誰かに・・ とか出来るけれど、 
何しろ居眠り 時々水没 
本人はもとより 本もふやけて出てくるのだ 

(あ~溺れてなくて良かったわ)と思いつつ、 
見にも行かず冷たい妻やわ私、今夜は仕方ないやん!  
あかんあかん、そんなことではあかんよ。
な~んて反省している、今日の私である

ちなみに、一番泣ける歌・・第1位は「千の風になって」だった。  やっぱりこれはね、そう。 
身内や親しい方が千の風になっていつも包み見守ってくれていると思えるようになったし、泣けてくるもの。


* スッキリ! *

2013年10月02日 | 雑感


もう10年も前だろうか、人生の大先輩から聞いた。  そして、書きとめておいた。 はず・・

「老いないための、かきくけこ」

か・・感動  き・・   く・・工夫  け・・健康  こ・・恋

・・がどうしても、思いだせなかった。  思い出せないのって気持ち悪い。  なんだったかなぁ・・き・・き・・き・・
スクラップ類の整理をしていたら・・なんと~! (あった~!) 書いてあった紙が出てきた~!

き・・興味 

そっか、興味だったんだあ~これでスッキリ! 

 「老いないためのかきくけこ」

そう言って教えてさとして下さった大先輩は、昨年旅立たれた。  
息子さんと、新潟のお里のお墓参りを終えたその翌日に。  
まさに、かきくけこを常とした生活を送っておられて、語らずともその処し方は大きな説得力であった。

その方の姿と何処か似ている田舎の母が、私の中で何度も重なっていた。
未だ63の私に「人間、一生が努力じゃよ、がんばろうで!」と励ます母、それはいつもいつも。
完璧に出来あがった人間なんていない。 
日々の生活の中で、事あるごとに自らを顧み反省しながら、思いやりの気持ちを持ちながら心を寄せ暮らしてゆく。

感動も、興味も、工夫も、健康にも心している。   もうこんな年だからと惰性に生きてはいないと、そう思っている。
敬老の日の電話で、「できることなら、死ぬまで自分の足で歩きたいね」そう言っていた。
それは少しでも、まわりのものに迷惑をかけまいとする母の精いっぱいの、健康への新たな決心だったと思う。

こ・・恋
母は、内孫夫婦4人、ひ孫4人に恋していると思う、おそらく。  
6月、一日違いの兄の誕生日と、卆寿を迎えた母を祝う、子、孫、ひ孫総勢11名で、出雲大社へお参りを兼ね一泊の旅をした。
みんなで行動をするときは、兄が用意した車いすを孫たちやひ孫が代わる代わる笑顔で押してくれると言う。
そんなことに涙が出るほど嬉しくて幸せでいっぱいで有難いと、感謝の言葉をどれほど口にしたことだろう。

遅くはない、そんな母の生き方を私ももっとちゃんと真似しなければいけない。
「老いない為のかきくけこ」 努力・・一生が努力。


* 月の初め *

2013年10月01日 | 雑感


寝室のカレンダーをめくった。

残り3枚で今年が終わる。
10月は真っ赤な紅葉の中の鉄橋の写真だった。   
何処かに行きたい、行かなければ・・行こう・・そんな思いは緩んでいるが、
こうしてまた鮮やかな秋色の写真を見ると、気持ちがちょっと動いただろうか。
さぁ、10月はコスモスかな? 秋のバラ? それとも・・ 

それにしても秋は釣瓶落とし・・暮れゆく日のなんと早きこと。