日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* おすそ分けにかぼちゃを頂いて・・ *

2018年04月19日 | 絵 他




 昨日午後、近くに住む友人から電話があった。

  「おられますか? でかけるついでにちょっと寄りますね」  

 徳島の田舎のご兄弟から、かぼちゃとニンジンを送ってきたのでかぼちゃ半分食べてと。

 一年半前に、ご主人さまが亡くなられた。
 手術後「手術うまくいきましたから、一週間で退院できますよ」と言われたのに、二日後亡くなられた。
 ショックが大きかったけれど、息子さんが一緒に住んでおられたから、なんとか寂しさから立ち直られた。

 徳島から新米を送って来たからとか、玉ねぎだったり、さぬきうどんをとか、あちこち配っていると思う。
 「美味しいうちに食べて下さい、おすそ分けです」新米まで下さる。 お米なんか腐らない、毎日食べるものなのに。
 人を大切にされる方だから、お身内とのお付き合いもやりとりも上手にされておられるのだろう。

 日本人は昔からへりくだって「つまらないものですが」と手土産の菓子折りなどを手渡したりするが、つまらないものを
と渡すことほど失礼な事はないだろう。 「美味しいんですよ」と言われてもらう方がなんか嬉しい。
 おすそ分けって、なんて心地よく嬉しい言葉であろう。 
 そんな言葉で、いつも気にかけて下さることが感謝。 気をつかうのではなく、心を使うその方の厚意。  


 今日は夫はお休み、午前、また夕方も病院へ結果とか聞きに行った。

 お昼ご飯を食べた後、「かぼちゃ描けぃ」 筍の絵を「ええやん」と褒めてくれたから、ちょっと気を良くして「はい」と
返事して描く静かな午後だった。

 「かぼちゃが、もひとつやなぁ」「半分の小ぶりのかぼちゃはむつかしいわ」
 「まぁな、今晩かぼちゃ美味しゅうに炊いてみ」


* 筍を頂いて・・ *

2018年04月16日 | 絵 他




 夫には友達が何人もいる。 いざとなったら走ってきてくれる友、いい友達が。
 ずばっとものを言う所があって、冷や冷やする時もあるが、うまいことその場を取り繕う人よりもすごいと思っている。
 本当に、相手を思うからこその飾らない夫のやさしさだと思っている。

 そのお陰で、海の幸山の幸・・何かと頂くことが多い。 
 もし、夫が後に残っても生活するには(あまり家事出来ない君なので、娘たちに迷惑をかけるのが)困るが、友達には
恵まれているのでその点はとても安心している。

 今年10月で夫婦は、45周年を迎える。
 身内のやりとりに加え友達とのお付き合いは、人生を楽しく有意義なものにしてもらっている。
 何よりも、夫のお陰で感謝である。 

 今朝、ちょうど夫が出かける前に、ゴルフ仲間から電話あり。 
 「筍持って行きます、3分後に」
 ちょうど夫を見送るところだったので、出たら車が。 奈良へ掘りに行ったそうだ。 

 一昨日夫と買い物に行ったとき、和歌山産と書いて筍が出ていたので「買おうよ」「いや」首を横に振った夫。

 今年はまだ、買って茹でたことがない。
  米ぬかまで添えてくれていた。 3日前にも、りくろーさんのケーキ頂いたところである。

 敬意を表して久しぶりに描いてみた。 色鉛筆画。 
 気が付いたら2時間経っていた。 忙しい月曜なのに。 今、米ぬかに赤トウガラシを入れて茹でている。

 さて、今夜は好きな土佐煮にしようかな、鉢植えの木の芽も今年もいっぱい葉をつけているし。


 * 筆ペン同好会 *

2013年11月13日 | 絵 他

新聞のチラシに入っていた、
近隣センターで筆ペン同好会。  年賀状を書く時期になり、楷書が大の苦手な私は(一度ちゃんと習ってみようか)と早々申し込んだ。
その後足を捻挫したものだから行けるかなと思っていたが、大分良くなったので参加した。

誰か知っている人いるかも、的中! 2人の息子さんが長女と長男の同級生だったお母さんがおられた。 
私は人見知りな方なので(ほんと)、内心ほっとした。
すでに何年かなさっておられていて、11人?中初心者は3人ほど?  男性は1人黙々とされていた。
2時間下を向きっぱなしで、首がかなり痛い。  
しかし、もう一度勉強とか味わってみたいと、習うことに憧れもあったので、楽しい時間だった。
それがせっかちな私、出かける前に老眼鏡を手にしたのに、おトイレに行ったら入れるのをちゃんと忘れてしまい困った。 
筆ペンとボールペンの両方。 文字がはっきり見えないので、困った困った。

その知っていたお母さんが、「午後はプラス500円ではがき絵をやっているのよ、如何?」と誘ってくれた。
「わ~やりたい」 早速、先生に頼んでくれたので、お昼を食べに帰ってUターン。  老眼鏡も忘れずに。
絵手紙は今年二度ほど習ったが、自分の好きな画風でなかったので、自分では断れず、誘ってくれた友人が断りを入れてくれたのだった。

筆ペンの、はがき絵。 年賀状絵を書いた。  う~ん、これもイマイチかも知れないが、午前午後と一日できるし、習ってみようか。
習う以外に学ぶこともあるのかも知れない。 出逢いは必然・・私の生きるテーマからするときっと。

 

           一日一回、幸せめくり (十三日 )    西野未来さん


今しか出来ない事がある  今しか言えない事がある    大切な時間  一期一会


* 絵手紙教室 

2013年03月08日 | 絵 他

絵手紙の基本は、線引の練習から・・と、そう教わったにも関わらず、一度も練習することなく2回目の日を迎えた。

書くものはそれぞれ自由、花でも野菜でも人形や物、今日はなんでもいいそうだ。
出かける前に菜の花をわざわざ買いに行き、持参した。 1本150円(高い!) 3本買った。  

なんでもそうだが同じやるのなら、喜んでやらないとって思いながらも、戸惑う気持ちは隠せない。
初めての時見学方々と行ったが、道具を持参していたので書来なさいと言われるままに先生の筆をお借りして書いた。
今日、私を誘ってくれた友人がまた新しい方を誘って来られていた。 
ご年配のその方は私の隣に座られた。 何年も俳画をやっておられ、展覧会にも出しているとのこと。
半紙と菜の花をお貸しした。  基本の線引や花を見ながら、筆の上部分を持って書く・・そのことには抵抗があるようだ。
俳画とは書き方が全く違う。  「これはどうも・・全然違うわ」と何度となく言われた。 
「俳画とは違いますものね、分かりますよ」と小声で言った。
私も前回、私にはちょっと無理かなと思ったし、気持ち分かるのでその方にはやりましょうよとは言えない。

私も本当の所自分が書きたいと思っている絵とは違うので、迷っているのだ。 
これは絵手紙、下手が一番それが味なんて。  その方は途中で、「やはり私には向きませんので帰ります」と帰られた。 
羨ましい・・私には断る勇気がない。  

道であった友人に声をかけられるままに、絵手紙ってどんなもんだろうか、知ってもいいかなと行ってみた。
月に一度だから、まいっか・・とも思う・・が。
今日先生から筆も2本買ったし、絵手紙のなんたるかもまだ理解してもいないのに偉そうなこと言えないけれど、続ける自信が無い。  
誘ってくれた友人の手前、1年ほどはやってみようか。  描くと言う行動にだけ心地よい風が自分に吹いたような気がしたのだけど。
俳画は以前申し込んであったが、子守りとかを言い訳に思うように心の余裕がなく手をつけていなかった。
まだ指導猶予期間なので、始めた所なのだ。  これが私のやりたい描きたい絵なのである。

終わりになって全員の絵を並べた。 皆さんで絵を囲んで1枚1枚先生が良い所と直す所を批評された。
書く前にこう言う風に書くのですよとはあまり言わず、書いた後配置や文字や色付けや言葉とか色々注意される。
そうか、そうするんだ・・書いたものを見て教えられる方が分かり易いかも知れない。
私が悩むのは、絵はともかく文字も筆の一番上を持って描く、自分の字でないそれに抵抗があるのだ。

終わったので持って帰ろうとしたら、「駄目駄目!」と先生に止められた。
この近くの郵便局から頼まれて、コーナーへ皆さんのを貼るらしいのだ。 「え~大先輩と初心者と一緒にですか?」
そうなったらちょっと頑張らねば・・えい! 風まかせ!

載せるにはお粗末だけど・・


* 初めての絵手紙教室で *

2013年02月08日 | 絵 他

5時過ぎに起きて、暗い窓の外を見た。 (あっ!)予報通りちらちらと雪が舞っているではないか。  
寒いと言うより、(雪景色の写真が撮れるかも) そんな期待が先に走った。

起きて来た孫たちも、小躍りして喜んだ。 保育園へ行く自転車には雪が少し積もっている。
車のフロントガラスに積もった雪を集めて大喜び、キャーキャー言いながら、「ばぁば、いってきます!」
子供は風の子とは良く言ったものだ。 寒いから行くの嫌だ・・とも言わず、当たり前のようにご機嫌で行った。

こんな寒い日になったが、夫は仕事が終わったらフルーツフラワーパークで温泉プチ旅行でお泊り。
私もお誘いを受けたが、夜はみんなで麻雀だし、それに予定があったのでパス。 
それと言うのも、先月ばったり道で会った友人が通う絵手紙教室に半強制で誘われているのが今日なのだ。 

1時、昨日電話で教えてくれた道具を持参で、近隣センターへ。 
先生はまだだったが、すでに殆どの方が来ておられたので、「はじめまして・・です、よろしくお願いします」と挨拶をした。
先生と、生徒は12名。 私より若いと思われる人3名、あとは私より上、そして70以上と思われる方が8名? 
友人の横に席をおいて、用意をする。  初めてなので緊張する。

墨をすって最初、半紙に10㎝を1分で線を描く、縦線、横線、渦巻き、そして名前、漢字とひらかなで。
筆の一番上を持って、筆先をまっすぐ立てて描くのだ。 これが、描く前に手をならすための基本動作みたいだ。
皆さんの今日の絵は、”柊にいわしの頭を刺して” 節分の絵。

先生は私に、「今日は見学ですよね、初めてだしこれを描いてみて、あなたの好きなように」 筆は先生のをお借りした。
バナナが1本、1本とれた茎がついた。
友人がこそこそっと「みくさんは描けるでしょ、柊描かせてもらったら?」
「いえいえ・・そんな偉そうなことできない。 新参者よ、先生の言われるようにしないと」
「そうですか、そうですね」

と言うのも、皆さんが自分の席の後ろにコートを置いていたので、私も友人のそばに置いたら、席をたった婦人が
「こんな所へ置いたら邪魔です」即座に言って来たのだ。 
(きたきた! 思った通りやわ)
どこでもこう言う人が1人はいるものだ、そしてこう言う人はたいていその場の中心になっているはず。

お水を汲みに行った時、小さな声で友人が言った。
「あんな言い方しなくていいのにね。 親切に教えてあげればいいのに。 あの人はお金持ちみたいで先生に一番近づいている人」
「なるほどね」 70も半ばをように過ぎた婦人、そう言えば指輪やネックレス、身なりもきらびやかだ。

来るなり洗礼を受けた訳だ。
分かる人は分かっている。 こう言う人には逆らうとややこしいから、きっと皆さん上手に合わせておられるのだろう。

何も分からないのに即、描いて下さいと先生。 (え~そんな~)  どこからどうやって描いたら良いか分からない。
聞く勇気も無いし。  言われるままに、とにかく描いた。  それを見て色々と注意しながら、教えてくれた。
同じバナナをまた描いて下さいと言われた。
「良く私の言う事守って描いたわね。 初めてにしては上出来、おせじじゃなく。 ほら皆さん見て」
「わ~」とか、「絵心あるね」 「私なんか3年やっているのにぐじゃぐじゃやのに」とか年配の方が言われた。
恥ずかしくてありがとうございますも小さな声で、頭を下げて身を縮めた。
(先生、そんなこと言わないでください・・始めて来てそんなこと言われたら、あのおばさまなんか、きっと面白くないはずですよ) 

最初友人に会ったとき、「私の好きな絵風と違ったらやめてもいい?」と言ったら、「みくさんは合わせる人です」
正直絵はいいにしても、文字まで筆の一番上を持って描くなんて、どんな文字がいいのか皆無。 先生は何も言わない。
描いた後、風は好きと7だけ言われた。  絵を見てあちこち注意、そっかそうやって治して行って下さるのか。

う・・ん・・絵手紙よりも、葉書絵の方がいいと思うけど、月に一度だから描いてもいいかなぁ。 
まぁ・・続けてみようか。  やはり私がやりたいのは水彩画か、水墨画。  でもこれは、先の夢としよう。
葉書に手軽に描ける気安さを楽しもう、とりあえず。  





帰りに神戸のミントさんのお店に寄った。 お忙しそうなので挨拶だけで帰る事に。
夫がフラワーパークに泊まる事、私も明日養澤寺のそば道場へ誘われているので三田で待ち合わせることを話した。
外まで出てきて「近いから車が通れるか朝の道路の様子電話してあげますから」と親切に言って下さった。  
朝は雪の中を歩いて来られたらしい。
さっきの教室の後である、雪が舞ってきた帰り道、親切さがよけいに温かく感じられた。

次女は保育園で仕事の後、役員会に出席、孫たちは園で見てくれる。
発表会の打ち合わせや、卒園式のときの先生へのお礼に何をしようとかの話しあい。

婿展君もインフル解禁、会社に出たので今日から家へ帰り、久しぶりに料理を作ってあげようと朝意気込んでいたのに。
夫は泊まりなので私1人だし・・と思っていたが、急いでご飯を炊いて料理した。
「助かったわ・・」 持って帰らそうと思っていたが、展君も帰り寄ってもらって食べて帰った。

「ばぁばお世話になりました」 4人がいっぱいのお泊り荷物を持って帰って行った。
1人だ・・今夜は花金、夜は楽しく過ごすぞ!
はぁ~やれやれ・・展君も元気になって良った。 まだ誰にもうつってないし。 どうかこのままで!

片付け半分ちょっとだけ・・と子供一家が引き揚げたこと、初めての絵手紙教室の緊張でこたつで横になったら寝てしまった。
AM3時、サーモスタットのホットカーペットが、冷たくなって起こしてくれた。
こんな時間もうネットは・・やめた!  お布団で本寝。  なんとももったいない夜を過ごしてしまった。

夫がたまにいない夜、こんな夜は片付けて美味しいものなんか食べよう、そしてずーーっと起きて楽しむぞ! 
決まって、嬉しくって意気込むのだが・・
今までそう言いつつ、9割がた寝てしまっている。  本当にもったいない夜だった。 
夜行観覧車も見逃した!!  

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【海遊館の生き物たち】

「悠々なはずの夜だったのにね、お気の毒さま。 俺たちは悠々さ」