日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 神無月の終わり *

2012年10月31日 | 雑感

早い、本当に早い。
今年もあと2ヶ月だなんて。 あと2ヶ月で「明けまして・・」って言うのだ。
どうしよ。



今月、どうだったかな。  なんだか本当にあっと言う間。
姉の退院、運動会ふたつ、釣り、ゆいちゃん熱、かんた熱、神戸の夫人のお見舞い、夫の腰痛、私の五十肩、なんだかんだと家事情で
いつの間にか今月を終えようとしている。 



芸術の秋・・なんて言ったけど、密やかにやろうと思った事に、全く手がつけられなかった。
まぁでもいいや、家族の為人の為になんらかの役に立つことが出来たのだから。  

段々と自分がやろうと描いて来たことから、遠のいて行くような気がする。  しかしもうそれでも充分幸せなな気がして来た。
母親の時代、自分の楽しみはいつも後回しだったように。  子育てが、生きがいで楽しみだったように。



お昼から商品を取りに帰った夫が、会社へ行く時にうつぼ公園に落としてくれた。 
そう言えばバラを撮っていない、今年は。  自転車を積んで行った、帰りは長女宅の郵便物を見に寄ろうと。



10月のバラはなぜか、春のみずみずしさとは違っているように見えた。  私は春のバラが好き。
この場所の花たち、暑かった夏の疲れを感じさせる。
  
少し早く終わったからと、1時間後夫が拾ってくれた。  自転車も消費カロリーを期待して、それはそれで良かったんだけど。

そしてその後には、大阪港の夕日をプレゼントしてくれた。  もちろん夫の好きな場所、まるで自分の庭のような。
雲にかかって今ひとつだったが10月のバラと夕日は、今月の私へのご褒美なんだと勝手に思った。



11月も行事あり、色々とある。 そして右手負傷の神戸の夫人のお見舞いが加わる。
しかし人の為に動ける、こんな幸せなことはない。 

ウッドデッキの右方向には釣り人がいっぱいいた。 夫が釣果は・・と覗いたが、誰も何も釣れてなかったらしい。
でもこの場所に来れば誰かいる。 話が出来る。 この場は今や、おじさまたちのそんな場でもある。
それがいい、それでいいんだと夫が言った。  お互いにあるいっぱいの時間を、みんな知っているから。

今月も訪問、コメントを欠いてしまっている怠慢、皆さまごめんなさい。  来月こそは・・・


* 満ち満ちて満ちたらざるは・・ *

2012年10月30日 | 雑感


2ヶ月に一度ある熟年の学びの場にお誘いいただいて、近所の友人と行くのが慣例となった。 
ジャカランダの花の賞をいただいた写真を欲しいと言われ、玄関に飾ってくれている友人である。
鶴見の区民センターだったので帰りに鶴見緑地公園へ行こうよと言い、写真の撮り方教えてよと言われていた。
教えると言ってもコンデジなので操作も何も、今は子供でも写せる。 シーンに合わせて押せばいいのだから。
友人は何処を切りとったらいいか分からないと言う。 誘ってくれた人も行きたいと言われたので3人で帰りに行くことになっていた。

が、友人は風邪をひいているようで今日はやめると言われ、急きょ中止になった。  残念だった。
私の中には、緑地公園の風車の丘いっぱいに咲いているであろうコスモスやサルビア、10月のバラ園、すでに想像し、どう言うコースで
案内しようか、お昼は何食べようかまで考えていたからである。   彼女が70歳以上地下鉄無料のカードを持っていてびっくり。 

6人の方が体験を発表された。
親の事、子供が進路を選ぶ時の事、給料の頂き方お金に対する間違った思い、自分が病んで気づいた母親の愛情の深さ、お嫁さんの入院で少し
知恵遅れの3歳のお孫さんをあずかるこおtになった自分の孫に対する誤った思い、30を過ぎても結婚しなかった長女さんへの葛藤としなかったその訳。 
熟年とあってみなさんそれぞれに、あるある・・と気づかされたりで、皆さんの話はホールいっぱいの人々の涙を誘った。
感動の最後に全員で”上を向いて歩こう”と、”いつでも夢を”を起立して歌った。  吉永小百合さんになったつもりで歌い、気持ちが良かった。 
きっとそれぞれに反省の思いを持ちながら、帰路に着かれたに違いない。  

写真は中止になったので、お休みの次女と電車で買い物に出た。  来月、私とちょうど1ヶ月違いの愛ちゃんの誕生日プレゼントを買う為に。
食事をして久しぶりの2人の買い物、普段の近所での買い物はあるが、こう言う買い物の場には大抵長女も一緒なので珍しい。  
こんな買い物の時、娘がいてくれて有難いなぁと思う。  愛ちゃんを想像しながら2人とも買った。

帰りに食料品の買い物をした。  衣類を買う時は少し優雅で楽しい気分になるが、食料品となったら気分は普段のおばちゃんに一気にもどる。
「安いわ~お大根、玉ねぎも欲しい!」 あれもこれも・・と思うが「重いよね~」 おまけに電車である。 お大根も玉ねぎも断念。  
レジ袋のまま電車に乗る訳にも行かず、100均で丈夫で手頃な袋を買って入れた。 
「いつもひーちゃんがいて、電車で来ること無いもんね、荷物持つこと無いし、重いものでも何でもいっぱい買えるし、改めて本当に感謝するね」
2人で何度も有難いねと話した。  頑張って料理してるかな。 
特に方向音痴の2人が電車でなんてありえない。 乗り換えとなったら、前か後ろかどっちへ乗ったら・・と考える。 それも楽しいが。
4時を過ぎていたので次女は駅から、そのまま保育所へ向かった。  朝から18000歩ほど、449キロカロリーの消費だった。  

夫の帰りを待ちながら、今日の感動の話を思い出した。  自分に至らぬ所(思いを変えなきゃ・・・私 )
反省が出来るので楽しみになったが、それにしても2ヶ月に1度なのに、来るのが早い、早い。

今日は満月だ。 三脚を持って屋上へ上がった。  もう少しで雲に隠れそうだ。  コンデジでも充分に撮れた。
まんまるで煌々と光を放つ月を見ながら、足りない心や足りない感謝を反省しながら”満ち満ちて満ちたらざるは汝なり・・” 自分に言い聞かせた。
続いて母の言葉が聞こえたような気がした。 
「人間一生が勉強、一生が努力、頑張ろうで!」 うん、がんばるよ~、お母さん。 

月に見えるうさぎを解明したとTVで何気に聞いたが、うさぎがお餅をついている・・幼き頃からのそれ、私は月うさぎはそのままでいい。
会場に活けてあったパンパス、月にススキに見えるかな。


* 朝ウォーク *

2012年10月29日 | 健康

「お姉さん、食べるんだったら採っていいよ」
会社の入り口を出ようとする乗用車から顔を出して、偉いさん風な顔立ち格好な人が声をかけた。 
(お姉さん? あれ? たいていおばちゃんって言うけど? うまいなぁこの人、うん・・でも悪くない)
以前に撮ったが紅く熟れていてざっくり割れているのがあって、写真に撮っていたのだ。 それがぶれて・・没! まさか? 手元がくるった? お姉さん。
「はい、ありがとうございます」 歩き始めでなければ、もらって帰ったに違いない。

ひろとやゆいちゃんを送り迎えする、浜通り。 日はすでに登っていた。
ドームも見えるが、反対側からアーチを通して見る景色が好きなんだけど。



早朝から船が行き交う。  動いている川。

ここは砂利や砂が運ばれてくる。 
小学校5年のとき、事故で肩を痛めた父は、知りあいの船に乗ることになった。 当時、運んでいたのはコークスとか。
北九州から、玉島、尼崎、大阪等で、昔は今の八幡屋公園の向こうの岸壁へ船が着いたので、何度か長女を背負って会いに行ったものである。
我が家へも来てくれた。 姉妹の中で私が一番父に会う事が出来、得をしたと思う。  
そんな海の男、父が海で亡くなったなんて、還暦を迎える2年前に。  このような風景の中に、やさしかった父の姿が浮かぶ時がある。

そんなこともあって、私はこの場所の風景が好きなのかも知れない。  私にとっての父は”世界一”好きな人だったから。

あちこちに季節を感じながら帰る、楽しき朝ウォーク。

咳や鼻水は残っているものの、やっと熱も下がり安定したかんたは、1週間ぶりに保育園へ行った。
見せがてら帰りに我が家へ寄った。 なつめが食べて帰ると言うので、急きょ献立変更うどんすきにした。  
夫は夫で車の帰りひろとに電話をして3人を連れて業務用スーパーへアイスを買いに行ったそうだ。 たまにひろとを誘って買いに行く。
ひろとは「じぃじと2人で行きたかったなぁ」と言ったらしい。 
元気がありあまって常に動きまわるゆいちゃん、昨日は七五三の写真前撮りにアリスへ行ったが、「じっとして写真撮ったよ」だって。 
ゆいちゃんがねぇ・・やっぱり女の子、きれいな着物や洋服を着たおすましポーズが目に浮かぶ。


* 秋は何処にも同じように・・ *

2012年10月27日 | 雑感

神戸へ向かう車中から、とにかくシャッターを押すクセ。
西宮ヨットハーバーあたり・・
ズーム・・

街路樹も秋の色に染まりつつある。

昨年大石のスシローに行った後、夫人が震災前に住んでいたあたりを車で走った。
夫は食後、港の方へ行ったり、あまり出かけたことの無いであろう夫人の為に、良くドライブする、懐かしいであろう場所を。
その途中で見つけたお店。 夫人はその時買ったお菓子が良かったのか、何度か行って見たいと言い探していると気には分からなかった。
ネットで調べてきたので行った。 

私ら世代の方は、覚えがあるだろうと思う。 「クリームパピロの神戸コランバス」 家内工業でやっておられるのだろう。 中にそれらしい機械があった。
ご主人はもう80近いのだろうか、鹿児島からの注文で1000個送った所ですと言われた。 
大阪から来たと言うと、たいそう喜ばれた。 いくつも買ったので、おまけしてくれた。  昔懐かしい、ほどよいやさしい甘さのクリームパピロ。
夫人の願いが叶ってとても嬉しそうだ。 

その後、回転寿司へ行った。 手の状態、痛さに死にたいと漏らす。 1人暮らしではどうにもやるせない。
固定すると言われたらしいが、何も用事が出来ないので断ったらしい。 手首なので使えないのは、1人暮らしではどうにも出来なくなる。
かと言って、週一のヘルパーさんを増やしたら・・と言っても、しないと言う。  
(週一でも覗きにこなあかんなぁ、治るまでは) 話を聞きながら思った。
暗くなりそうなので「けど、有難いですね、食欲は全く衰えてないから」と言うと、大笑いした。 笑顔になるとほっとする。

食べ終えて家に送るときには5時を過ぎたばかりなのに、もう暗い。
猛暑から解放された安堵は束の間で、秋の日は・・もう暗くなって、それは1人暮らしの夫人の寂しさや不安をかきたてているに違いない。

夫は車、私は部屋へ送りしばらく話をした、すぐに帰るのは気がひけて。 
死にたい等と言われたので、赤い花を持ってきたが良かった。  部屋が少しでも明るくなった。



時間を気にしながら娘夫婦が車がいるのでと、申し訳ない嘘を言って帰り支度、別れを告げHAT神戸シネマへ行った。 

昨夜何を見ようか・・ツナグ・終の信託・アルゴ・シャドウ・チェイサー・等と候補はあがった。  
「これやったらあんたも内容的に退屈せんやろう、いや寝るかなぁ」と言いつつ、夫が唯一候補に挙げた”シャドウ・チェイサー”に決めていた。
眠るどころか、ドキドキ引き込まれ緊迫感いっぱい、カーチェイス、寝るどころか「わ!」声まであげてしまった私。 でも穴場ここは、10人ほど。
気楽に観賞できる。 

「は~・・一睡もしなかったけど疲れた~。 そうそう今夜の月は十三夜よ」 映画を観終わって帰り道。  
「姉も退院したし、かんたも今週お休みしたけどもう大丈夫だろうし、夫人を見舞えるからほんとうまいこと出来てるわ」 「うん」 頼むって感じ。
さぁ、来週は何作って行ってあげよう。 


* 遅し・・夕日 *

2012年10月26日 | 風景・お出かけ

次女が保育園帰りにあずかっていたかんたを連れて帰ったので、5時5分前(間にあうかな・・、いやもうあかんなぁ)と思いながらダッシュ。
5時11分が日の入り、間にあう訳が無いのに。

今夕日は観覧車にかかる・・飲ん兵衛タイヤーさんのお勧めだが、もう落ちた。 遅し・・
それでも360度パノラマな夕景は、心を広げてもらえるから嬉しい。

 反対側は・・こんな風。

 雲の広がりがきれいだった。

 明日は十三夜。