
今日25日は、義父の月命日である。 他界されたのは、三人目次女が生まれてちょうど一ヶ月と一日だった。
長女が生まれたのは七月二十二日、長男と次女は七月二十四日、次女が生まれた時実家の母は足が悪いと言う事で
生まれてから義母がお世話に来て下さった。
生まれる時は実家でが当たり前のようだが、「旦那さんのお母さんに見てもらったら本物だよ」と目上の方に言われたことがある。
まず義母と寝食を共にするなど、絶対にないと思っていた。 実家の母は早く普通の生活に戻る様に、結構厳しかった。
義母に気を使い母乳が出なかったらとか、夜泣きしたらどうしようとかあれこれ気を使ったが、次女はなんのことなかった。
昼間は飲んでは寝て、夜も九時頃から朝の五時頃まで寝てくれて手がかからなかった。
義母は「喜三次な子やのぅ、親孝行のええ子や」と喜んで毎日褒めてくれた。
最初の二人が退院した時は、お盆が近いので実家の母は退院後一週間で広島へ帰って行ったが、義母は床上げまでいてくれた。
後で思えば、義母の方が気を使い三週間もいてくれて、充分に3人の子育てができる身体に回復していた。
義母は亡くなったが、三週間義母と過ごした思い出は、嬉しく誇らしい宝物のような気がする。
入院していた義父が退院し元気に田舎で釣りをしたりしていたそうだが、大阪へ来て病院へ見舞ってくれた。
市内にいる娘さんや孫に会って天神祭りに行ったり、夫と日生球場へ行ったり一番暑い大阪の夏を過ごしたのだった。
ちょっと疲れたからと、義母よりも先に因島に帰って行かれた。 間もなく入院された。
次女が生まれて二ヶ月の次の日、入院先の病院で帰らぬ人となった。
大阪で過ごした日々、義父は最後の力を降りしぼって娘や息子に孫たちに会いに来てくれた気がする
そんな義父は三々九度のお神酒にも口をつけなかったと言う位、下戸、奈良漬けも駄目な人だった。
その代わり神戸に住んでいたこともあり、珈琲をこよなく愛しおしゃれな人だった。 結婚してすぐの父の日には、
珈琲ミルをプレゼントしたら、とても嬉しそうだった。
義父が亡くなった翌月から、二十五日の朝には珈琲を義父の分も必ず入れお供えしている。
「お義父さん、珈琲いれましょうか」と聞かずに。 義父はフレッシュもお砂糖も入れるので、そうしている。
夫がおやじの月命日と言うことはないから「今日はお父さんの月命日ですよ」
そう言って、飲みながら、時に義父の思い出を語ったりする。
毎月、二十五日の朝は・・珈琲三つ。

昨夜の女子カーリングの応援には熱が入った。 娘たちも最後まで見たと言うからすごいものである。 瞬間視聴率40%以上。
「そだね~」を聞いてから、その言葉が耳から離れない。 なんて可愛い、なんて心地よい。
彼女たちはどんな状況下でも、笑顔で始まり笑顔で楽しそうに戦っていた。 なんて爽やかであろうか。
一生懸命応援した、夫も。 「勝ってほしいね! 勝たせてあげたいね!」 銅メダル!! 拍手! 涙が出た。

コンビニで早朝、彼女たちの写真を保存しておこうと新聞を買いに行った。 どの新聞も一面には新種目のマススタート女子決勝で、
団体追い抜きに続き、今大会二つ目の金メダルを獲得、高木菜那さんだった。 仕方ない、すごい、それは当然。
平昌オリンピックは終わった。 今年ほど観戦したことはなかった気がする。
4年前は上の孫二人は一年生、下の孫たちは保育園年中さん、みな近所だったからなんだかんだで手がいった。
この時期は、四人の孫の誰かが熱を出したり風邪だったり、あずかり、お迎え、晩御飯に呼んだり忙しかった気がする。
今回応援できたと言う事は、孫たちも成長したなぁと思いながら、私たちも年を取ったんだと言うことを思う。
このオリンピックはメダルラッシュ、大きな感動だったし、秘話も聞けて共感しながらうるうるしての観戦だった。
そして何よりも女子カーリング、試合中出し合う声、言葉、しっかりマイクから聞こえてまたその声も顔も可愛い~。
笑顔、可愛いは得やね~、そだね~。
カーリングの時は、私の部屋の32インチではなく、リビングに降りて50インチで観戦した。 フィギアももちろん。
カー娘さんたち、どんな場合状況下でも、笑顔笑顔。 「そだね~」 心地いい、爽やかさが溢れる。
下半期ゆえにまだまだ先ではあるが、その爽やかな言葉には流行語大賞をあげたい。 いや、なるだろう。
良く選手が、「人に感動を与えられるように」とか「人を元気にするような」とか「人を幸せにするようなとか」
抱負を語るが、なるほど・・そんな気持ち・・すごいね。 それは後でついてくるものではとか思ったりしたものだが、
まさにカー娘さん、感動を与え、元気に、幸せにしてくれたと思う。、間違いなく。
男女通じ初のメダル・・おめでとう!

私も夫や家族、人との会話の中に、当分は「そだね~」言ってしまいそうな気がする。

おいで頂き ありがとうございます 書き出したものの 訪問までには中々至りませんので
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