日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 一生が感謝 一生が勉強・・*

2022年11月28日 | 雑感

 


整形の定期診察だった。 1年前に右膝の手術をして定期的おさまり具合をX線で見て頂く。
整形の医師沢山の中「患者さんがもし自分の家族だったら・・」が先生のコンセプトである。
とにかく丁寧な説明、かける時間が長い。 患者は嬉しい、だが待つ人には精進である。

手術前の説明、夫と娘と3人で夜聞いた。 模型なども使いながら丁寧に丁寧に説明された。
患者や家族の不安を取り除いて下さろうとする、一生懸命説明された、すごいと思った。
不安はなくなり信頼感が生まれ、先生がこんなの初めてと言われるほど回復が早く、歩いた。

左膝はまだするほどはないと言われ、1年半が経った。 右は全然健在だが、同居は仕事量が違う。
とどめは東近江の・・がたたった? 未だに痛む。 来年同じ時期に手術を予定した。
イケメン、堅実、懇切丁寧、患者にとれば安心感大である。 「自分の家族だったら・・」が良く分かる。

尾籠な話だが、先生にだからと言って少し化粧を丁寧にしようが、ちょっと洋服を意識しようが、そんなもん!
いつも笑えてしまう。 X線の画像診断に映った下半身、レースのおパンティをはこうが写るのは私の・・!
最初見た時はショック、と言うより恥ずかしかった。 毎回、(いややわ・・夫よりも見られてるやん)
帰って夫に見せて、2人で大笑いする。 こんな風に映るなんてね。
診断の時私は、平然と向き合うんだけど我を捨てて。 優しい話術に恥ずかしさは、巻き込まれる。
帰りには深々と頭を下げるが、先生も椅子から立ち上がって深々とお辞儀をされる。

会計を待つ間は長い。 受付や入院や会計やお問い合わせや、人が入れ代わり立ち代わり。
高齢の男性、女性、奥さまの車椅子を押す旦那さま、息子さんや娘さん、あきらかに老々介護の人などなど。
我も通る道、行く道・・と思うと待合室には人間模様がちらり。 胸がいっぱいになる。

私達四姉妹は、一番下の妹は同居だったが、後の3人は親の介護の経験がない。 私も義母を看る事はなかった。
友人やブロ友さんでも、介護のご苦労、何人かのお嫁さん同士で交代で新幹線でお世話に行く方も。 
実の娘達であっても、お互いに自分の生活もあるわけで、段々不運な空気になって姉妹で喧嘩になったり、
お嫁さん同士も不足や負担で、中々うまくいかない例も多々。
私達は、兄嫁さんのお陰で、何もこちらに頼まれたこともなかった。 夫の実家も同じく。
だから双方、兄弟や嫁同士でも何の問題もなく、兄嫁さんを労い皆が仲がいい。
親を看て頂いて下さっているので、5人兄弟普通に財産放棄していた、私の実家もそう。 当然の気がする。 
365日暮らしているお嫁さんに、感謝といつも労う母には良く言われた。 
「姑さんと同居していない3人は、核家族で人生を楽に生きてきた」と。 言葉がない。

私の4姉妹は毎日ラインしている。 おはように始まり、おやすみなさいに終わる。 昼間ああだのこうだの。
母は朝に晩にお仏壇に子供5家族を、父に手を合わせお願いするのが日課だった。 
亡くなる半月前のビデオ電話で「お線香あげといてね」姉への最後の言葉、母の遺言? 
「そうやわきっと」以来姉は朝に夜に実家や姉妹みんなの事をお仏壇に手を合わせてくれているのである。
私はバタバタしている時、自分事にかまけている時など、子供の事を忘れているときもある情けない親。 
母のように、一時でも同居人はもちろんだが、長女長男家族に心を馳せ祈る毎日でなくては・・母のように。

夫に言われた「いい奥さんにならんでもいい、賢い母親になって欲しい」老いる身には少々不確かだが、
これも大事な私の勉めである。 母が天国からきっと言っている、一生が感謝 一生が勉強だと。


* そうだ 京都、行こう 2009年 秋 光明寺編 (その2) *

2022年11月27日 | 風景・お出かけ

 


何処を切り取ったら・・迷い悩みしかし何処を切りとっても・・。

一昨年のブログには、到着は同じくらいの時間だったし、お寺を出たのがわずか30分今回が長いだけ。

>12時ごろ 「も~えんちゃうか」 
>それでも 家内はカメラを手放さず 「イラっとくる」!

夫はブログにこんな風に書いていたが、今回感じることは、総門から入って表参道を歩くとき、もうすでに
「わ~!すごいすごい!」 その時夫はまだ後方だった。 「こっちが綺麗よ!」夫を呼ぶ、夫が来る。 
いつの間にか、またいなくなる。 その繰り返しである。
しかし二年前と違うところは、私が夫の存在を忘れないで探すようになったこと(進歩、進歩!)
お互いに勝手にあちこちと好みで撮るけれど、気がついて探すと夫の方も私を待ってくれていたりする。
気が長くなったのか、夫は変わった。 ブログに載せるようになって、欲が出ているのだろうなぁ。
やいやい言わずに待っていてくれたりするところは(ほんと、嬉し~い)

勅使門の前辺りからしばらくは美しさで離れがたい気持ち。
ほっと一息ついたところで地域の婦人部の方かどうか、皆さんに昆布茶をサービスしてくれほっと温まる。
そうして”出会いものめぐり”の広場へ誘導、うまい! 長岡の民芸品やお漬物や食品、雑貨などが売られている。
昆布茶をいただきながら苔むした庭、山茶花を眺めるのも真っ赤な紅葉のようなわくわく感はないが、
やはり緑を見ると、気持ちが落ち着くのは歳のせいか。





浴場の前のすのこに散紅葉、小坊主さんのだろうか下駄が脱いであったが、修行している姿が見えるようで
下駄を撮っていると(変なおばさん)なんて思っているのではと自覚、ささっと一枚カシャ。


”出会い物めぐり”で実演つきのおせんべいを見て買い求め、場所を抜けるといよいよクライマックス!

 タイムトンネルとか言うが、まさに紅葉のトンネル。 人がどっと多くなるので写るけど仕方ない。
それだけ美しくて、大勢の方の目を楽しませてくれているという事なのだから。
小坊主さんの紅葉便りでは、開門前の参道紅葉した木々、散りばめられ敷き詰められたかえでを撮影、
毎日更新されていて、読みながらとっても楽しくなる。いわゆる光明寺紅葉を10倍楽しむ方法ってところ。
この艶やかさは・・色具合はさすが京都、言葉にならない。


来年はしっかり小坊主さんの紅葉便りを見て、それに朝一番に来よう。
このトンネルだけは・・JR東~海さんも、お勧めな訳だ。 CMの影響でいっそう観光バスの数も多いのだろう。

 
とにかく素晴らしい。


薬医門の白い幕から眺める紅葉もいいなぁ。
光明寺は一方通行になっていて、戻ることは禁じられている。
この門をくぐったら・・あ・・もう少しで終わる・・。


最後に黒い瓦が赤をいっそう引き立たせる。


最初通った場所辺りを振り返り振り返り、後ろ髪惹かれる思いとはこのような。
夫はすでにお寺の前のお漬物やさんにいるではない! 待って~。 これで精いっぱいかな、夫の辛抱も。

光明寺のHPには本当に癒された。 紅葉の賑わいばかりでなく、出来れば雪の白、青葉の緑、
静寂なそんな頃にも、ゆったりと一度来て見たいものである。 ありがとう、光明寺さん! 

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と、結んである。 私の紅葉の中では・・東福寺も凄いけどここが一番なのである。
あちこち行っているのに、ブログが私の生きざまとするならば、書き残していくべきだろうなぁ。
写真のデータは外付けディスクに保存してあるものの、引き出すことはまぁない。 

今、パソコンに向かう時間はあまり無いのに、時に過去記事を見ては懐かしんでいる自分がいる。
若いと言う事はいい、それなりの歳も味わあるのだけれど、ファミリーもみんな成長している訳で。
皆さんのブログから気を頂いているし、感動したり共感したり、充分に楽しんでいる秋。

春には桜の花の優しさに年度替わりの気を頂き、紅葉では一年の感謝と新しい年への気持ちの更新、
沢山の紅葉を見せて頂いて、次の年へ繋ごうか。

「そうだ京都、行こう 2023年」 鬼が笑うかな。 いや、間もなく師走である。


* 私の紅葉の中では・・ *

2022年11月26日 | 風景・お出かけ

あちこちで紅葉真っ盛り・・過去にアップしていないものの3,4度は行った、やはりここはいい。
13年前はあの頃のキャノンのカメラの重さも気にならなかった。 撮りだすと感嘆符でファインダー覗くと
夫の存在を忘れた。 「携帯聞こえるようにしとけ言うたやろ」たいてい怒らせた。
今年、頭の中にはちらっとあるけれど、ソクラテスが言った。 「汝 己自身を知れ」と。

* そうだ 京都、行こう 2009年 秋 光明寺編 (その1) * - 日々雑感 ~写真と思い~

* そうだ 京都、行こう 2009年 秋 光明寺編 (その1) * - 日々雑感 ~写真と思い~

Jr東~海・・この最後のフレーズは耳覚えがあるが、光明寺の紅葉の紹介だったとは知らなかった。たいていは、用事をしながら聞いていることが多いいから映像は見ていない...

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* 忙中閑あり ゆず大根 *

2022年11月24日 | 料理・その他食

 

アッシー君と京セラドーム近くの八百鮮へ寄った。 八百鮮の鮮、新鮮、鮮度でしょうね。
ここのマグロ、トロで鉄火巻き作ったら、孫でも分かるほど抜群。 誰もが言う「違う!」やみつきに。
立派なほうれん草スーパーで138円でも、78円。 蓮根お野菜何でもお安い。

きれいな大根が2本100円、そしてきれいなゆずが2個250円、もうゆず大根を作らない手はない。
何年か前、友人に頂いて美味しかったのでレシピをもらった、手書きの・・もうぼろぼろ。

                  
                   ゆず大根の作り方


 材料  ● 大根中位以上の大きさ    1本     ●塩         20g
     ● ゆず            1個     ●米酢        70ccとゆずの搾り汁
     ● 砂糖(白)       150g              ●昆布        細切り
                                                                                ●赤とうがらし     種を抜き3~4本

 作り方

 ①  大根は皮をむき、4~5cmの拍子切りにしてボウルに入れる  
 ②  上からゆずの皮を細切りにし、昆布、とうがらしをのせる
 ③  ゆずの搾り汁をかける  
 ④  水があがって来たらかき混ぜる  以上

 


午前中に作り、浅漬けがお好きなら、夜には食べられる。 昆布入れ過ぎた。
サラダ感覚で食べられる、超簡単! 
12月22日(木) 冬至のゆずは八百鮮ここだ。
ゆず湯や南京を食べるのは通常だが、
それからこの日「ん」がつくものを食べると、運がつくそうである。
例えばみかん、れんこん、おうどん等など

大根があまりにきれいだったので、人参を足してきんぴらを、いつもこれが大うけである。
乾燥した千切り大根より歯触りが残ってて、美味しい。 ごま油で最初炒めるといい。


過去記事の冬至
2009年12月22日’(火)

ひろとママは仕事帰り美容院へ行くので我が家にひろとがお泊りした冬至の夜。 
ひろとの突然のちゅー・・なつめ心得てる~  今や2人は高校一年生。


* ミカンが実る頃 *

2022年11月23日 | 歌・音楽・映画・観劇

 

青いミカンが実った ふるさとの丘に 今年もとり入れの 唄が、また聞こえる
甘く すっぱい 胸の思いを 密かに こめながら 小篭につむの
遠くの街の あなたにも 送ってあげましょう

ミカン畑を夕日が 赤く染める頃 私は帰るのよ 篭をしょいながら
街で働く 好きな あなたと 結ばれるその日を 夢に見ながら
海辺の道を 帰るのよ 明日を願って

海の夕日に そっと祈るの あなたが帰る日を また逢える日を
ミカン畑の ふるさとで 私は待つのよ

作詞:山上道夫  作曲:平尾昌晃  歌:安威美代子さん  


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私が夫と出会って11年、結婚した年に藍美代子さんが歌った歌である。
実家はミカンを作ってはいなかったけれど、生まれた島はミカンの島。 今頃はミカンが実っているはず。
何度も聞いたし、自分も歌った、島を懐かしく思いながら、そして夫との思い出を重ねながら。 

彼女はえくぼが出てとても可愛くて、声がまた可愛くて、ミカンを見ると口ずさんだりする。 
今日ミカンが届いた。 12月の私の誕生日近くになるといつも届く。 
もう50年になる、ふるさとの同級生T美から。 
田舎からも届くが、申し訳ないかな決まってT美からのが一番甘いし味が濃厚なのだ、一番人気である。 
我が家では”T美ちゃんのミカン”と代名詞で呼んでいる。 

T美とは小学校は同じだったが、中学に行ってから仲良くなった、そしてもう一人U子とも、3人娘。
今日はT美の誕生日でもある。 23日の勤労感謝の日、U子は20日、私は6日、師走の。
ありがとうより、先に73歳のお誕生日おめでとうを言った。
大学の進路選びや何かにつけ話したり、教頭までしていたU子も相談を持ち掛けてくれたり、いい存在である。  

中々出番のない頂き物の大皿を出した。 娘が「あ、これお姉ちゃんとプレゼントしたお皿やわ」と言う。
「え? 妹からかとずっと思っていたわ、ごめん!」

   いっぱい 笑い声 いっぱいいいこと 生まれます 

子供3人がそれぞれ所帯を持ち、次女家族は同居から、子供が大きくなってくるしで一戸建てを買い近くへ越した。
夫婦2人になって、夫が病気になったりしたときに、がんばってとエールを送る為にプレゼントしてくれたであろう。

届いたミカンで友人との思い出が甦り、今も続くお付き合いに感謝だったり、唄が思い出され、新婚時代を懐かしむ。
プレゼントだったお皿で娘達の優しい気持ちを有難いと思う。 長きにわたり送り続けてくれる・・有難い。
「もういいよ、買ってまでいつも」が言えないでいいる。 期待を寄せる一番人気だし。 

   いっぱい 笑い声 いっぱいいいこと 生まれます