日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 七夕飾りは・・・ *

2022年07月07日 | イベント

 

七夕の日の夜、雨が降っていることは結構あった。 「織姫様と彦星様は会えないね・・」なんて、寂しい雨。 
今年はバッチリ晴れ予想的中、殊の外嬉しい。

7月7日と言うと、我が家では恒例の七夕飾りの行事で嬉しく楽しいイメージ・・だったのだけれど、変わった。
20018年7月7日だった。 西日本に雨による豪雨災害が起こったのだ。 
実家に安否の電話をすると、因島の甥っ子家族が駐車場に土砂、ご近所には浸水の所もあり、因島大橋が渡れる間に・・と、
実家に避難してきたとの事だった。 
広島県でも大きな被害に見舞われた。 身内や島の友人たちも、水の出ない自衛隊さんの給水車のお世話になり、不自由な
食やお風呂など、大変な生活が続き辛い思いをされた年である。
私には衝撃な印象になってしまった七夕の日、この頃雨が降ると(今年は大丈夫かなぁ・・)と、思いだしてしまう。

長女が生まれて二年、あの頃は七夕前になると幼稚園児や小学生がいる家の軒には大抵小さな七夕飾りが飾られていた。
”星に願いを・・(わたしもしよ!) その年からお花屋さんで笹を買ってきて飾るようになった。 

子供の成長に応じて、字を覚え飾りを作るようになり・・そして孫も加わり、賑やかな・・それは楽しい行事だった。
子供たちも我が家では、当たり前の行事として皆で楽しんできた。

三人の子供が結婚して二人になった時「どうする?」と言ったが、止めると言う選択肢はなく、皆車で20分程の距離、
集まって短冊を書いたり、来れない時は届けていた短冊を取りに行き、みんなの願いを飾った。
子供が小さい頃はまだ川や海に流しに行くことが出来て趣もあったが、ある時から禁止になり味気ない七夕流し。

過去のアルバムより、昭和55年7月に三人が誕生日を迎える2週間前、長女四歳、長男二歳、次女十一ケ月の時の七夕の写真があった。 
最初の家の時、第三子・・この日初めて「歩いた~!」 今は、この娘家族と同居生活をしている。

46年の時の流れ・・
年々決まった願い事もあれば、その年の社会や家庭事情が願いになったり、それは家族の変化であったり子供や孫達の成長のあかし。

今年も七夕前夜、夕食後みんなで短冊を書いた。 
みんなしてテーブルを囲み書いている光景を見た時、(これが家族・・)少し胸がジーンとしたと言うか嬉しかった。
実は二人しかいない昼間、夫は一番に短冊を書いていた。 昨年”家内安全”を”家内案全”と書いて皆から大笑いされたので
短冊の漢字を一つひとつスマホでチェックしていたのである。 なんか微笑ましい?

孫娘の ”全国大会で みんなのいい笑顔がみれますように” が現実的で健気だった。
コロナになり帰省できていない私たち ”早く田舎に帰れるように” ”そのうちに80台一発!(ゴルフ)” お決まり以外の夫の二枚。
来れない長女の家庭、鹿児島の長男家族のは代筆で書いた。
”それぞれの家族が 健康で明るく楽しい生活が送れます様に・・”
「明日は一日晴れやから願い届くよ、いっぱい書こう」と言ったので、短冊だらけの今までで一番地味な七夕飾りになった。
孫娘が「明日はお寿司やね!」 そうか忘れてた! 七夕の日はちらし寿司やおそうめん、夏野菜で暑さを乗り切ろうだった。
私も年をとった・・細かいことに気配りが出きなくなった。 検索の達人、孫娘に感謝。

46年間、誰ももういいんじゃない・・と言う者はいなかった。 
ご近所やあちこち見渡しても飾っている家は我が家だけのようだ。
いつまでできるだろうか・・できればずっと、夫と一緒に楽しめます様に・。 

(8日の突然の出来事に更新をためらい、今に至りました)


* 経験は・・ *

2022年07月05日 | 行事


孫の一泊移住、元気に?いえ少し疲れた顔をして帰宅、ドロドロの靴、物も言わずシャワーへ直行したのがそれを意味している。

学校のHPでは出発式から要所要所、担当された先生が帰校式まで生徒の様子を細やかにアップして下さっていた。
雨の中の一泊移住である、(今雨の中かなぁ・止んでるかなぁ)親たちは気になるところである、アクセス数でそれが分かる。
所々の温かみのある言葉が、案じる心を安堵に変えてくれている気がした。

雨の為ナイトウォークが室内オリンピックで綱引きに代わっていたり、いくつかは変更になったり、合羽を着た野外炊事カレー作り
それでも子供たちは雨も何のその、多いに楽しんだようだ。
高原では普段見ることのできない生物を確認することが出来る、実際に目で見られるだけでも価値がありますね」と書いて下さっている。
夜、雨がやんで、ナイトウォーク、自然の風や虫の音を楽しみます。 周りに街灯の光もない、車の音も聞こえない、大阪では感じることが出来ない
夜風がとても心地良いです」
ナイトハイクでは持参した懐中電灯の灯りで、校名をひらがなでライトアップしていた、暗闇の中・・心ひとつに感動だったに違いない。

雨の時は雨のように・・当たり前にできないことが多いコロナ禍、そして逆らえない自然、そんなときの対応って都会っ子には、
生きた教科書かも知れない。
「場面場面での注意もあり、今後良い集団になるために何ができるかを一人ひとり考えて行きたいです」 
「そして明日からの学校生活で、この集団生活で学んだルールやマナーを守ること、思いやりをもち仲間たちと過ごすこと等を
生かせると良いですね」と結んであった。 皆無事に帰宅、先生方生徒たち・・お疲れ様でした。

二年数カ月のコロナ禍、学校では入学式や卒業式のない時も、運動会や大会や諸行事も無くなった。 何度もの宣言解除を繰り返す中
オンライン授業、午前午後分散だったり、雨の後雨をみんなで拭き取ったり排除する作業後の感動の運動会、人数制限や種目制限や、
先生方のご苦労も想像をはるかに超えるが、(かわいそうに・・大変だ・・)そう思ったりもしたが、黙々とそして明るく対応している
マスク姿の子供達を見ると胸がいっぱいで(すごいなぁ・・えらいなぁ)何度も感心しながら見た。
私たちの時代と違い、物に恵まれ苦労や辛抱をさして知らずに育った子供たちではあるが、それでもこの年齢でしっかりとそれを乗り越えた。 
この世界的な歴史に残る事柄、想定外での体験、経験はきっと体や心の中に逞しい力となって残ると思っている。

毎朝、娘と「今晩何する?」と話し合う。 「これやね」「今夜は冷蔵庫にあるもので」とか、大抵作るのは私だから。
「今夜はハンバーグにするわ」「喜ぶわ!」 孫息子の一番好きなのはハンバーグなので!
合い挽き1キロ、20個のハンバーグが今夜の食卓のメイン! 

 孫帰宅の 献立決める 答ひとつ 喜ぶ顔が 見たいの心


* 雨です・・ *

2022年07月03日 | 雑感


梅雨には雨が降らなかったのに・・  
[のに・・がつくと愚痴になる]  日めくりカレンダーか何かで、目にした言葉である(ほんまやね)
今朝は四時過ぎから雨になった。
あちこちでアガパンサスとスモークツリーの花を目にした。 (写真はブログ内の写真より)

過去、毎日とりつかれたように花写真を撮っていた時があった。 初めて目にしたアガパンサスには心を奪われた。
雨でも降った後は・・それは。 そんな頃って何年も・・いや十年以上前になるかも知れない。
人目も気にせずカシャカシャ撮っていたあの頃が、とても懐かしくて・・そして羨ましい。 

今や周りはスマホ撮影、誰でもカメラマン。 画質もいいし、何よりLINEでタイムリーに送れる。
いつも必ずカバンにはカメラ入れていた私は、スマホを持ちながらも、撮る瞬間カメラを握っている。
スマホの存在を忘れている。  


のに・・の愚痴には、訳がある。 明日から中一の孫息子は曾爾高原へ一泊移住なのだ。
明日も明後日も雨の予報、どうかどうか少しでも降らない時間があって欲しい。

しかし自然には逆らえない、受け入れるしか。 想定外があまりにも多い昨今、当たり前が日常でない今、コロナ禍然り。
雨なら雨で、こういう時どう対処するか、どう行動するか、台風が上陸と言われながら比較的通過・・で、恵まれていた関西。

思い切り自然に触れ親しむ一泊移住、こんな時に雨なんて・・それも二日間きっちり。 
二日間の雨の中の行動、四年前の台風9号の関西の大災害を思いだし行動することも、ある意味生きた体験になるかも知れない。 
人を想い助け合う、協力し合う、そんな行動や心ももしかしたら・・等と冷静に書いている私は・・非情か

2009年の中秋の名月の日,夫は会社の同僚と仕事の帰り寄った曽爾高原 人も写りこんでなくてとてもいい写真。

やっぱり・・思いっきりいいお天気で楽しんで欲しいなぁ曽爾高原、登って欲しい。 
先生方も天気予報ばかり見ているに違いない、学習しながら楽しませ、安全に帰宅させる責任があるのだ。

てるてる坊主・・駄目かな。 奇跡・・
  


* おついたち・・ *

2022年07月01日 | 雑感


猛暑の毎日、午前9時でも40度近くある室外機のあるベランダ、熱い風の中でも毎日健気に咲いている可愛いオキザリス。
(写真は以前のブログから) 

今は雫写真は撮れない、大好きなのに。 四年前の大阪の大災害以来バッテリー入れたまま放置していたカメラ、愛機二台破損の由。



昨日夕方、ケーキを買いに行った。 近所がお休みだったので、最近行ってない向こうのケーキ屋さんまで行った。
愛想のないお兄さんだったので、迷うことなくさっさと名前を言い人数分買った。

「なんでケーキあんの?」冷蔵庫を開けた孫娘。 「引っ越して今日で二年なんよ、ありがとうの気持ちでね」
二年前「お父さん友達多いのにここから離れて暮らすより、狭くなるけど楽しく賑やかに一緒に暮らそうよ」
そう言ってくれた娘の笑顔が見え、優しい声が今でも耳に残っている。 思うといつも胸が詰まって来る、ありがとう・・。


おついたち、一年の折り返しである。 人それぞれ、思うように行かないことは、何がしかあると思う。

以前夫を見舞うとき ”特集 上機嫌に生きる!一日が楽しくなる心の整え方”上機嫌でいることに、性格は無関係。 
日々の習慣で、誰もが身につけられます” 、見出しが気に入って買ったPHPの本。  上機嫌になる五つの習慣、
改めて取り出し・・いざ。 過去は変えられないが、未来は変えられる・・自分の一日一日の行動の積み重ねで。

 とりあえず、私は今日一日を・・上機嫌で!