紅でもなく、ピンクでもない・・中途半端な色合いのミニバラだけど、
咲いた後切り戻しをしながら、一年中咲いているようだ。
なんだか我が家の日々をじっと見守ってくれていたような気がした。
玄関を出たり入ったりする、繋がりのある人たちをじっと見てくれていたような。
そう思うとすごく愛おしくなった。
じーんとした。
雪が舞った大晦日、そんな区切りの日だからいっそうそのように感じたのかも知れない。
ブロ友さんへの訪問もちゃんと出来ず、訪ねたとしても足跡も残さず・・無礼な私だった。
来年こそは・・
雨の朝7時20分天保山から、関空行きのリムジンバスに夫は乗り込んだ。
寒い場所へ出ると、腰がキーンと痛むと言う最近。
ここよりは暖かい長女夫婦のいる香港へ経った。 なぜかゴルフバッグ持参で。
朝食に、お雑煮を作ってあげた。 元旦一緒に祝えないので、お大根と人参で紅白飾りしたお雑煮。 伊達巻も添えた。
意外と言うような、それでいて何かしらほっとしたような夫の顔を見た。 (良かった・・)
(私は始めてよ・・結婚して一人で元日を迎えるのは)
ちょっとそう言ってみたかったが・・言葉を飲み込んだ。
それでなくても、みんなに少し申し訳なさを感じながら向かうのに。
車で送ってくれ、一緒に見送ってくれた次女一家。 かんたは寝たまま抱っこされて。
なつめと夫の3人でバスの出発時刻を待った。
「じぃじ、行ってらっしゃい! 楽しんできてね~」 バスに乗った夫に向かってなつめが叫んだ。
雨男、雨足の強くなったまだあけきっていないような薄暗い街の中を、バスは走りだした。
さぁ、今日は年賀所状書こう、とりあえず。
雨は一日中降っている。 外回りの掃除をパスできる幸運。
肩こり、首こり・・
次女と包装の仕事をしている男性が事故って昨日来れなかったので、次女は休みのはずの土曜半日仕事になった。
せっぱ詰まっているのに、掃除も何も出来ていないと言いながら、出ていると、急な休みには休ませてもらう
午前中はなつめとかんたの子守。 やっと今日は自分ちへ引き上げる。
2泊3日と言えども、いっぱいある荷物を車に積み込んだ。
仕事が終わる頃、会社へみんなで迎えに行き、愛ちゃんにも電話を入れた。
「もう10分ほどで着くと思うから」 「じゃぁ行っときます」
行きつけの回転寿司で待ち合わせ。 小さな孫4人いると、ここが広いしあまり気兼ねがないので一番いいのだ。
息子は2日が仕事始め。 お正月ひろとやゆいちゃんと一緒に遊んであげられない申し訳なさで、夫がこんなお昼にしたのだ。
ひろとは昨日も回転寿司だったと言うが、大好きだからお寿司が良かったと言う。 いっちょ前に9皿いった。
しょっちゅう会っている孫たちではあるが、会うのがすごく嬉しいんだなぁ。
この4人、どんな風になるんだろうなぁ。 そばで眺めながら、いつもそんな事を思っている。
ひろととゆいちゃんに会って、夫はほっとしたようだ。
やれやれ、年賀状にかかろうか。
展君のが感染しませんように。
昨日会社の忘年会だった展君、夜中、あるいは朝から体調を崩した。 例の症状。
会社でも何人か同じ症状の人がいるようだ。 まさか・・いや、そうかも知れない。
この年の背、家族にうつっても困るし、保育園帰り我が家へ避難してきた。
孫にうつったら大変だ。 あ~・・年賀状・・が・・。 夜がいっぺんに賑やかになった。
「お母さん、有馬記念やで」
次女のそんな電話で、夫も私も「よし大きなレースはたまに買う。 と言っても、年に2回くらい。
次女夫婦は昨年の有馬記念2人で10万いくら入った。
宝くじよりも確立いいよと言う、だって宝くじ1万以上当たったこと無いのに。
買い方も知らない。 いつもはテキトーにゴロ合わせで決めるが、ネット検索して・・何が本命なのちょこっと見た。
どんなに競馬にたけた人が予想しても当たらないのだから、我々が外れても当たり前。
◎ ○ △ ×
3000円頼んだ。 次女夫婦はクリスマスプレゼントを買いに出たので、子守り。
子供と行くと、サンタさんからと言うプレゼントの設定がばれるから。
いよいよ時間、なつめとかんたが見ていたDVDをちょこっと止めて。
「13番応援してや」 「あ~べべたやでばぁば」 「がんばれって言って」 「13がんばれ、13がんばれ」 小さな声援。
「追いあげて来た」 「13がんばれ!13がんばれ!」
やりました~!! 2番は・・え! オーシャンブルーじゃん!
買い方知らないものだから、枠で7-3 4枚、これが私の本命、逆も・・と、3-7 2枚。
枠はこう言うのないんだってね、展君が買う時(あれ?)って思って、3-7を6枚買ってくれていた。
「わ~! ばぁば当たったよ~!」 孫たちもなんだか分からないけど、喜んでくれた。
ひと足早いクリスマスプレゼント、2万100円入りました!
次女夫婦、夫・・はずれ。