日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 八月(葉月)のふれあい掲示板 *

2006年08月31日 | 掲示板


容赦なくぎらぎらと照りつける昼間の太陽、今年は取り分け厳しい残暑のような気がしております。
しかし処暑を過ぎてからの早朝の風は、さすがに冷たく爽やかで秋の気配を感じほっとしております。
七月後半よりごブログの更新や訪問をすべてご無沙汰しておりました。
みなさまにはお変わりございませんでしょうか。

先月の二十五日、大阪は天神祭りであちこちではお祭りみこしの掛け声でにぎわっていたそんな日、
次女が出血で緊急入院、胎盤早期剥離と言う事で子供はおろか母体も危ないかも知れないとの診断、
救急車で総合病院へ搬送、帝王切開の末、お陰さまで2740gの女児を無事出産することが出来ました。
あと三十分遅ければ母子ともに助からなかったであろうと・・そんなぎりぎりの状態だったようです。
「運が強いですね」執刀医や女医さん、助産師さんみなさんから賞賛をいただきました。
本当にあのこともこのことも運が良かった、そう言うべき事柄がいくつも重なって助けていただいた、
まさにお陰さまをいっぱいもらった・・幸運の母と子。 
それは親やご先祖さま、そして見えない大きな何かの力とただただ感謝でありました。

女の子と早くから分っていたので、二人で名前は決めていたので私はそっと聞いておりました。
夏に芽生える命、「夏芽(なつめ)」、展くん似で目の大きい女の子です。
生まれた当初はなつめの容態がとても心配でしたが、十ヶ月の第二週に入っていたこともあり、
驚くほどの回復力、順調な経過で母子共に揃って九日ほどで退院することが出来ました。 
集中治療室でのなつめの痛々しい姿からは想像出来ないくらいに、今は元気いっぱいに身体を動かし、
元気に泣いたり、母乳を飲んではすやすやと寝る姿に、生きる力の尊厳さを感じないではおれません。
小さな命と娘が乗り越えるにはあまりに大きな出来事ではありましたが、新しい命の誕生に寄せる家族の思いはいっそうひとつにまとまったような気もします。 
暑い毎日ではありますが四月に生まれた初孫ひろとの成長やなつめ、この二人の成長に癒され励まされる日々、なつめもはや一ヶ月、順調に育っております。
訪問までは叶わないかも分かりませんが、大好きな写真に思いをのせて少しづつ綴って行こうと思います。
同居ゆえ手の入ることも多々、そんな状況でもあり今月のコメントは掲示板のみとさせていただきますね。 
ごめんなさい。

取り分け厳しい残暑ではありますが、みなさまもどうぞお身体ご自愛下さいますように・・。
八月も残すところ四日となりましたが、どうぞよろしくお願い致します。
                                                  二十七日記載

           八月の間、ふれあい掲示版はトップにおきますね 

  新着記事は掲示板の次にあります


 

◆二十四節気 立秋(8日)残暑は厳しいが この日から暦の上では秋に入り 残暑見舞いとなる

          処暑(23日)暑さがおさまってくる頃 台風シーズンでもある

◆その他    広島平和記念日(6日) 長崎原爆の日(9日) 終戦記念日(15日)

◆伝次郎さんの 八月のカレンダー  

◆おっちゃんの 冠婚葬祭知恵袋 その他 お役立ちリンク集

お役立ち情報・元気になるお話が満載 未歩さんのつぶやき
詩やエッセイのHP『みくの部屋』 画像掲示板『みくの小部屋
記事に関係のないコメントや、情報はこの掲示板にお寄せ下さい。
    お便りのアドレスはHPのトップにおいてあります。

 初めての方のTBの際には、必ずコメントをお願い致します。
 管理人がこの場にふさわしくないと判断したコメントは、削除いたしますのでご了承下さいね。 


* 蕾のままがいい・・ *

2006年08月30日 | 花や木

『アメリカ朝鮮朝顔』  茄子科
*花言葉:偽りの魅力(朝鮮朝顔)

花は白でトランペットのような形であるが、みんな蕾だった(夕方撮ったから?)
上向きに咲くその少し大柄な花は好みではないが、蕾には前に進む道を明るくしてくれるような
そんな希望と奥ゆかしさを感じた。

蕾のままがいい・・ その蕾の中に秘めたる想像が膨らむ。
咲かぬほうがいい、恋愛時代そんなことを思ったことがある。


* 花を撮る・・・ *

2006年08月29日 | 花や木

『アメリカンブルー』  ヒルガオ科 
*花言葉:あふれる思い・二人の絆

足元を取られそうになって暑さの中で見つけた花に、しばし涼をもらう。
ファインダーを覗いていると、花の姿に(生きてくれて良かった・・)助けられた命たちが重なって
そんな思いで花を見つめてしまう、今は特に。
鮮やかな青紫が柔らかな表情で目に訴える、感謝やね・・と。

なつめが生まれた天神祭りの日・・義父の月命日であった。
次女が生まれた日から二ケ月と一日の九月二十五日に他界された。
今の時代には短か過ぎた義父の人生を分けてもらったのかも知れない、そんな気がしている。


* あれから一ヶ月・・ *

2006年08月27日 | 雑感




二十五日のお昼の二時を過ぎた頃、次女の携帯が鳴った。
愛ちゃんからのメイルだった。 「なっちゃん今日で一ヶ月だね さっきくらいかな生まれたん(略)
なっちゃんも知ちゃんもホントに頑張ったー(略)」

生まれたのは一時五十六分だった、しかしそれを知らされたのはそれより四十分も過ぎた頃だった。
それくらい次女やなつめの命を助ける為に、みなさんが手を尽くして下さっていたのが分かる。
その頃は廊下で、どうぞ知となつめの命を助けて・・と、皆が手を合わせひたすら祈っていた。
そんな修羅場を乗り越えていたあのときのあの日の母と子、二人のあの時を思い出すと涙が流れた。

あれから一ヶ月、太ってまるまるしてきたなつめの無心な顔を見ると、小さな身体で乗り越えて、
五体満足で元気に手足を動かす、当たり前かも知れないけれどそんな姿を見ている幸せに涙が溢れた。 
「なっちゃんようがんばったね、偉かったね・・。 いっぱいの人が心配してくれたのよ。 生まれてきてくれてありがとうね。 ママもがんばったよ。 おっぱいしっかり飲んでいい子になろうね」 
まるで見えているかのようなくるくるとしたなつめの大きな目を見ながら、小さな手を握り何度も言った。
「普通に生まれて来ても、目が見えたとかはいはいしたとか歩いたとか、そんなことに感激するのに
生まれて来れなかったかも知れないなつめは小さなことも全てに一生感動しながら育てて行けるね」
そう言い合いながら次女と二人で泣いた。
なつめが生まれた、一ヶ月前のあの日の空も真っ青で暑い日だった。