日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 自立 感動・・ * 

2010年04月28日 | 雑感


幼い我が子の成長のときは、その時その時感動だったが、それがいつ頃だったかと言うのは、良く覚えていない。 
2人目3人目になり、この頃はどうやったかなぁと思っても、あまり記憶していないものだ。

かんたは4日に1歳を迎えたときは、つかまり立ちで両手を離し一歩・・そんな状態だった。
その後いつ歩くだろうかとみんなの期待をひっさげて、本人はマイペースながら変化を見せていた。
手をついておしりを上に持ち上げたり(立つ準備か)、物から近い物へとつかまり立ちして移動したり。
はいはいの速度が早くなり、階段をあがる速さもまして来ていたり、こんな1歳どんな風に自覚しながら、
そんなことやっているのかなぁ。 這えば立て、立てば歩めの・・とは良く言ったものだが、
歩くのをひたすら心待ちする大人たちの視線は熱い。 

お昼時だったか、何度か立つ挑戦をしては失敗していたが、おもむろにゆっくりとゆっくりと、
そしてすっと立ち上がったではない! 「わ~!立った!」 次女と思わず拍手した。
初めて自分で立ったのだ。 かんた自身もニコっと嬉しそうだ。
誰が教える訳でもないのに、どんな目で見ながらどんな風な能力が込められているのだろうか。
子供ってこんなに尊いのに、こんなに素晴らしいのに、子供の痛ましいニュースを思うと心が痛い。

ひろとやゆいちゃんも身近にいるし、なつめやかんたも同居だし、我が子のときと違って、
ゆっくり孫たちの成長が眺められると言う、普通はなかなか叶わないことであろう。
そんな孫達の成長の輝きは、逆に老いて行くじじばばにはまぶしいばかりの生きる力になり励みである。

初めて自分の力で立ちあがった日、感動でふわっと涙が込み上げた。


* ひと休み、ひと休み *

2010年04月27日 | 健康

雨になった。 小雨だけれど。
この間来たときに、入浴券が当たる抽選券をもらっていたので、その発表は温泉でしかないので、
(もしかして当たってるかも!)と、必要にせまられてなつめを迎えに行った足で娘達と「上方温泉一休」へ。 

今日は奇数日で女性は木のお風呂。 ウィークデー、それも雨の午後はさすがにがらがら、はじめてだ。
内風呂、樽風呂、サウナ、露天風呂、なんでも放題。 
なつめはなぜか今日は、露天の打たせ湯がお気に入りのようで離れない、雨が降るのに。
日々行くの行かないのと揺れて、2日前は絶対に行かないと着替えずに泣き叫んだのに、
昨夜は初めて「明日の用意する」などと準備、(どうなってんの?)大人たちが戸惑ったのに。
はしゃぐなつめの姿に、小さい胸の中は? 1ヶ月を振り返りながら、感無量。

源泉かけ流し100%の天然温泉、お湯が実にいいのだ。 淡路で良く歩いたので、入りたかった~。
毎日通ったらいいだろうなぁと至福の時を過ごす。 ひと休みひと休み。
少ないお客さん、ご近所のおばあちゃんが殆どのようだ。
温泉に入るとなぜかまた(明日もがんばるぞ~)そんな気持ちになるのよね。

ところで3人とも抽選券、残念ながらハズレ。


* 淡路花博2010花みどりフェア(あわじ花さじき)in24日 *

2010年04月25日 | 風景・お出かけ

花みどりフェアのサテライト会場になている「あわじ花さじき」 12時過ぎホテルを出て10分ほどで到着。
 
昨日はあいにくの曇り空だった。 下見で訪れたが金曜と言うこともあり、200台収容の駐車場はガラガラ、
人が少なくて、こちらもほぼ貸切状態だった。 恐らく20人くらい。 (以下金曜の写真)

 


標高298m、15ha。 
風があって寒くて・・小雨もぱらぱら・・土曜の楽しみとして早々と退散した訳ではあるが・・



セイ君の写真はもとより、色々な方のブログなどで一面黄色の菜の花畑を見れば、
一度見てみた~い! そう思うのは、誰しも同じであろう。

金曜日実際に降り立った時、目の前に広がる菜の花畑の黄色、「すご~い!すご~い!」またまた感動の声。

寒いけれど、人がいないお陰で・・人が映りこまない写真が撮れる。

 
3年前の5月3日は、一面のポピー畑だった。  その日はお天気も良くて、人、人、人だった。

 

 花とおじさん。

 
菜の花とムラサキハナナのコラボ。 3年前来たときに始めてこの花の名前を知った。

 
寒いけれど、お陰でこんな写真も・・

 

こんな写真も撮れたわけで・・

 

ここは 人手で植えるのだろうけれど、なんで無料なのだろう今のご時世で。
直売のお店もあるのに、人件費もいるのに。

 


長女のお陰で下見、こんな贅沢な写真が撮れた。 
「明日はいいお天気やろうから、人多いやろうね~」 「また雰囲気違うよね」なんて言いながら引き上げ。


土曜の「花さじき」へ到着したのは12時半、駐車場の警備員さんが忙しそうに誘導している。
すでに多くの人びと、3箇所ある駐車場へ案内しながら、マナーの悪い運転のお客にぶつぶつ言う警備員さん。
人件費もいるのに、入場も無料、せめて駐車場くらい有料にすればいいのに。 

やっぱりね、目に入るのは人。 金曜とはえらい違い。 展望デッキから見おろす。
でも思ったより少ないのは、多分連休を狙っているせいだろう。

ここは場所によって名前がつけてある。 「共生の花園」 向こうは放牧地、馬が草を・・。

人がいないところを選んで撮るのだけど、人が映るとやっぱり暖かいな。
私たちくらいな夫婦が、お互いに写真を撮りあって、腕を組みながら菜の花の中を降りてゆく。


なぜかこんな風景武者小路実篤さんも言っていたしね。 微笑ましい。

 こんな・・犬も喜び、畑かけまわり・・


まだまだ咲き始めたポピー畑も一面に広がっていたが、ここに来てから1週間が経過したが、
連休の行楽、花さじきを彩っているであろうか。


次々と車が入っていたが、2日も満喫楽しめた感動のあわじ花さじき。
ここも必ず寄る「たこせんべいの里」やお土産売り場で買い物を。

福良へ立ち寄り、とれたての海の幸で遅い昼食をとる。  
無料の足湯で30分、うずしおクルーズの帆船の寄港を眺めながら足の疲れをしばし癒さん。




道路の両脇は玉ねぎ畑が続く。 
淡路島へ来ると帰りに必ず立ち寄る、道の駅「うずしお」 
鳴門大橋を眺めながら、前は夕日を見て帰ったがまだ時間があり過ぎるので早々に引き上げる。

 

長女がせっかくだから夕日をと、道の駅「東浦ターミナルパーク」車の中で陽が落ちるのを待つこと20分。
かなり風があって寒いが、洛陽を待つ人も。 夫はにゃーにゃー野良猫ちゃんに、竹輪をやっていた。
「あら~、竹輪もらったん、良かったね~」道の駅から帰ってきたおばさんが、大きな声で言う。 
猫ちゃんもきれいな夕日眺めてたにゃん。 
 

やっぱ夕日は海に落ちるのが一番きれいやわ~。 

落ちたのを確かめるようにカメラに収め、振り返ると夫はすでに車。 さぶ~!

自分たちが行ってとても良かったからと、企画してくれた花の島淡路、至れり尽くせり細やかな心づかいで、
贅沢な花気分を満喫。 連休は混雑が予想されるが、ひと足お先に夫婦揃って楽しませてもらって満足!

 


* 淡路花博2010花みどりフェア(国営明石海峡公園&メイン会場) *

2010年04月24日 | 風景・お出かけ

昨日ホテルの部屋へ案内してもらい、ベッドに横たわる「この感じいいわ~、今までで一番やわ」
すかさず長女が「ヘブンリーベッド、40万もするんやで。 雲の上の寝心地って書いてあるわ」
この夫婦はあっちこっち良くホテルに泊るので、私のようにそんな感想は出ないであろう。
5日前にもここに泊ったのだから。 雲の上で寝たことはないが、本当にそんな表現なのだ!
旅の満足感の中には寝心地もポイント、高さといい、もう最高、できることならずっと寝ていたい。

が、そうもいかないのだ。 6階以上のせっかく目の前に広がる大阪湾、日の出を見ないてはない、絶対。
長女が持参していた小さ目のノーパソで、日の出時刻を検索、「五時過ぎやわ」
普段は起きている時間だが、一応残り2名の為にも目覚ましをセット。

「出てきたよ~」2名は眠そうにベッドからおもむろに起き上がる。 「おお・・」夫が先に反応した。
カーテン全開で休んだので、静かに明けて行く太陽がまるでスライドショーのようであった。

辺りを照らしながら、みるみるうちにあがった。

 

カメラを向ける、ブログを始めて1年半くらいは私の写真を使っていた夫。
いつまでも女々しく・・それにプライドもさることながら、子供達からプレゼントされて自分で撮るようになり、
意欲も出てきて今では写真をあれこれ講釈するようになった。 マンネリ化した私をしのぐ勢い?
(そんなもん夫の辞書にはなかったよね、確か)変貌した還暦夫の後姿に思わずくすっと笑ってしまった。

7時からの朝食バイキングを早々と済ませ、国営明石海峡公園へ向う。



期間限定宿泊の特典、一般の開園は9時半なのに、嬉しいことに8時から入園できるのである。 
料金も大人400円→280円、子供80円→50円でお安くなり。 (6歳未満は無料)
この公園の駐車場は500円なので、900円で一日が楽しめる。

長女は通称、検索の達人。
PCでも携帯でもちゃちゃっと実に巧みに細やかに鮮やかに、お得情報もそつ無く検索してのける。 
何かにつけ、記憶力も抜群で何処へ行くにも重宝する。 (やるな~)まるで特技、誰もが認める特技かも。

まだ開園まで5分、バイキングには結構人がいたのに散策には誰も来ていない。
はじまりはじまり。

最初に目に入った「せせらぎの広場」 ネモフィラのブルーの中に咲くかわいいチューリップ。 

ムスカリはもう終わりかけ・・整列したポプラ並木の、傾斜に植えられた花々の色合いが素敵!
「わ~、すごい!」この言葉を何度言ったことだろう、勝手に出てくる。 
だって、誰もいないのだ、この広い公園には! 独り占め、いや3人占め!

5日前はまだチューリップもしっかりと咲いていたようだが。

夫も娘もそして私も、それぞれが思い思いにシャッターを押しまくり! 

昨日はまだお天気が思わしくなくて、小雨も降ったりと・・でも今日は絶好の花日和! 

「移ろいの庭」
チューリップの中に、10基の風車。 素敵なエリアである。
まるでオランダのミニチュア版。

ちょっと異国情緒の漂う場所。 なんってったって誰もいないんだから。
青い空、青い海。 のどかな時間が流れる。

もうそろそろ終わりかなぁ。

「陽だまりの丘」
絨毯のように敷き詰められたデージー。 陽がささないと開かない・・時間が早い精か、開ききっていない。
陽がさした場所だけが、鮮やかな色合いで咲き競っている。  

「せせらぎの広場」
木立の中を歩くと、あちこちでうぐいすの鳴き声が聞こえてくる。
3年前の5月、みんなでこの場所にやってきた思い出が懐かしくふわっと甦ってくる。



長女は新婚さん、長男のところは愛ちゃんが(息子は仕事だったが)1歳になったばかりのひろとを連れ、
次女夫婦は9ヶ月のなつめを連れてきた。 あれから孫が2人も増えて・・賑やかな我が家ができて・・。
夫が撮っていた場所、こんな夫の心のひだ・・心地よくて嬉しくて、幸福いっぱい。 


名残りのソメイヨシノもちらほら、八重桜やつつじが選手交代。
この頃すでに何人ものスタッフのおばさんたちが、終わったり痛んだ花がらを摘んでいたし、
係りの方たちが作業の準備にかかっておられた。 国営っていくつもある訳ではないが、相当な手入れ。

この場所はもう一度写真が撮りたくて・・。
ポプラやチューリップが青空に映えて、とっても綺麗なんだもの。 今日で良かった、晴天で!

「花の饗宴」のエリア。 フラワーアイランドと化し。 

ポプラ並木の緑にチューリップがいっそう映えて美しいのも、この「花の中海」のせい? 

ホテルのバルコニーからも見えていた、左手のあの鳥は?

「花花鳥」 阪神淡路大震災からの再生と復活の祈りを込めた不死鳥。
高さ4m、長さ30m、パンジーが埋め込まれて豪華。

もうこの頃は、開園が始まり多くの人が押し寄せて・・カメラを向ける人が多くなった。
1時間、ほぼ貸切状態の公園、思い出しても夢のような・・。

 

三脚をたてて、今やどこにでもおなじみのおじさま達がぐっと増えてくる。 
中海ではスワンボートが出番を待って整列。 かもさんも芝にあがって日向ぼっこ。 

東浦口ゲート。 そばの大型駐車場へは観光バスが次々と到着、大抵はシニアクラスの団体さんである。
その賑やかなことと言ったらない。 私よりずっと元気なおばちゃまがいっぱい。
どこへ行ってもシニアクラスの人が楽しむ姿が多いが、長年日本を支え家族を支えてきた人たちである、
(ご苦労さまでした) 微笑ましく眺めながら(どうぞ存分に楽しんで下さいね)とこころで語りかける。
入り口の「タコトピアリー」の前では、撮影日のプレートがあって。

せっかくなら山の上のプロムナードガーデンへと、娘が還暦夫婦を気遣いさっと有料のロードとレインで。
メイン会場の中の「花の村」や「兵庫うまいもんフェア」、「野外劇場」を通りながら、花木林苑へ向う。 



ロードトレインは土日祝日のみらしい。 到着後大阪湾を望み帰路の時間を待つまでの時間展望を楽しむ。
野外劇場から聞こえてくるゴスペルのリハーサル、歌声がこだまして素晴らしい緑とのハーモニー。

帰りも乗って昨日から一番行きたかった場所へ! 
英国のロンドン郊外のコッツウォルド地方の民家をモチーフに再現した「花の村・マルシェ」 

アンティークな雰囲気がほんと、(ここは何処?なんて思わせるようなこの場所もすっかり異国情緒たっぷり。
絶対に絵に描きたい場所。 描こう!

ウェルカムボード的存在、会場案内の貝の浜。
淡路夢舞台には多くの水辺があるが、底にはアコヤ貝が綺麗に敷き詰められている、その数100万枚。
五国の庭は阪神・播磨・丹波・但馬・淡路と、兵庫県の5つの国をテーマに花と緑を演出しているそうだ。

これも特典だが、普通チェックアウトは11時だが、お昼1時までなのでゆっくりと会場の散策ができた。
安藤さんの設計、素晴らしい部屋、おしゃれなホテルに満足で12時過ぎチェックアウト。

 「まだベッカムのあのシャツあるかなぁ」夫が言うので、長女が車を出してくる間一階へ降りた。
撮ったものの、どれがベッカムさんのサインだか、どっちがベッカムさんのシャツなのか。



「これは撮っておかなあかんやろ~」車が多い中、警備員さんがにらむ中、夫は車から降りて撮影。

さすが、綺麗かったよ~、淡路国営明石海峡公園、花みどりフェア。 あわじ花博10周年記念イベント。
さぁ、今日はお天気だから(多いやろうね~)覚悟の上で、あわじ花さじきへ!          29日記


* 淡路花博2010花みどりフェア (奇跡の星の植物館&百段苑)*

2010年04月23日 | 風景・お出かけ

昨日一日中雨が降ったおかげか、なんとかお天気が回復していてほっと安心。
5日前、行った長女夫婦「すごいきれいやったよ~」と感激の写真を見せてもらって、では!と、
午前で会社を早退した夫と長女と3人で「淡路花博2010・花みどりフェア」一泊旅行へ。
12時半大阪を出発して、明石海峡大橋を渡り淡路島へ着いたのは1時半だった。

淡路ICから橋の下のレストランへ行き、遅い昼食をとる。 
 

淡路島は5回目だが、こんな真下から橋を眺めたのは初めてである。
イルミネーションの点検だろうか、鉄のロープの上では作業中・・(怖~)橋、人間技と言えどもすごいなぁ。

明日予定の「あわじ花さじき」の下見に。
雲行きが怪しくなってきたし、風が出てきて寒い~。  殆ど人はなく菜の花畑貸切状態だよ~。

花に埋もれ・・ こんな写真、明日土曜日お天気とあらば無理だろうな~。


小雨がぱらついてきて・・引き上げ、



ホテルへチェックインしたのが4時前。 
先日泊った長女夫婦だが、依頼のときの長女の口上(還暦の両親と・・)が効いた?海側の最上階へ!

目の前に広がる海、バルコニーの眼下には「国営明石海峡公園」、メイン会場が見える絶景。
お茶したことはあったが、かつてベッカム、英国サッカーチームが泊ったと言う「ウェスティンホテル淡路

今日のうちに見学しておこうと、ホテルに隣接した兵庫県立夢舞台温室「奇跡の星の植物館」へ。

いつも思うのだが、老眼鏡をかけるようになってパンフレットを手にしても殆どみることが無くなったわ。
何かしらメガネがおっくうで、テキトーに見学してしまう。
帰宅してから、こう言うときに(あ~ちゃんと読んで見学したら分かりやすかったのに~)後悔する、必ず。 

ここは夫の会社の旅行で、社長ご夫妻と一度見学したことがあるので雰囲気は記憶にある。
トロピカルなゾーン。

「バナナの花?」思わず・・

やはり水があることやせせらぎの音は、癒される。

ランやベゴニア

光とのコラボ

フラワーショースペースは、年7度の様変わりで楽しめるそうだ。

結婚式やパーティーなどにも花や人と人との交流を・・と言うスペース。

色々な花の組み合わせがとっても楽しい。 

 
やがて始まる紫陽花の季節。

色々なスペースがあるが、やはり和・・の庭が落ち着く。
 

 淡路島は瓦の生産地

 

芝生広場、明日への楽しみとして・・

温室を出て、花あそびをテーマにした「百段苑」に向う。  45m四方の正方形100区画からなる花壇。
百と言うのは、20世紀から21世紀への100年と言う時間単位を表現。
震災で被害に遭われた方々への鎮魂の祈りを込めて建築家「安藤忠雄さん」が設計されたそうだ。



ホテルもそうだが、夢舞台を作る 会議場、温室、百段苑、レストラン&ショップ、野外劇場など建物全ては、
打ちっ放しのコンクリートで有名な、我が港区出身「安藤忠雄さん」の設計である。 

我が家の近所にも、安藤さんの友人と言う方の安藤さん設計の4階建ての家が今売りに出されている。
当時は冷たい感じでなじめない建築だったが、天保山のサントリーミュージアムや神戸の婦人の近くの美術館、
ましてやこの淡路の自然に恵まれたこの土地に作られたこの夢舞台のさまざまな空間が全体に
いい雰囲気をかもし出していて素晴らしいと思っている。

区画ごとに小学校の生徒さんたちが植えにこられているようで、校名の書いたプレートがたっていた。



100区画ある花壇は世界を3ブロックに分け、その地域の原産地とするキク科の植物を植えている。
これらは看板に書いてあったが、こんな思い入れがなされていたなんてやはりパンフレットや看板は、
読むと何倍もの興味や楽しさが湧くと言うことを、改めて思い知らされた。
遠くから眺めて華やかに見えたのは、風車のしわざ。 時期によればもっと華やかになったはず。

お天気はまたまた回復して明るくなった。
ここをてっぺんまで上がるのには足の弱い私は「もっとゆっくり行ってよ~」夫には何度か言う。
娘はいつも「ゆっくりおいでよ」とか、「段差があるよ」とか細かく気をつけてくれるのに。

見下ろすホテル、緑の中から鳥のさえずりが聞こえる。 
「ええなぁ、うぐいすやろ、ひばりやろ、ほいで・・」双眼鏡を覗きながら夫が珍しく風情のあることを言う。
 

この場所で眺めを楽しみながら夕日が落ちるのを待った。 曇ってはいるものの「明日は晴れるよ!」
 

今ホテルの宿泊特典、高台にある美湯「松帆の郷」へ。 送迎バスも出ているらしい。
世界一のスケールを誇る明石海峡大橋、露天風呂からその絶景が眺められるのだ。
ライトアップされたその景色は、温泉気分をより高めてくれる。
金曜のそう多くはない人、よけいにゆったり、リラックスリラックス。
夜の帳の中で、30分おきのレインボーカラーに遭遇、「あ・・贅沢!」
ホテルで夕食、明日の行程をたて、開けたままのカーテンで海を眺めながらベッドに横たわる。
明日は日の出が拝めるよね~、早起きしよ!