友人と出かけた帰り、「大阪城で桜の写真撮りましょう、撮るポンント教えてよ」と言われていた。
桜の木の下では大勢の人たちがお弁当を広げていた。 まぶしいばかりのお天気である。
まずは桃園に行った。
大阪生まれ大阪育ちの友人、桃園は初めてだと言う。 私より一回りも年上の方。
鮮やかな桃の花に驚かれ、たいそう喜ばれた。 私なりに撮るポイントとか話しながら撮っていた。
「あら! フィルムもうなくなってるわ」 カメラ全くで押すだけのフィルムカメラ、後何枚残っているかも知らなかったらしい。
せっかくだから見ましょう、まだ半分も見てないしと思ったが、帰ると言う。
お昼時なので、ビジネスパークまで歩いて、食事をして別れた。
撮りたかったけれど、桃園はもういいか、大阪城へはせっかくなので寄り道。
孫2人の子守りは長女がしてくれているが、3時半までには帰らなきゃ・・早足で大阪城へ。
半分も回れなかった桃園。
何度かこの時期来ているが、やはり天守閣が撮りたくて寄ってみる。
ちょうど3時半、家に着いた。 孫の守り。
夫は帰宅するなり、待ちかねたように”そば打ち” 2月に三田永沢寺でそば打ち体験をして、もう5回くらい打った。
(ようやるなぁ) 感心する。 自分も食べたいが、食べさせてやりたい一心なのだ。
今日は昨日送ってくれた愛ちゃんのご両親へ、感謝の気持ちが合ったのだと思う。
今日はかんたの誕生日、4歳になる。 11日7歳になるひろとと合同の誕生会を7日に予定している。
せっかくだから私たちからのプレゼントを渡した。 粉まみれの中で。
次女は家族で、誕生日のお祝いにと食事をするので、帰って行った。
長女と3人でおそば・・を。 挽きたてのそば粉、美味しいのは粉の精なんだろうか。
昔は実家でも作っていた。 私も刈り入れや採った実を石臼で挽いたこともある。
ものが豊富ではない時代ではあったが、あの頃は時の経過もゆっくりだった気がするし、人の心も豊かで温かかった様に思う。
それにしても、帰りそうそうでも鼻歌交じりにそばを打つ夫のやさしさがまた、味なんだろうなぁ。
大阪城満開の桜、久々の青空に這えた桜だった。 2日後花の嵐がこようなどと、誰が想像できるであろうか。