日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 嘘でもいいから・・ * 

2010年08月02日 | 雑感



タイトルを書きながら、(ん? どこかで聞いたことあるぞ・・) そうだ奥村チヨさん。
♪ しつこいなんて言わないで 嘘でもいいから 笑顔になって~笑顔になって~たまには頭をなでなでしてね~♪

朝食の時だったか、TVの街角インタビューで「奥さんに頭があがらない事ってなんですか?」マイクを向けられた亭主殿、
「子供をちゃんと躾けてくれている」 「家庭をちゃんと守ってくれている」 「親の面倒を良く見てくれている」 
皆さんかくかくしかじか、微笑ましく色々と答えていた。 いいなぁ~夫ならこんなときどう言うだろうかと思った。
思いだけでやめておけば良かったのに、「お父さんは?」とふってみた。
「ある訳がない」食事がちょうど終わって立ち上がりながらこうきた。 「え~、そうなん?」 「ある訳がない」
「え~」 それ以上言葉が出なくて、食欲がいっぺんに落ちた。

洗濯を干しながら(なんで~なんでよ~、そりゃぁ私は過去に多大な迷惑かけた駄目な妻だけど、普通なんか言うでしょなんか) 
ある訳がないってさ、「これはあんたにはかなわんで」冗談でもそんな言葉を期待していたのでメッチャブルーになった。
(はぁ、私って何にもないんや、夫にしてみれば私がしてることって全てが当たり前のことにすぎないんやね)

「お父さんは母さんを許してないんやね」 次女は「そうかも知れんけど、照れでそう言ったんかも知らんし」  
照れ? まぁ夫はあんたのお陰やとか、ありがとうとか、そんな言葉を言うような人ではないんだけれど。
即効「ある訳がない!」力を入れて言われたものだから、ちょっとショック(私は一生そう思われるんや)
聞かなきゃ良かった、とんだやぶへびになった事がらに、一日心の中でいた私だった、なんてしょうもない事を。
夫の性格を忘れていて聞いてしまったと言う、うかつな私。

嘘でもいいから「そりゃあ、子供のことやら感謝してるで」そんな言葉でも言ってくれたらなんて、おごりだったかなぁ私。
そんなこと言わないか、夫は。 もしそんなこと言われたら鳥肌もんやったかもな~。 
いや、世の亭主殿だって言葉一つでちょんちょん、女房だってそうなのだ言葉一つでるんるんサービス倍増になるのだぞ、夫殿よ。



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4 コメント

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3%の世界 (ミキメリー)
2010-08-10 20:25:57
 科学も対人関係も人生も、分かっているのは3%なのだとか。
97%は、自然に働いているのだと聞きました。
宇宙も太陽も、私達が心配しなくても綺麗に動いています。
何かとあるのは、人間だけとはどうしたことでしょう。
それも身近なほど、そうなる様に見えますね。

 と言うことは、身近な人と上手く行けば世界中の人と、いえいえ宇宙と一緒に上手く生きられるのでしょうか。

” 大切の シグナルいずこ 見いだせぬ
      二人だけしか 見えない橋よ ”
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 (太郎)
2010-08-10 21:24:07
フ~しんどいなこの奥さん
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☆ミキメリーさんへ☆ (みく)
2010-08-11 06:06:32
コメントありがとうございます!

3%ですか、宇宙も太陽も本当に感情の起伏もなく常に正確な動きをしていますよね、
誰がなんと言おうと淡々と自分の動きを働きを見せてくれていますよね。
ミキメリーさんのコメントを拝見したらなんとちっぽけな自分よと恥ずかしくなりました。
嘘でもではなく冗談でもいいからと思ったものでしたが、でもそれは言いかえれば
冗談で受け止められなかった私自身のその時の心境、心の狭さを感じた次第です。
夫婦は鏡とは、良く言ったものです。

書けないですが笑うに笑えないこだわりの過去、この事がひっかかっているのかと
真面目に受け取ってちょっと重くなったんです、まだ夫の心の中には存在していてそれがあの言葉を言わせたのかと思ったものですから、
ブルーになったのはその事がら、まだまだ修行が足りませんね。
身近なほど・・そうですよね、思えばこそでしょうか。

私は結婚の祝電に良く「一生をかけていい夫婦になって下さい」と書きますが、
私などいつになったら相手の全てを包みこんですっぽりと・・程遠いいなぁと改めて思いました。
毎朝ゲゲゲの女房を一緒に見ていますので、一時はそんな時もあったのに、一生をかけてどころか
年数が経つほどにあまりにかけ離れた自分自身が情けなく恥ずかしく苛立っていたのかも。

” 大切の シグナルいずこ 見いだせぬ
      二人だけしか 見えない橋よ ”
思い深いうたをありがとうございます、恥ずかしくも思います、夫には申し訳ないとも。
夫婦の人生37周年を前に、初心に立ち返りながら尊くいただきますね。 
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☆太郎さんへ☆ (みく)
2010-08-11 06:19:24
コメントありがとうございます!

ほんと、夫にもそう思わせているかも知れませんね。
単純に思って交わせばどうってことなかったのでしょうが、過去の出来事に
真面目に言葉と合わせてしまい考え込んでしまいました。

冗談でも言ってくれたら・・と夫の心を期待してしまいましたが、
私も夫の冗談が通じないほど、思いが見えないほど心が狭くなっていたのだと思いました。

夫婦って同じですね、夫に見える心や言動、実は私にもあるのですよね、夫に言わせれば。
夫に望むもの、自分自身が心がけなければいけないと反省しました。
正直に貴重なコメントを下さり、ありがとうございました。
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