新しく月が替わると言うのが大好きだった。 子供の頃からそれは。
前の月にたとえ嫌なことがあったとしても、ひと晩でリセットされる気がしていた、多分、大体。
そして、新たな気持ちで(今月は頑張ろう!)と密かに思える自分がいるのだ。
カレンダーの絵柄が変わる、月の終わりそれをめくるわくわく感がすごく好きだった。 新鮮だった。
まるで魔法にかかったように、なんか新たな気持ちになれて、スタートできる気がするから不思議である。
でなければやって行けないよ12ヶ月、だから充実と言う言葉がある。
大晦日、なんか(どっか悪い、私?)と思えるほどに、お正月を迎える準備をしながら心臓がバクバクしていた。 本当に。
だって年が変わるのだもの、一晩で・・除夜の鐘と共に・・令和四年に。
一月、いつもと変わらない日常の動きに加え、行事ごとを消化するだけで、とんとんと日付が変わって行った。
あっと言う間に、一月は往った。
さぁ、私。 二月をどんな色に染めようか、しっかりしないと逃げるぞ、二月。