クラブ報告
2018年9月2日(日) 天候 曇り
CL 泉谷さん
県連岩登り講習会が各務原市の、伊木の森クライミングエリアにて開催されました。
今回の岩登り講習会は、初級者を対象との事で、クライミングに必要な道具を自分で持っている人で、道具を使用した経験がある人、基本的なロープワークができる人を対象とした講習でした。
講習会の最初は、中津川労山の藤田さんが講師で、クライミングの基本の話で、1、ギア・①クライミングシューズ、②カラビナ、③ヌンチャク、④ハーネス、2、①ビレイ、②意思疎通が重要、③ザイル操作、④ビレイヤーの立ち位置、⑤セルフビレイはメインロープか、シュリンゲか重要? 3、リードの確保、①墜落係数とは? ②ランニングビレイ、③リードに対するザイルを持つのは右手?左手? ④ダイナミックビレイ? ⑤ザイルを止める向きは? 4、マルチピッチ
① まずはセルフビレイ ②ザイルの整頓の仕方は? ③流動分散
④ボディビレイか、支点ビレイか? 5、懸垂下降 ①右手?左手?
② プルージックなどでのバックアップはとるの? とらないの? ③末端端処理はどうするの? ④二つに分けてザイルを投げるときの順番は?
6、ザイルの束ね方、7、登り方お役立ちポイント、など岩登りでは重要な事項で実際にギア、ロープなどを使い説明を受けました。
基本の説明を受けた後は、各グループ5班に分かれ一人の講師の元で実際にロープ、ギアを使用し各グループがそれぞれの岩場で基本的な事を体験しました。自分自身、最近は最低限のギアを使用で岩場を楽しんでいましたが、今回本格的なギア、ロープを使用するのは約10年ぶりで、バックアップのとりかたなど、今日の講習でなるほどと思う事もあり、大きな収穫でした。岩登りは事故がおきると大変な事故になり、お互いの確保、自己確保、二人以上で必ずギア、ロープなどの確認が必要な事は昔から同じで、今回の岩登り講習会での説明、岩場での実地体験で改めてクライミングの基本を再確認しました。山へ登れば何処の山にも多少の岩場が有り、一人ひとりが今回の様な基本的な事を習得し、事故のない楽しい山登りをしてほしいと思います。
今日は全員怪我もなく無事に岩登り講習会も終わり、各講師、CL、SL、各係の方、参加者の方ご苦労様でした。
(記録担当 山田Mさんの報告より)
コースタイム
関7時30分発・5名、現地集合・8名(8時30分集合)、講習開始9時~12時、昼食12時~12時30分、講習終了15時15分
(写真提供 圓戸さんより)