クラブ総会報告
2022年4月24日(日) 天候 曇りのち雨 出席者81名 委任状19名(全クラブ員数102名)
新緑に囲まれ清々しい空気の中、8:30から世話人による準備が始まった。昨年に続き同じ会場で、慣れた様子で会場設営、議案書や会報等の袋詰めが進められた。机5列で1テーブルに3名座った。コロナ禍で密を避けたい所だが、今年度は出席者81名で全部の机を出しても3名座る事になった。
10:00定刻通り総会が始まり、開会の辞では松尾事務局長が「本日は、福井県のYさんも駆け付けてくださり皆さんの熱意をひしひしと感じます」と話された。
次に堀越世話人代表の挨拶では「コロナ、ウクライナ問題等、世界情勢は難しい状況にあるが、わがみのハイキングクラブでは、健康管理に気を付けて、仲間からの声掛けもあり、頑張る体づくりをしようと意欲が湧いてくる。本年度も充実した年にしていきたい」という話。なるほど、みのハイクの良さは、怪我をしても病気になっても仲間の声掛けと山行内容の工夫で、また頑張る事ができるので、102名もの会員数なのだと感じた。
その後、昨年度の27期は前島さん、水野さん、後藤さんの3名の方が亡くなり、黙祷を捧げた。大事な仲間を3名も失い何とも悲しい気持ちになったと同時に、3人の方の偉大さとその生き方の素晴らしさをしみじみと感じた。いなくなってしまったけど、その思いはみのハイクに残っている。「ありがとうございました。お世話になりました。」
その後は、2021年度の山行報告、活動報告、決算報告があり、コロナ禍にも関わらず、すき間を上手に活用してクラブ山行ができたことに感謝したい。
続いて、2022年度の組織案、山行計画、予算案、行事予定等の提案があった。例会、世話人の拠点がコロナの影響で文化会館からアピセ関に変更になり、勉強会が27期はコロナの影響でできなかったが、状況を見ながら再開する予定が報告され、本年度の活動への期待が広がった。
その後はクラブ表彰となり、山行参加回数上位1位(14回)1名(松尾)2位(13回)7名(春日井、可児、多賀、長谷川、藤村、村瀬、渡辺)9位(12回)4名(石原、後藤、中島、細江)が表彰された。
その後、クラブ推奨若葉コース完登達成者3名(泉谷、中島、宮本)双葉コース8名(泉谷、可児、須田数、須田節、中島、藤沢、松尾、宮本)クラブ推奨全90山2名(泉谷、松尾)が表彰された。
その後は、労山栄誉功労賞4名(西口、東山、長谷川、細江)が表彰された。20年間の在籍に対する賞で重みがある。
閉会の辞は須田副代表世話人の「前年度はコロナ禍にも関わらず工夫しながら登ってきた。本年度はwithコロナの年、もっと登る回数が増えると思う。また、頑張って登って行きたい。」の言葉で閉会となった。
最後に、みのハイキングクラブの歌をマスクを付けたまま歌う。指揮は小瀬さん。マイクを持って歌うのは、堀越世話人代表。その歌唱力の高さに、みのハイクのメンバーの多才さに驚かされる。歌唱後、この歌の作詞者である鷲見さんの紹介があった。♪山に入り 山思う、山に入り、友思う♪このポエム風の歌詞は私たちの大先輩である仲間から生まれていた。このみのハイクを思う気持ちが伝わってくる。ロマンチックである。
こうして、2022年度の定期総会は終了した。
故後藤良宏さんの追悼セレモニー
総会終了後、古城山(407.4m)へ追悼登山をする予定だったが、雨天のため中止となった。可児さん、五十川さんを中心に計画され、54名の参加希望者の名簿も作成されており、3コースに分かれて登る予定であった。「香りドーム」にて総会に引き続き追悼セレモニーを行うことになった。
司会の佐藤さんの声はセレモニーに相応しい厳かさがあり、みのハイクでの良宏さんの紹介があった。
引き続き堀越代表より弔辞が読まれた。
享年61歳という若さで逝去されたことの無念さと心残りを想い、俳句がが詠まれた。
その後には同期で、共に登山をしたGより山での思い出を話した。
まとめとして大先輩の善太郎さんから、忘年会での思い出を、良宏さんの人柄を偲び、紹介してくださった。こんな心温まる言葉を頂き、故人も心穏やかに空の上から今後のみのハイクの山行を見守ってくれるのではないか。
(記録担当 後藤Kさんの報告より)
(写真提供 古谷さん)