みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

皆子山(971.3m)干支の山(2020.12.6)

2020-12-12 | クラブ山行

クラブ山行報告

2020年12月6日(日)   天候 晴れ   参加者 32名 (Aコース13名、Bコース19名)  

CL 森さん

Aコース 感想・雑記
 今年も残り2山の山行となったが、恒例の干支の山行へ真暗な関市役所からバスに乗り込みスタート、11名の為ゆったりで快適途中織部で2名乗車しても余裕です。
 長いバス移動も小1時間毎のトイレ休憩後登山口に到着。
 準備後10m程の沢巾(水流巾3~4m)の左岸をヘルメット装着しグループ編成で進んでいるとお宝キノコ発見。その後は足場の確認と枯れ木の上下確認とキョロキョロ歩行。
 1番目の渡渉箇所を慎重に渡るが、コケも無いのによく滑る岩だらけ、2人入水するが長靴参加のKさんは余裕の笑顔 2番目の渡渉は全員無事通過後避難小屋で小休止。3番目の渡渉個所は足場が無いため、廻りの石を投入し足場確保。山の恵み発見、倒木に花が咲いたように直径10センチ程のヒラタケ大量ゲット。
 大きなトチの木2本目から右側小沢へ、高巻ルートが落ち葉で分からずザイル確保にて直登(その後トラバースの正規ルート発見)水量減少してきて最初の1滴の上は急登で足場が悪いため2度目のザイル使用。
 道なき道の急登を上がるとBグループが出迎えの掛け声で足が軽くなる。ありがたい
 いくつもの山岳会が設置した山名看板が5個程ある山頂で、全員で記念撮影後B班は先に下山。少し遅れ気味の昼食をゆっくり頂いた後、下山開始。
 琵琶湖+琵琶湖大橋が眼下に感動しながら一気に下山。下山口付近でB班に追いつくが、あおり山行に注意して下山口に無事到着。
 長靴山行での渡渉は快適だが、下山は違和感があるとのこと。また入水した沢歩き初参加者は、最初の入水で度胸がつき、その後は平常心で行けたとのこと。
 やはり女は度胸・男は愛嬌か
 久しぶりの交通渋滞も、お菓子を頂きながら親睦を深め、GLの挨拶も済ませ暗くなった関市役所に到着。世話人の方お疲れさまでした。
 沢歩きは、真夏に入水しながらが楽しいな(この沢はヒルがいるため避けたいが)
                                    (記録担当 木村さんの報告より)

Aコース コースタイム
 関5:00===織部道の駅5:50」===道の駅あぢかまの里7:20===道の駅朽木8:05===登山口足尾谷橋8;30~8:45・・・第1渡渉地点9:15・・・第2渡渉地点9:30・・・避難小屋9:40・・・第3渡渉地点9:50・・・とちの木分岐11:40・・・山頂12:50~13:30・・・下山口14:40~15:00===道の駅織部18:10===関19:10

 

                             (Aコース写真提供 多賀さん)

 

Bコース 感想・雑記
 12月の朝6:00前。まだ暗いが、賑やかな声がマイクロバスから聞こえてくる。手指消毒と集金を済ませバス席に着く。運転手さんの挨拶に安全運転という言葉があった。織部の里で3名乗車しこれで19名全員揃う。樽見鉄道のこちぼら駅の横を通り、国道303号を通って横山ダム、賤ヶ岳、そして琵琶湖の見える所に出た。京都の山へ行く場合、高速道路を使い琵琶湖大橋を通るのかと思っていたが、みのハイクは違う。琵琶湖の北から行く。R303を南下し、海津大崎、マキノ。湖西線の列車が見えた。そしてR161、R367に入り朽木。鯖街道では、鯖寿司の看板が目に入る。安曇(あど)川が見え登山口に着いた。安全運転だったため、計画の時間より遅れたが安心して、小旅行のような気分になり「まあ、山はどっちでもいいわ。」という声が聞えた。
 滋賀県大津市が登山口である。Bコースは東尾根ルートのピストン。お寺の境内脇の登山口から登り始めるといきなり急登ではあるが、杉木立の中をゆっくり登る。杉葉が積み重なったふわふわの道を歩き、緑色のキツネノシッポが広く生えている。道の両側には馬酔木の木がたくさん生えている。山頂近くの馬酔木は蕾が沢山あり春の早い時季に咲く準備が出来ていた。京都の山は以前の台風の影響で倒木が多いが、このルートは少なく安全である。
 急登が落ち着いてくると平坦な道になり、落葉木の間から琵琶湖側の展望があり、のんびりと登る。朝は少し空に雲が広がっていたが、837mピークのあたりでは快晴で風もなく登山に最適の状況である。しばらく行くと比良山地のシルエットが見えてきた。スキー場のリフトのような建物があり蓬莱山の山頂のようだ。その先には武奈ヶ岳も見えてきた。二つ目のピーク941mに到着し、そのあとは多少のアップダウンはあったが少し頑張るとそこは、京都府最高峰の皆子山であった。
 広い山頂で、無事に登頂出来たことを祝してCLが頑張って運んでくれたボージョレーヌーボーで乾杯。CLは、自分の名前と山の名前が同じという縁でCLに抜擢された。(山の名前はminagoと読むが)今年の干支の「子」のつく山で、忘年登山である。
 まだ、頑張って登っているAコースのみんなを待ち、拍手で迎えた。渡渉が多く滑るのでヘルメットをかぶり、大変だった様子が窺えるが、新人のFさんは達成感でニコニコ顔。
 下山。Aコースの皆さんは、つわものぞろいなので、すぐに抜かされそうだが、マイペースで歩く。小春日和のブナ林の中、落ち葉をかさかさと踏みしめ、一歩一歩確実に。登山口に近づいた頃、Aコースのみんなが迫ってきた。来年、傘寿を迎えるHさんの「あおり運転禁止‼抜かしたらだめ!」の声で抜かされなかった。
 帰路は美しい琵琶湖の夕景を見ながら、お腹が空いたのでモグモグタイム。近江のあたりですっかり暗くなった。民家のない夜道では獣の飛び出す可能性があるのでバスの運転手さんは慎重に運転してくださった。そんなバスの中で、Hさん「病気をしたけど、山のてっぺんでお弁当を食べたい一心で病気を治した。今回が最後かと思っていたけど、登れてしまったから、また…」山のために元気になることができる、みんなが参加できる山行。そんな山行を作り上げてくださってみなさん、ありがとう。
                               (記録担当 後藤Kさんの報告より)

Bコース コースタイム
 関5:55==道の駅織部の里6:55==R303道の駅あぢかまの里8:15==道の駅くつき新本舗9:20==平バス停前P9:50・・・緑の橋…お寺の境内・・・登山口10:00・・・837mピーク11:18・・・941mピーク11:35・・・皆子山山頂12:05~13:00・・・941mピーク13:30・・・登山口14:30~14:55==道の駅くつき新本舗15:15~15:25==道の駅あぢかまの里16:40==トイレ休憩17:30==道の駅織部の里18:20==関19:20

 

                               (Bコース写真提供 三輪さん)

 

                              (地図提供 多賀さん)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金華山トレイル(清掃登山)... | トップ | 鶴形山・鶴形山-高山&母野洞... »

コメントを投稿

クラブ山行」カテゴリの最新記事