クラブ山行報告 2025年1月26日(日)天候:晴れ 参加者 14名 (女性 8名 男性 6名)
CL 可児さん
感想・雑記
鷲ヶ岳スキー場第2駐車場まで除雪してありましたが、道路の凍結箇所があり慎重な運転が必要でした。今日の鷲ヶ岳はスキー場で2mの積雪です。
駐車場でワカン、スノーシューを付けて、スキー場ゲレンデの端をスキーヤーの邪魔にならないように第3リフト終点近くまで歩き、右に入って林道から登る。
5日前に下見に来た時、スキー場の人から「スキー場を歩くことはやめて欲しい。」と注意を受けました。
その方が親切に、この林道を歩くことを勧めてくださいました。以前はゲレンデトップまで歩いて【尾根コース】で登っていたがそれも厳しくなった。
林道は植林されて景色は良くないが、勾配が緩やかで風の心配もなく、下見のトレースと昨日歩いたと思われるトレースが有り、
迷うことなく【尾根コース】との分岐まで約2時間で登ることができた。ここからは眺望も良く雪原歩きが楽しい。
分岐から100m位先の急登を登ると、いっぷく平に出る。ここからの展望が一番で、眼下に奥美濃の山々等が山裾から一望できる。
大日ヶ岳、野伏ヶ岳、小白山・・・また、別山、白山、荒島岳、越前大日山も見える。青空はあるが白山の頂上に少し雲がかかっているのが残念だ。
雪化粧した山々の景色を楽しみながら登山道(林道)を約15分水平移動して、鷲ヶ岳登山口に9:50に着く。
登り始めは階段のある急登である。積雪が多いためワカン、スノーシューで苦戦して登る。
標高1500mあたりから今回の核心部である標高差約100mの急登をジグザグで登る。
トレースが薄っすら残ってはいるが、積雪が多く、かなりの斜度で、先頭を歩くのはキツイと思われる。
体力のある女性Sさんが引っ張って、後続は安心して付いて登る。急登を登りきると、目の前は頂上に続く純白のビクトリーロード。
青空の中、樹氷が付いた白い木々が美しく輝き、まさに絶景である。10:45頂上到着。
山頂にある標柱は雪で埋もれているためピッケルを立てて頂上とした。本日の登山者は【みのハイク】のみ、風も無く穏やかである。
昼食を摂っていると雪雲が上空に出てきてアラレが降ってきた。慌ててアイゼンに履き替え下山開始、急登の下りはトレースの階段が出来ていて安全である。
天候もすぐに回復し、時間の余裕もあり、登りで撮れなかった写真を撮って楽しんだ。
下山は同じ道をピストンだが、リーダーの先導でいっぷく平の祠まで新雪をトラバースして登る。
祠の屋根の積雪とツララが見られ、周りは真新しいクリーミーな雪に覆われている。やはり高い所は気持ちいい・・・ここで休憩して、一気に下山した。
今日の鷲ヶ岳山頂の積雪はゾンデ棒で計測した所、2m以上、眺望と樹氷の素晴らしい景色を見られ最高でした。天気、雪質、登山道等の状態が良く予定より早く下山できた。
(記録担当 S・Tさん)
コースタイム
関P5:30==美濃IC==高鷲IC==
鷲ヶ岳スキー場第2駐車場6:50~7:15・・・夏道P8:20・・・尾根コース分岐9:15
・・・一ぷく平9:30・・・鷲ヶ岳登山口9:50・・・鷲ヶ岳10:40~11:45・・・
鷲ヶ岳登山口12:10・・・一ぷく平12:37~12:50・・・夏道P13:25~13:40・・・
鷲ヶ岳第2駐車場14:30~15:00==高鷲IC==美濃IC==関P16:00
(写真担当 F・Yさん)
(地図提供 A・K)
(地図提供 A・K)
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