みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

伊木の森(岐阜県勤労者山岳連盟岩登り講習会)

2019-09-09 | クラブ山行

クラブ報告

2019年9月1日(日)  天候 曇り

 

CL 中島Mさん

 まだ小雨の残る関市役所を現地直行の4名を除き8名で出発。伊木の森に着く頃には雨もほとんど止み一安心。でも、2~3日前から降り続いていた雨に岩場の状態が心配でしたが、一部を除き乾いているようでこれまた一安心です。
 多治見ろうざんの西部さんより開催の挨拶がありました。普段我流でやっている人も、講習会で基本的な技術を身につけて欲しい事。また、山行時には、連絡手段となるもの(携帯等)を必ず身につけて行って欲しいと話されました。
 今日の講師みのハイクの大島さんによる講習会の始まりです。岩登りでの基本動作であるカラビナへのロープの掛け方、ムンターヒッチとクローブヒッチ。これらは片手でも掛けられるように。そして、ロープと自分とを繋ぐエイトノット(後輪)。この3つを各々が何度も何度も繰り返し練習しました。
 次は支点を取る時の注意点です。2点で取りますが、その時使用するスリングは同じ素材のものである事。長さが違う場合は、結ぶなどして長さを揃えて使用する事。流動分散という方法もあるが、スリングどうしが摩擦により消耗するし、1点が駄目になった時支点からロープがはずれてしまう可能性があるため、この方法は使わない方が良い。
 また、カラビナが岩のかどに当たらないよう注意する。ショックがかかった時には割れる可能性もあるからである。ロープを繋ぐ方法、シートベントとダブルフィッシャーマンも学びました。
 いよいよグループ毎に分かれ、岩場を使っての練習です。みのハイクは、前日に習ったトップロープで登る時の支点を順番にセットしてみました。昼食を挟み、午後からはトップロープで登る事、テンションをかけて降りる事、登る人を確保する事を練習しました。
 少しの油断が大きな事故につながるクライミング。基本動作を確実に理解しての繰り返し練習が大切だと思います。普段の山行にも岩場はあります。岩に慣れるためにも、こういった機会を大いに活用していって欲しいと思います。
 今日は大変お疲れ様でした。いつもと違う筋肉を使ってしまいましたね(特に首)。
 講師の大島さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
                           (記録担当 河合Jさんの報告より)

コースタイム
関7:35=伊木の森P8:10
講習開始8:40~昼食12:10~12:45 講習修了15:10

  

 
                           (写真提供 圓戸さん) 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蓼科山 | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

クラブ山行」カテゴリの最新記事