みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

富士見台(1739.0m)(2020.10.18)

2020-10-25 | クラブ山行

クラブ山行報告

2020年10月18日(日)   天候 曇り時々晴れ   総参加者 29名

Aコース(神坂峠-富士見台・ゆっくり組)16名   Bコース(神坂神社ー富士見台)13名 

 

CL 細江さん

Aコース(神坂峠-富士見台・ゆっくり組)記録
 今日の山行は、労山の山祭りが中止になり、代替で計画された。Aコース、Bコースと別れて登り、山頂で合流するよう、出発時間、コースも別々に計画され、大勢が参加できるよう考えた登山でした。
 Aコースは関を30分遅れで出発、美濃加茂ハイウエイオアシスで3名合流して、4台で出掛けた。神坂峠に着くと、駐車場はいっぱい、道路の脇にも車が止まり、登山口よりだいぶ進むと、道が広くなっていたので、何とか路肩に停めた。今日は恵那山に登る人も遠くから来ていたのでさすが百名山だと思った。
 登山道は古代より登られた東山道と書いてあった。昔の人は、こんな山道の峠を越して美濃と信州を行き来していたのには驚いた。登山道脇に旅の平安を祈るためにお守りを捧げた破片が出てきたので、記念塚があった。
 少し登ると、下の方の紅葉した山が見えだした。神坂小屋に着くと雲海の上に南アルプスが見え、後ろには船を伏せたような恵那山が大きくそびえていた。トイレ休憩して、石ころの道を進む。前方に御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、中央アルプス、白く冠雪した山々が見えてきた。広い山頂にすぐ着いたので景色を楽しんでいた。20分くらいで皆さんが登って来たので、集合写真を撮り、一時間余りの楽しいランチタイム、雲海も晴れてきて、眼下の紅葉や中津川の町も見えてきた。北の方にはチシマザサに覆われた、横川山や南沢山の稜線が見えた。風もなく穏やかな天気で、1時間以上いてもあまり寒くはなかった。帰りはBコースから下った。萬岳荘迄下りて来た。
 まだ時間が早いので、三角点のある神坂山まで登ることにした。20分位で大きな岩がある狭い山頂に着いた。展望無し、写真を撮りすぐに下山した。萬岳荘まで戻り、神坂峠まで車道を戻った。朝はいっぱいだった駐車場も、帰る車もあり空いていた。CLの現地解散の挨拶で車ごとに帰った。神坂峠までの道は細く、くねくねしているので運転手の方々大変でした。
 今日の山行、2つのコースを計画して下さり、CLさんSLさんありがとうございました。帰りは恵那峡SAで、ゆっくりコーヒータイムをして帰宅しました。
                                    (Aコース記録担当 長谷川さんの報告より)

コースタイム  
関6:30==美濃加茂IC6:50==恵那峡SA7:­­­30==中津川IC==神坂峠駐車場8:50~9:00・・・登山口9:05・・・富士見台10:20~11:30・・・萬岳荘12:00~12:20・・・神坂山12:45・・・萬岳荘13:00・・・駐車場13:20

  

Bコース(神坂神社-富士見台)記録
 前日一日中降っていた雨が今日はすっかり上がり上々の天気。良い山行になりそうな予感がする。 
 6時少し前に関を出発、目的地「富士見台」へと車を走らせる。途中恵那SAで先行車両との合流を兼ね休憩を取る。無事合流し阿智村にある「神坂神社登山口」に7時30分ころ到着。神社前に十数台は止められそうな駐車場がある。着いた時にはすでに数台の車が止められていた。
 準備を整えて7時45分登山開始。関を出るときには晴れていた天気がここでは霧に包まれ、樹間から洩れる光が霧に阻まれ幻想的。少しロマンティックな気分にさせてくれた。
 登山道に続くほぼ地道の林道があるがそこをショートカットするように登山道ができている。登り始めは傾斜のある斜面をジグザクに登っていく。1時間と少しで尾根に取付きここからは平坦で山にできた公園の散歩道みたいで歩が進む。所々にきれいに色付いた紅葉が目を楽しませてくれる。先に進むにつれその度合いが強くなり感激、感動の連続。樹間から遠くに雪を頂いた中央アルプスと思われる山並みも見えてきた。昨日の雨は標高の高い 所では雪になっていたようだ。頂上での景色に期待をふくまらせる。
 10時に萬岳荘(バンガクソウ)に着いた。ここまでは車で来ることができるようで数台の車が止めてあったが、なんだか少し複雑な気持ちになった。ここで10分程休憩しチョイ記念写真も撮り頂上へ足を向けた。この先頂上までは30分も掛からない。が、絶景、絶景の連続で少し登っては止まりパシャ、感動、驚きのしっぱなしで歩が進まない。ようやく頂上に着いたのは10時50分ころ。A班は30分も前に着いていたそうだ。
 それでも計画より30分も早い。A班に至っては予定より50分も早い頂上着だったようだ。
 陽を浴び雪をまとった御嶽、乗鞍がドカーン、穂高連峰、槍、中央アルプスまで見渡すことができ至福の時間を過ごすことができた。
 この辺りの山の特徴なのか、背の低い笹が生い茂り遠くから見るとまるで絨毯のように見える。その絨毯から点在するように紅葉した木々が顔を出しなんとも言えない絵を見せてくれる。この絨毯の上で寝ころびたいくらいだ。
 それぞれ食事を済ませ、集合写真を撮り、下山開始をしたのは11時30分。もう少しここに居たい。下山を開始するといままで気が付かなかった「恵那山」が目の前にあった。さすが日本百名山の一つ、威風堂々としている。この周辺の山々ではその存在感がやはりある。
 下山の途中、神坂山に立ち寄る。頂上までそれほどの距離はないのでザックをデポし5分ほど登り三角点にタッチ、「岩田石」と刻まれた大きな岩があった。同姓の会員のご先祖様と何か謂れがあるのだろうか?
 その後は登りで休憩をした萬岳荘を通過し同じ道を途中まで下り、「からまつコース」と「ぶなコース」の分岐では往路で利用した「からまつコース」ではなく「ぶなコース」から下山した。こちらは距離が倍以上あるし林道歩きもある。でも同じ道を行くより変化を楽しめた。なめこの付いた木があり、しっかり頂戴したメンバーもいた。
 今回の山行路は迷うような処もなく、よく整備された登山道で長く歩いた割にはたいへん足に優しかった。とにかく見どころ満載の山行で、計画されたCLさんはじめ、諸役の方々には感謝申し上げたい。今回の「富士見台」会山行に参加されなかった方々はもったいないことをしたなと思った次第である。
                                   (Bコース記録担当 三輪さんの報告より)

コースタイム(Bコース)
関5:55=恵那SA6:50=園原IC7:15=神坂神社P7:25・・ぶなコース分岐9:00・・萬岳荘10:00・・神坂小屋・・富士見台山頂10:45~11:30・・神坂山12:00・・からまつコース分岐13:05・・神坂神社14:15~14:30=園原IC14:40=関15:55

 

                           (Bコース写真提供 古谷さん)

 

                             (地図提供 古谷さん)


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