物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

汚染したプロトコームの消毒をトライしてみた

2025-03-10 | 無菌培養 ー エビネ
<2025.3.7撮影&処置>
2/20に移植したプロトコームの培養瓶にコンタミが発生しました。
写真下方の白い円形の部分がカビです。
放っておくとすぐに汚染が広がり、駄目になってしまいます。



汚染が起こった培地のプロトコームの消毒方法が本「エビネの人口交雑種」に載っていたので、この方法により感染されたプロトコームが再生出来るかトライしてみる事にしました。

まず、瓶蓋を開けてスプーンで汚染箇所の寒天をすくって廃棄しました。
目視出来る範囲より広めに掬い取りました。

ピンセットでプロトコームを拾い、サンプルキャップに入れました。10個ほどありました。
これにピューラックス原液を入れて、3分間よく振り、7分間放置しました。
(本には7%のカルキと記載されていますが、ピューラックスは次亜塩素酸6%で少し薄いです。)


シャーレに原液ごと移し、消毒したプロトコームをサンプルキャップに拾います。
滅菌水に2分間浸けて洗浄します。
その後新しい培地に移植しました。
気のせいかプロトコームは脱色されて緑が薄くなった気がしますが、これで本当に再生出来るのでしょうか?
後日経過報告の予定です。





コメント
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