この「雪の花」は2015水晶寒蘭美術展覧会で特別賞になった実績がある。
緑翠の花弁に雪白舌と抱える棒心の白覆輪が透明感を際立たせる。
まさに名前のとおりの雪の花のようだ。
今年は8輪も花を付けた。
葉が立ち性なので抜けるのは難しいが、特別賞受賞時はかなり高く咲いたと聞いた。
その時の姿を見てみたいものだ。
昨年の花はこちら





翠色の花弁に円い白舌が映える。
棚入れ時のラベルには舟底舌との記載があるので作り込むとそうなるのかもしれない。
棒心は兜気味で弁先も丸みがあって可愛い花だ。
この花を表すと「平肩咲き緑翠船底舌」かな。
日本寒蘭では「青花」だが、杭州寒蘭の翡翠のようなみどりを私は「緑翠」と呼ぶことにしよう。
昨年の花はこちら




2015年11月、中国輸入の無選別未開花株ということで5条立てをヤフオクで落札しました。
その後花を見ることは無く、6年を経てやっと初花が咲きました。
明るい更紗で、どうなるかはまだ分かりません。
来年以降に期待しましょう。






2019年に植替えている鉢にはイエロー、2018年以前に植え替えている鉢にはピンク色のカラーラベルとした。
やっと残りが数鉢になるまで植替えが終わった。
数は数えていないが合計でゆうに200鉢はありそうだ。

2020年以降に植え替えした鉢は今回の植替えの対象になっていないが、2020年以降の杭州寒蘭で根痛みのある鉢が散見された。
そこで全ての杭州寒蘭を冬中に植え替えることにした。
ふぅ~。
蘭舎では日本寒蘭に続いて、水晶寒蘭・杭州寒蘭の花が次々に咲き始めた。
暫くは透明感のある花を楽しませてくれる。