貴重な晴れになる日曜日、島岡美延です。明日からずらっと並ぶ雨マーク、台風など大きな被害が出ませんように。
今年もまた、暑すぎる夏がやってきます。もし、水道が使えなかったら? 映画『渇水(6月2日公開)』をご紹介します。芥川賞候補になった河林満の小説、30年の時を経て初の映画化。失われた30年に重なるこの国のひずみ。料金滞納が続く利用者に水道事業者が行う「停水執行」を巡る物語。
日照り続きの夏、市の水道局員、岩切(生田斗真)は同僚の木田(磯村隼斗)と水道料金滞納の家庭を訪ね、水道を停めて回っている。妻(尾野真千子)や子との関係もうまくいかず、渇いた日々の中、幼い姉妹と出会う。父は蒸発、一人で姉妹を育てていた母(門脇麦)も帰ってこない。すでに電気は止まっている困窮家庭にとって最後のライフライン、水。規則通り、停水を執行する岩切だったが・・・。
見たことのない生田斗真、姉を演じた山﨑七海に注目。
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