内閣支持率25%前後の世論調査、島岡美延です。予算委員会で首相、大臣、何を語る?
社会のことより目の前の人間関係のほうが難解かも。映画『水いらずの星(24日公開)』をご紹介します。昨日のラジオにプロデューサーも務めた主演の河野知美さんと越川道夫監督が登場。岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・松田正隆による奇跡の名作の映画化。舞台では使えなかった「水」で、印象的な場面、時空を描き出しました。
香川に逃げ着いた女には、6年前に長崎で暮らしていた夫(梅田誠弘)のもとから、別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、突然訪ねてきた夫。女のさびれたアパートの部屋で、二人は空白の時間を埋めるかのように語り始め・・・。
164分のうちの多くが部屋の中。「タイパ、コスパ重視」の今を逆行するような時間が流れます。人間って、黙って向かい合っている時間、どうしていいかわからない時間、そう、早送りできない時間を生きている――。「水いらず」って言葉、最近、使いましたか?
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