今週はまた暖かく週末は急激な寒さに、島岡美延です。旅行先の「季節感」にご注意を。
昨日は東京文化会館で東京バレエ団『眠れる森の美女』へ。創立60周年記念、『かぐや姫』に続く第2弾。古典をどう解釈して新制作にするか、今年は各バレエ団『眠り』の競演。
チャイコフスキー3大バレエの1つ、芸術監督斎藤友佳理氏の新演出、振付は古典への敬意と現在のダンサーの技術の高さを見事に融合させました。東京公演最終日のオーロラ姫は秋山瑛、デジレ王子は宮川新大。前日には王子を踊った柄本弾が悪の精カラボス。
2幕の森の中。王子はリラの精に誘われて「黄泉の国」にいるオーロラを見つけても王子は「現世」、けして触れることは出来ない。この解釈により、群舞も新しくなって素敵。
3幕の結婚式。宝石の踊りは普通、男女3人、ここは4組のパ・ド・ドゥでゴージャス。カーテンコールには別日のダンサーらも登場、客席も一体感に包まれました。3時間の幸福感、優雅さ、これぞ『眠り』!
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