契約書を読まずにサインしたら・・・、島岡美延です。大臣って「かなりうっかり」でも務まるみたい。
すべての国会議員にこの人たちを見て、声を聞いてほしい。映画『フジヤマコットントン(10日公開)』をご紹介します。コロナ禍の東京で自転車配達員をした自らにカメラを向けた『東京自転車節』の青柳拓監督。今度は母の職場で、幼い頃から親しんだ、甲府盆地のど真ん中の障害福祉サービス事業所『みらいファーム』に密着。
タイトルにもあるコットン、種から育てた綿を摘み、糸にして機織り、それぞれの過程を得意な者が担当。特に人気の製品を生み出す二人の女性。街で出会ったら、重い障害の彼女たちが、機織りの名手とは気づかなさそう。日々繰り返される仕事、微細な絵を描き続ける人、写真を撮る人、花に詳しい人・・・。
相模原で起きた障害者殺傷事件の植松聖死刑囚の「障害者は生きている価値がない」という言葉へのアンサーとして制作された本作。人間ってやっぱりすごい。一人一人の存在が奇跡。
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