美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

人生は「演じるもの」だけど

2009年11月10日 07時34分32秒 | 姿勢&見た目
耳を疑いたくなる、そして覆いたくなるニュースが続きますね、島岡美延です。
昨日の酒井被告の判決公判で、裁判官が「この事件は現実です」と言い、己の身の上に起きたことはドラマや映画ではないと念を押しました。一連の報道の中で、彼女の態度、発言を「女優として演じている」と指摘することには違和感を覚えます。いかなる人間も、時と場面に応じて「演じわけて」いるのだから・・・!
指名手配中の容疑者が整形手術をして、住込みで働いていたと報じられています。引きこもりだった自分を変えたいと語り、コミュニケーションが苦手ながら、職場では意欲的な働き手と思われていたようです。演じ続けることに疲れ、出頭してくるという結末はあるでしょうか。
30代の女の周囲で不審なことが続いている東西二つの事件。人をだます自覚すらなく自作のストーリーを演じているのかもしれません。どこで「演じる」方向を間違ってしまったのか、事件の全容が明らかになることを祈ります。
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最近のウェディングドレス

2009年11月09日 08時02分52秒 | 姿勢&見た目
横浜で買い物をしたら、クリスマス用のお洒落な紙袋を渡されました、島岡美延です。赤や緑をあまり使っていないデザイン、そういえばイルミネーションもオレンジの電球ばかりだった時代から、ずいぶん様変わりしましたね。
変わったといえば、ウェディングドレス、今どきの事情を少しご紹介します。昨日取り上げた演劇「七本の色鉛筆」に、二つの結婚の場面が登場したのですが、母親と長女、そこには時間の流れを感じさせる明らかなデザインの違い、素材やボリューム感の変化がありました。ただ、共通するのは「肌を見せないデザイン」。つまり、デコルテ部分の開きは広くなってきたものの長袖が原則(教会で肌を見せない、という約束事もあったはず)。
今や圧倒的多数派が、腕、肩、背中を見せる肩紐なしのビスチェタイプ。ぜひ、美しい姿勢で堂々と着こなしてほしいもの。ちなみに媒酌人はほぼ皆無、新郎新婦の「プロフィール紹介」やスピーチがほとんどない披露宴も。本当に変わりました!
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昭和の戯曲、余韻に酔う

2009年11月08日 07時49分11秒 | オススメ
ダルビッシュをもう一度見たかった気も・・・、島岡美延です。巨人ファンの皆さん、日本一おめでとうございます。思えば、今年は原監督に始まって原監督に終わりましたね。フィギュアNHK杯、またしても転倒などしつつ優勝した安藤選手、クレオパトラがよく似合っています。五輪に向けてさらなる磨きを!
昨夜は、そんなスポーツも気になりながら、赤坂レッドシアターで、しっとりと昭和の戯曲の魅力を再認識してきました。プリエールプロデュース「七本の色鉛筆」は15日まで上演中です。矢代静一の昭和48年初演の本作は、7人の娘を持つ大学教授の物語。次女が芝居の「進行役」として客席に語りかけます。教授を演じるのは小林隆。生真面目で厳しくも、娘たちの幸せを願い、各人の意見を尊重する父親。そんな家族が、母親の死、娘の結婚、出生の秘密など、様々な問題に直面して、一つずつ答えを見つけようとする・・・。
家族間にも民主主義が芽生えた時代、昭和の余韻にしばし浸っていたい夜でした。
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「踊り」に言葉が見えた

2009年11月07日 07時41分56秒 | バレエ
立冬はあまり寒くない?快晴ですね、島岡美延です。友人のお子さんが何人か、新型インフルエンザになりました。大人では、まず季節性インフルエンザワクチンをという人も増えているようです。
昨日は、東京芸術劇場で、創作バレエカンパニー、ABC・Factoryの「天保12年のシェイクスピア」を観てきました(8日まで)。井上ひさし原作、シェイクスピアの様々な物語を江戸時代に置き換えた、言葉遊び、音楽盛りだくさんの戯曲をバレエと演劇で再構築。役者(踊らない)の語りかけに踊りで答えるダンサーたち。そこに言葉はないけれど、指先、足先、表情で、相手への想い、本音、偽りの心・・・、あらゆるセリフを身体全体から発しているよう! それは「妹背山婦女庭訓(ロミオとジュリエットのような物語!)」を文楽で観て、人形ゆえの感情表現に歌舞伎よりも圧倒された感覚に似ているかも・・・。
肉親の愛憎、すれ違いの大騒動、ダンサーも役者もフル回転の超大作です!
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好きだから、あきらめない

2009年11月06日 07時19分55秒 | ステキなお手本
久しぶりに、胸が熱くなるニュースがNYから届きましたね、島岡美延です。ヤンキース松井秀喜選手が、ワールドシリーズ優勝をついに成し遂げ、日本人初のシリーズMVPに輝きました。
野球人生の節目や大舞台での活躍が目立つ印象がありますが、けして平坦ではない、耐えて耐えてつかみ取った栄冠です。素振りという原点にいつも戻りながら、怪我の不安、苦しみ、外野からの様々な声を乗り越えてきたのでしょう。
それにしてもシリーズ6試合、3本塁打、.615という並外れた集中力は、やっぱりゴジラ! 言葉の端々に感じるのは、「野球が好き、試合に出られる幸せ」ということ。大好きなことで喜びを得るために必要だったとすらいえる、手術、リハビリ、身体との対話・・・、その努力の全てを野球の神様はちゃんと見ていました!
さて、フィギュアスケートの高橋大輔選手、彼も怪我から復活後、表現力を増し、ジャンプも「力任せ」ではなくなったとのこと。今日からNHK杯、注目です。
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50代男たちが主役です

2009年11月05日 07時31分22秒 | オススメ
急な寒さでしたが、秋の心地よさが戻ってきそうですね、島岡美延です。
「自分の世代」をどのように感じていますか? 今日は映画の主役になりにくかった50代男たちの物語「僕らのワンダフルデイズ(7日公開)」をご紹介します。
胆石手術で入院中の藤岡(竹中直人)は、主治医の話を立ち聞きしてしまう。「男性53歳、末期の胆のうガン」・・・思えば、妻(浅田美代子)はいつになく優しい、娘(貫地谷しほり)も何かを隠している! 息子の学園祭に行った藤岡は、高校時代のバンド、シーラカンズを思い出し、仲間を訪ねてバンド再結成を持ちかける。困惑する親友・栗田(段田安則)、渡辺(斉藤暁)に、ついに余命を明かす藤岡。大手広告代理店で多忙な山本(宅麻伸)も参加を決意。海外赴任中の同級生に代わり、新規ドラム(なんと稲垣潤一!)を加え、コンクールへの出場を決意する・・・!
子ども、親のこと、仕事etc、問題山積の50代は輝ける日々を取り戻せるのか!?
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文化の日に東京大神宮

2009年11月04日 07時35分57秒 | 日記、その他
昨日は富士山がきれいな文化の日でしたね、島岡美延です。初雪の便りも各地から聞こえるなど、クリスマスツリーの点火式にはピッタリだった? ただ、イルミネーションの期間があまり長すぎるのもどうかしら・・・。
寒さに思わず身をすくめた昨日、私にはとても嬉しい一日でした。東京大神宮で行なわれた披露宴の司会を務めたのですが、なんと新婦は、私が予備校勤務時代に進路指導をした、担当生徒。お母さんとは三者面談以来の再会! 生徒の披露宴での司会は二人目、彼女達にとって予備校時代とは、長く付き合える友達と出会うなど、大変だけど素敵な日々だったようです。私は大学合格と結婚式の晴れ舞台に立ち会えて、本当に幸せでした!
東京大神宮は、「東京のお伊勢さま」とも言われ、明治時代、初めて「神前結婚式」を行なったところ。白無垢の花嫁は本当に美しかった! 最近は「恋に効く神社」として人気が高く、縁結びを願う若い女性でいっぱいでした。
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「棚から本マグロ」の文化度

2009年11月03日 07時35分32秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
首都圏も木枯らし一号の予報が出ていますね、島岡美延です。冷え込んだ文化の日は見事な快晴! 晴れの特異日と言われるのも納得ですが、どうぞ寒さ対策をお忘れなく。
中島みゆきさんの紫綬褒章のニュースに嬉しくなりました。公式ホームページに出された喜びのコメントに、オールナイトニッポンの声を懐かしく思い浮かべました。「『棚から本マグロ』、これくらいの驚きでございます」とつづっています。この前にはご丁寧に「思いがけずうれしいことの表現に『棚からボタ餅』と申しますが」とことわざの意味を紹介・・・。確かに、「タナボタ」という省略形は知っていても、「棚からボタ餅」って何?という人も増えているかも!? 
彼女の「歌う人、音楽を作る人」というだけでは収まらない、独特の言語感覚はさすが! そして改めて「日本語の豊かさ」を知る者しか、日本語で遊べない、と実感。短くてインパクトあるコメントには、海より広い引き出しが必要でしょう。
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自分でリンパマッサージ

2009年11月02日 07時38分24秒 | 姿勢&見た目
急に寒くなりましたね、島岡美延です。週末は、野球の優勝、サッカー・駅伝の活躍と母校のニュースに喜び、フィギュアスケートの織田・鈴木両選手の優勝、ダルビッシュ投手の復活などに熱くなり・・・、「自分の強み」を生かした時こそ、選手は力を発揮することを改めて実感しました。
昨日は、久しぶりにスポーツクラブへ。今回初めて受けたレッスンは、「足の裏」を意識して裸足で歩いたり、全身のリンパマッサージをするクラス。バレエでも「足の裏を使って床をつかむ」ことを意識しますが、裸足での足踏みは、なかなか新鮮。親指の付け根をしっかり使って立っていますか? 靴の中で痛めつけられている足の指たち、時には1本ずつ揉みほぐしてあげましょうね。
足の甲から太ももの付け根に向かってリンパを流す、手首から腕の付け根へ、あごの下から耳に向かって・・・。自分の身体をここまで時間をかけて丁寧にさすって、あまりの気持ち良さでレッスン中に眠くなってしまうほどでした!
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うつむかずに免疫力アップ

2009年11月01日 07時51分14秒 | 姿勢&見た目
11月は暖かい日曜日で始まりましたが、文化の日には冬の到来の予報ですね、島岡美延です。早くも暖房が欲しくなる?
さて、今月の姿勢テーマは、インフルエンザや風邪への警戒が高まる季節に「美しい姿勢&表情で免疫力アップを目指そう」です。免疫力を高めるため、旬の食材を使ってバランスのよい良い食事をするよう、私も心がけています。さらに、良い姿勢でテンポよく歩くこと、これも身体作りに欠かせません。
前かがみの猫背の姿勢では、呼吸が浅くなりがち。さらに、鼻呼吸ではなく口をあけて空気を吸うのでは、この季節にあまりに無防備です。寒くなると首をすくめたくなりますが、肩甲骨から背中にかけて凝り固まってしまうと、血の巡りも悪くなって、風邪を引きやすくなるといいます。
うつむいた姿勢では、気持ちもふさぎがち。胸を張って笑顔を作ることは免疫力アップにつながります。美しい姿勢と明るい表情は、健康のためでもあるのです!
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