美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

歌舞伎は続く、どこまでも

2010年04月20日 07時22分44秒 | 日記、その他
あと12日となった歌舞伎座に行ってきました、島岡美延です。私が足を踏み入れるのは最後、と思うとさすがに寂しい気持ちになり、誰も気づくことのない(?)、ある場所の写真を携帯で撮りました。
それは、歌舞伎座貴賓室の扉。西側階段で2階に上がったところにバッグや洋服を売る店があり、その目の前の部屋です。半世紀以上に渡り、そこを各国の要人、スターなどが出入りしたはず。桟敷席に近いので、客席へ移動するのもスムーズだったことでしょう。
たった1度、私がここに入ったのは、市川染五郎さんのTVインタビューで、彼はもちろん歌舞伎座に出演中、演目の合間のこと。黒のジャケット姿で語る様子に見とれました。レトロな応接間、横山大観の額も見事だったのを覚えています。
昨夜最後の演目は「助六由縁江戸桜」、もちろん団十郎の助六、玉三郎の花魁・揚巻。歌舞伎座に、これ以上ない大輪の花! 来月から新橋演舞場での公演が増えますが、さっそく海老蔵の「助六」です。新歌舞伎座誕生まで3年、きっとあっという間です。
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「グラフがX」にならぬよう

2010年04月19日 07時27分03秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
気候が安定しないままGWの予定も気になる頃となりました、島岡美延です。新年度に出会った人々の「その後の印象」は、いかがですか?
第一印象の大切さが強調される春。ただ、職場や学校など、第一印象の良し悪しに関わらず、これから短くて1年、長ければそれ以上、続く人間関係も多いですよね。
一般的に第一印象が良いと、その後の評価も「好意的に受け止められる」と考えられています。ただ「最初の期待が大きいと、失望の反動が大きい」のも事実。
先に発足した米オバマ政権、あの熱気はどこへやら・・・、ノーベル平和賞を既にもらっている立場として、核はしっかり減らしてもらわないと。そして鳩山政権、各世論調査の数字のグラフを見ていると、支持右肩下がり、不支持右肩上がりということで、わかりやすいまでの「Xのライン」・・・バツ印に見える!?
第一印象は「外見力」も大きいですが、その後の人物評価は「コミュニケーション能力」の重要度が増してきます。話をする、その内容と言い方、タイミングが大切です。
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自然にはさからえない

2010年04月18日 07時43分53秒 | 日記、その他
久しぶりに朝から春の日差しを感じる日曜日ですね、島岡美延です。今頃の日の出は5時を少し回ったくらい。ということは4時台から明るくなっているはずだけれど、冬に逆戻りのような日々で、ちょっと忘れていた感じ。紫外線も気付けばどんどん強くなっている!
昨日、都内で日陰に集められた雪を見ました。天気予報を見て、多少の対策は出来ても「気候そのものを変えられない」ことをつくづく感じます。行事の日程変更は簡単に出来ず、「花の足りない祭り」になったり、「外で行なうには大変」な催しになったり・・・。この寒さは、GW頃の各地の花の咲き具合にも影響するでしょうね。
退院した父のリハビリに付き合っているのですが、これも空模様次第。寒さも大変だけれど、雨だと杖をつきながら傘を持って、というわけにもいきません。雨が上がっても地面が濡れていると不安です。
そろそろ「自然本位」の思考を取り戻すチャンスかも? 鼻風邪がようやく治って、そんなことを思ったりしました。
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そげる、たわむ、流れるっ!

2010年04月17日 07時31分56秒 | 姿勢&見た目
都内や横浜あたりでも雪が降り、とにかく寒い朝、島岡美延です。アイスランドの火山噴火や中国の標高の高い地方で起きた大地震、地球内部の巨大なエネルギーを感じます。
山崎直子さんは国際宇宙ステーションで、「私たちも宇宙の一部」と言っていましたが、やはり我々は「自然の法則」から逃れられない、という調査結果をワコール人間科学研究所が発表しました。
「そげる、たわむ、流れる」って、何のことかわかります? なんと「日本人女性の加齢による体形変化の法則」だそう。胸は、ボリュームが落ちて脇がそげる、下方がたわみ、外に流れる・・・。お尻となると「たわむ、下がる、流れる」。そして「一度変化した体形は運動や食事制限では戻らない」と衝撃的な研究成果!
また「20代後半が最も身体が引き締まる年代で、50代になると胸と腹部が同じ太さ」って、そんなっ・・・。「自然には勝てないから人工ワザ(下着)を」ということ? 少しでも抵抗したい私は「今以上に変化しない」よう、今日もせっせと姿勢をキープ! 
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満員の歌舞伎座、28日まで

2010年04月16日 07時24分16秒 | 姿勢&見た目
冷たい雨の中、熱気いっぱいの歌舞伎座へ出かけました、島岡美延です。いよいよ今月28
日、現在の歌舞伎座の「千秋楽」です。東西の3階席も完売、一幕見席(4階当日券)には、立ち見の人もびっしり!
今月は盛りだくさんの三部構成。昨日は第一部へ。若手中心の「御名残木挽闇争」で、曽我五郎の海老蔵は、いつにも増して強い目ヂカラ。12人の役者がずらりと並び、歌舞伎座の舞台って本当に、そのまま絵のよう!と改めて思ったのでした。
続く「熊谷陣屋」は、直実に吉右衛門。富十郎、藤十郎という超重厚な布陣、ベテランの舞台は、漂う空気が違います。強い意志を表現するだけでなく、耐え難い悲しみを押し殺す時も、歌舞伎役者は目ヂカラで訴える・・・、吉右衛門の演技に感涙。
勘三郎と勘太郎・七之助による「連獅子」を見て、バレエの「パドトロワ(3人の踊り)」のようと感じてしまう私。それにしても、獅子の毛振り(長い毛を身体全体で大きく振り回す)があまりに良く揃っていて、さすが親子。よっ、中村屋!
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上半身を使って颯爽と歩く

2010年04月15日 07時16分25秒 | 姿勢&見た目
四月も半ば、いまだに冬物が手放せない日々が続きますね、島岡美延です。マスクをしている人は、花粉症より風邪かしら? 
さて、今月の姿勢テーマ「意気込みを見せる姿勢になる」を実践していますか? 就職活動の学生さんにもぜひ、自分の姿勢をチェックしてもらいもの。身だしなみはそれなりなのに、なんだか「サエナイ」オーラを出している人、いません? それは、肩が前側に入って、胸が張れない、顔を上げようとすると首を前に突き出したようになっている・・・、男女問わず、スーツを着た若者にそんな姿が目立ちます。
面接などでは、特に上半身の印象が大きいですが、実は、歩く時も「上半身がどうなっているか」が大きく影響します。つまり、上半身や顔を「うつむき」状態にした時、骨盤が後ろに傾いて、腰が落ちた状態に。これでは、しっかり歩こうにも、脚がスッと出ません。ダルそうな、トボトボ歩きにつながります。
顔、胸を上げて(肩甲骨を背中で寄せて)、「腰から脚を出す」ように颯爽と歩いて!
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リストラ音楽家のパワー全開

2010年04月14日 07時23分41秒 | オススメ
北海道ではなんと雪、日本列島に「春爛漫」な日はいつ来るかしら、島岡美延です。
辛い日々の終わりにも「ようやく春が来た」と表現しますね。今日は「あまりにも長過ぎた冬のせいで、思わぬ行動に出た」音楽家たちの映画「オーケストラ!(17日公開)」をご紹介します。
ボリショイ交響楽団で清掃員として働くアンドレイは、かつてはボリショイ主席指揮者、しかし共産主義時代のある事件でその座を追われ、早30年。ある日、支配人室を掃除中に1枚のファックスが。パリの劇場から、急に演奏できなくなったオーケストラの代わりを2週間以内に探したい、という内容。アンドレイは、自分同様、あの時解雇され、不遇の30年を過ごした楽団員を集め、「ボリショイ代表」になりすます計画を立てる・・・!
クライマックスの演奏シーン。アンドレイがこだわったのは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と超人気ヴァイオリニストとの共演。そこにも30年前にさかのぼる物語があるのですが、ぜひ、奇跡が起きたパリの劇場の気分を映画館の客席でどうぞ!

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後ろも前も、肩甲骨で変わる

2010年04月13日 08時09分34秒 | 姿勢&見た目
24時間ごとに気温が十数度上下する変化についていけません、島岡美延です。本当にどうしたのしょう、今年の春は。今日はまた初夏のようだとか・・・。
さて、昨日はバレエで「デコルテ(胸元)」をキレイに見せることが大切と書きました。日常も同じで、そのコツは「前の意識より後ろの意識」にあり、です。つまり肩甲骨の動きによって、姿勢の見え方は違ってくるのです。
時々「私の肩甲骨、どこ?」と背中の贅肉に埋もれている(!)という人がいますが、背中の左右両肩の下方、大きな翼のような三角形の骨です。確かに子どもや若い人の肩甲骨は、惚れ惚れするほど、その存在感がくっきりしています。 
でも、諦めないで! 肩甲骨のストレッチで、背中スッキリ、肩こり解消、鎖骨のメリハリも見えてきて、デコルテが美しく輝きだします。両肩を上下させ、上でキープ、ストンと脱力という「上下系」と、肩甲骨を背中の中央に寄せたり、開いたり(腕を前へ)する「開閉系」でしっかりほぐします。仕事など、同じ姿勢で固まった肩にも効果的です。
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「デコルテに差はない」なら

2010年04月12日 07時19分50秒 | 姿勢&見た目
寒い雨の月曜日、昨日との気温差は大きすぎますね、島岡美延です。4月は新しい環境変化による疲れも出やすいので、体調管理は気をつけたいものです。
日曜日は毎週、バレエのリハーサルが続いています(本番まであと3週間ほど!)。群舞では「そろえる」ことがなんといっても重要ですが、体型、年齢、バレエ経験も様々なメンバーは、毎週、注意されてばかり。「先週やったことをどうして忘れるの!?」という先生方のご指摘、まったくその通りなのがカナシイ・・・!
それでもここまでくると「客席からの見え方」もポイント。踊りだけでなく、ポーズも肝心で「胸を上げて、背中を上げて!」と先生の声が飛んできます。少しの意識の違いで「くたびれた印象」になってしまう上半身! これは日常でも同じです。
「大人からバレエ」の先輩から素敵な言葉をもらいました。「身体の硬さや足の上がり方ってかなり個人差があるけど、胸元(デコルテ)ってわりと平等だと思うの。だからこそ、胸の使い方、見せ方は重要。意識すれば出来るはず」・・・はい、がんばります!
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守りではなく攻め、の発想

2010年04月11日 07時52分51秒 | 姿勢&見た目
昨日、ほぼ四ヶ月ぶりに、父が退院してきました、島岡美延です。
病院でのリハビリと自宅に帰ってからの実生活、それは似ているようでかなり違うもの。それでも患者それぞれに応じたリハビリメニューは、あくまで「自宅で生活できる」ようにするためだと改めて実感しました。
父は、病室から作業療法ルームまで、エレベーターを使わずに階段を上り下りしたり、病院の外のアスファルトの坂道の歩行訓練などを重ねました。そう、自宅には階段もあるし、散歩に出ると、周りは坂道だらけなのです。
つい先日、TVで画期的な介護施設を紹介していました。「保護される介護から攻めの介護」という考え方で、施設内は手すりなし、階段ありという環境。そこで訓練することで、坂道や舗装のない砂利道なども自分で歩けるようになったと語る80代の利用者。「バリアフリーではなくバリアありー(有り)」が、要介護度を下げる(自立できる)ことにつながるという事実に目を見張ります。
「使うからこそ鍛えられる」という発想・・・、これはリハビリ・介護に限らないかも!
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