アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

真冬のキモノ足元考

2013-02-14 | キモノ
冷えます。
キモノで寒い季節には、草履と下駄は厳しいです。
爪皮というゴムひもでひっかけるカバーや
もともと防寒用につくられたものもありますが
私のようにシュッとしていない体型の場合は、
キモノの裾がひっかかって、余計にシュッとしないのではないか
という不安におののいたりしちゃったりするのです。

別珍足袋を履いたり、カバーを履くと鼻緒が食い込んで痛くなったり
なんだかなー、と涙したこともありました。

そんな私が愛用しているのは、
5本指ストッキングのヒザ下バージョンです。
500円ぐらいで売っています。
薄いので足袋に響かず、冷えも軽減出来て良いです。
なぜパンチーストッキングにしないのかと言うと
股下の「モワン」が嫌だからです。あの「たるみ」です。
これを履いて、シルクのパッチを履きます。
2分割で、股下モワンにさようなら。
しかしはっきり言って、救急車には乗りたくないスタイルです。

足袋は、裏がネルのものを履きます。


裏ネル2枚というのもありますが、これはけっこう分厚い。
売り場の方が
「鼻緒がきつくなるし、草履を履くと滑ってしまいオススメできない」
と、教えてくださいました。なぜ売ってるんだ。ニーズがあるんでしょう。

あと、こんなインナーも。


けっこう薄手です。
えーっと、これはクルワ㈱さんのですか。
究極の寒さには、これも使ってみるつもりです。