アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

振袖着付けの練習会

2013-12-24 | 着付け
先日、着付け師仲間が集まって、振袖の着せつけ練習会をしました。
着付けのシュシュに、私を含めて5人の着付け師が集合。
おはしょりの始末や袋帯の結び方、小物の使い方など
細かく確認しながら、3時間ほど練習をしました。
トルソーではなく生身の人間に着せる練習は、本当に為になります。
また、
他の人からいただく気付きは重要で、思いこみからの脱却を図ることが出来ます。
主役である成人の皆さんに寿ぎの一日を幸せ気分で過ごしていただけるように
美しくありながらも出来るだけしんどくないように着せてさしあげたい。
そのための練習、真剣に意見交換も出来たと思います。
差し入れのお菓子で一服。


年が明けてからも練習の日を設けました。
来年の成人式は良いお天気でありますように。
それを祈るのも仕事のひとつです。

一升餅を背負って一歩

2013-12-24 | 日記
師走のとある日、baby男が1歳になりました。
地域的な慣習ではあると思います、私も知りませんでしたが
娘の嫁ぎ先のご両親のご配慮で(わぁ丁寧)
噂の「一升餅を背負わせる」場面を初めて見せてもらいました。

子供の一歳のお祝いのときに用いられる。
「一升」と「一生」を掛けて一生食べ物に困らないようにという意味が込められている。
また、丸いことから「一生丸く長生き出来るように」と願いを込めたものともいう。
from Wikipedia


料理屋さんに用意してもらった紅白のお餅(約2kg)
を、セットに入っている赤いリュックに入れて背負わせて
さあ歩け。


草食動物だったら命がけで飛び回って走り回っているはずの1歳ですが
人間にしても、一番成長が大きい時期ですね。


やっとヨチヨチ。まるでZAQ。
とにかくたくましく生きなさい。おめでとう。