アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

黒留袖で結婚式へ

2018-03-07 | キモノ
親戚の結婚式があり、黒留袖を着ました。

まず、黒留を探す。おぉ、ちゃんとしまっておりました。
長じゅばんに至っては、捨ててなかったわ~ホッのレベル
どうしてこう無頓着なのかな。
何もこまごまとマメに段取りしたりコーデしなくてもキモノは楽しめるということを体現しているということで!(前向き発言)

ショートヘアですが、せっかくの参列なので美容室へ。
髪も着付けもお願いして優雅なスタートです。
そして、荷物は体に付けて行く計画です
下着も長襦袢もキモノも着た!足袋も草履も履いた!


帯一式と補正タオルは紙袋に入れて、車でうつぼ公園へ。
会場は梅田なのでmule mule hairさんでお願いしました
嬉しい〜他人様に着付けていただくことの幸せを感じながら、下着になってイチから仕上げていただきました。


長女は赤ちゃん連れなので洋服でしたが、次女はお義母さんが「着なさい」と出してくださったキモノです。


紙袋は空っぽ。持ち帰るものは何もありません。
作戦大成功です

母は重い留袖を卒業して、ジャケット&ロングスカートのアンサンブルです。そう、上沼恵美子的なやつ。
数年前に黒留袖を着用たのですが、披露宴の途中でしんどくなり、洋服に着替えたのでした。

高齢者の式服にはロングスカートがお勧めだそうです。
おばあちゃんって最前列に座らされることが多く、足も揃えられない方が多いので
キモノのように足首まで隠れるのが良いそうですヨ。
長いとそれはそれで気を使いますが、本人は楽だったようです。

新婚カップルの幸せオーラのおかげでしょうか。
おかげさまで夜9時にキモノを脱ぐまで、しんどさも感じないで楽しく過ごせました。


ただ
スーツとキモノを脱いでジャージに着替えたあと、私も主人もテレビの前で気絶したまま朝を迎えたという・・・
翌日を休みにしててよかった