厚遇見直し。
何のことだろうと思ったら国会議員の先生たちの報酬でした。
そりゃ「知らんぷり」って書きますわね。
元衆議院議員と大学の先生お2人のご意見も掲載されていました。
ともにごもっとも。
でもね、人というのは自分のことになると甘くて他人には厳しい。
それが普通だもの。
今に始まったことじゃ無いし、これからも続くこと。
道内紙の1面を割いて大きく報じる内容は、皆さんの投票で送り出す議員の金の使い方。
定数や待遇見直しの経緯なども表にされています。
それと諸外国との比較表も。
特に議員特権と呼ばれている厚遇については、今どきに合わせ削られていくものかと思うのが庶民感覚だと思いますがね。
皆さん、そこを目指して議員になられるのだろうから。
目標を見失うようなことをするハズは無いか。
目指すのは人々の暮らしじゃ無くて、自分が手に入れられる金。
報酬は、その人の暮らしの支えだから、多少高くても仕方がないのかも知れません。
ここでは文書通信交通滞在費なるものが、年に1200万円も支給されるの。月100万円。しかも領収書の届け出も要らないお金。
そりゃ悪いことを企む人が出ても不思議じゃありませんな。
毎日は無理かも知れませんが、料亭にも行けますわ。
献金や税金も投入されている政党助成金、そもそも報酬などの予算は全て国の金。
事務の繁雑がどうこう言う前に、全てきちんと記録して公開することにした方がよろしいですな。適当に使われちゃ敵いませんもの。
そうそう、議員にはJRの無料パスや航空券も配られるの。そして格安の議員宿舎も。
ま、宿舎は必要でしょうね、地方から出て活躍する議員も多いのだから。
じゃ、あとはどうしましょう。
国会議員の厚遇改善は、自身では出来そうも無いこと。ならば普段からそのことを取り上げて地道に国民の理解を深める手法しかありませんな。
こうした特集が、どんな頻度で登場しているのかは知りませんけど。
何度も何度も、そして選挙が近付く度に鋭く、わかりやすく報じて欲しいものだと思います。