読売の渡辺恒雄さんが亡くなられたとの記事。
読売新聞グループ本社の代表取締役で主筆。
主筆って何だろうね、あまり聞き慣れない言葉だけど。
調べたら新聞社での編集最高責任者。
社論をつくるポストってことでもあるとか。
だけど彼の場合は、政界人そのものだったように感じるのです。
いや、政界人の枠では収まらないか。
報道も牛耳るのだから。
言論の自由。
それは当人のものであって、さまざまな考え方に耳を傾けることはどうだったんだろう。
国家を監視する新聞から国家と一体の新聞へ。
自分の思う世の中を作り出そうとしたのでしょうか。
読売が進んだ道はそのように見えてしまう。
記事にはそう感じさせる部分が何度も登場しています。
書かれている本人が、この「表現はいかん。」と何かしらの赤ペンでも入れるでしょうか。
新聞とは何か。
直接の話題じゃ無いけど、プロ野球のリーグ統合問題での印象が強いかな。
「分をわきまえなきゃいかんよ、たかが選手が。」
その前後にもいろいろと話されている内容があるハズなのにね。
そう印象操作出来るのも報道の力。
何を持って正義とするのか。
権力者に近付き過ぎた読売。
今後どう変化するのだろう。