いよいよ厳島神社の近いところまで辿り着きました。
入り口には、改修工事が行われていることのお知らせあり。
右に「國寶嚴島神社」、左には「世界文化遺産」の看板。
朱と白のコントラストが何とも美しい。
まずは手水で身を清めます。
さて。
海水が間近なところまで来る立地。
と言うか、海に浮かんでいると言ってもいいような神社ですから。
どのように維持管理が施されているのか。
ありがたい場所ですが、手を合わせお辞儀しながらも細かいところを拝見させていただきます。
まずはハート発見。
まずは通路を挟んだ祓殿。
その向かいに拝殿、奥に見えるのは客神社本殿。
海水の触れるところは、貝類もビッシリ。
柱も腐食しやすいのでしょうけど、歩くところの板張りも傷みます。
ところどころ新しい板に張り替えられていました。
満ち潮の荒れた波で建物が傷まぬよう、床板にはそれぞれに隙間を作り、砕ける波の力を逃がしているとか。
誰がいつ考え出したのかも知りませんがね。
昔の人は賢いのです。
そして今の人たちもその技術を伝承しつつ施設の修繕に当たります。
どこまでも終わりの無い繰り返しの作業。
ごくろうさまです。
東側の回廊から海側を望む。
たぶん向きは間違っていないと思うのですがね。
何度も行ったり来たりを繰り返していると、自分がどこを歩いているのかもわからなくなってしまいます。
いや、それで合っていますね。
灯篭の向こう側には高舞台。
それは改修中。
シートで覆われていました。
でもその姿だって妙に馴染んでしまいます。
工事の方々の見えない努力。
家族は御朱印をいただくため行列に並んでいます。
ここに到着してすぐ、団体旅行の添乗員をされている方の声が聞こえましたから。
「すぐ並ばないと凄い行列になりますよー。」って。
確かに。
もう半分近く見て歩いたつもりですが、順番はまだまだ。
あー、大変ですな。
ヒマを持て余すカメラオヤジ。
残り半分も見て来ます。
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