NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

アンドロメダ大星雲

2013年10月10日 | インポート
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アンドロメダ大星雲

50mmでは物足りなかったので、180mmで撮ってみると、銀河の構造も見えてきます。アンドロメダ大星雲の上にぼんやりした小さい天体が写っていますが、これもひとつの銀河。アンドロメダ大星雲にはいくつかの伴星雲があります。

この日は、レンズのピントリングを固定するセロテープを忘れて最悪。。。レンズは、Ai Nikkor ED 180mm f2.8Sという望遠レンズなのですが、天頂付近にレンズを向けると、ピントリングの座りが悪く、徐々に動きます。しかもEDレンズは温度変化に対する対応で、無限大より先まで余裕がみてあります。そっち方向に露光中に自然と動いていくので手で押さえながら撮りました。よって星が不自然な感じに写っています。。。グリス抜け出はないのですが、金属鏡筒のごついレンズ。ピントリングはグリスの制動力よりも重いようです。次はセロテープを忘れずに持っていきましょう。

ただし、いいレンズです。カメラのファインダーでこのような淡い天体も観察できるほど明るく、星のような点の光源でもフレアがほとんど出ません。

私が腫れ物のようにとても大事に扱う唯一のレンズ。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor ED 180mm f2.8S


モノクロフィルム

2013年10月08日 | インポート
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モノクロフィルム(ネガフィルムなので反転しています。)
デジタル全盛期で、モノクロフィルムを扱ってる人はわずかでしょうが、私の周りにはデジタルから写真に入って、フィルムを始めて、現像道具一式を揃えてしまった人も数名。

街のDPE店ではもうずっと前からフィルムでもプリントはプリンター。引き伸ばし機を使った光学的な焼付けはほとんど見ることができなくなりました。

そんなモノクロの光学的な焼付けを見たことがない人に自分が暗室で仕上げたプリント(バライタ紙)を見せたところ、感動して始めてしまったと。しかも35ミリから始めて、今は6×6のブローニーがメイン。スクエアフォーマットのモノクロはこれまた味があります。

すでに今の時代、このような光学的な焼付けの写真を見たことがないという人も多く、その美しさを知らない。。。

自分も久しぶりにやってみたけど、やっぱり美しい。PCやスマートフォンの画面では伝わらないのが残念ですが。

ヨドバシカメラに行くとまだ多くのバライタ印画紙が店頭に並んでる。田舎ではモノクロの写真文化はもう廃れつつありますが、都会ではまだまだ残っているようです。




剱岳・山頂付近

2013年10月08日 | インポート
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剱岳・山頂付近

懸垂下降を終えると、あとは尾根を歩いていくのみ。山頂付近は雲がかかっていますが、光と雲が異様な光景を作り出しています。

剱岳や立山は北西の風で日本海側の風が入ってくる時は雨の可能性が高く、この日も弱いながらも北西の風。この前日は雨となりました。この時も山頂付近にガスがかかり、心配されましたが、大丈夫でした。

Nikon New FM2/T + Ai AF Nikkor 28mm f2.8D (RDPⅢ)


ヘラヤガラ2種類

2013年10月07日 | インポート
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ヘラヤガラの2種類。色違い。

黄色タイプは、先日以前アップした狭い水路の中で自分を追い越していったヘラヤガラ。一瞬だったので、カメラをとっさに構えたのですが、ピンボケ。。。黄色タイプ、最近なかなか見られなかったので、ちゃんと撮りたかったのに。。。体長は40センチぐらい。

灰色タイプは以前に撮ったもの。このヘラヤガラはかなりの大物で、1mほど。しかも堂々としていて、横に併走しても全く動じない。よって至近で撮れましたが、大きすぎてフレームに入らない。

イシモチの群れの中に自分が入っていってもイシモチはあまり関心を持ちませんが、このヘラヤガラが群れに入っていくとグシャっとした群れが一気に四散していきました。人間よりも怖いようです。

ヘラヤガラの身体の色とか模様、様々なタイプがいるようです。縦縞タイプのこれまたでかいのも見ましたが、この個体は接近できませんでした。



Canon FTb

2013年10月06日 | インポート
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Canon FTb

オーバーホールを実施しました。このFTbは1971年から1973年にかけて製造されていますので、一番新しくても40年経過しています。でも完動の品で、古くなると露出計が不良となる個体が多いですが、これは露出計もOK。でも露出計の電池は入れておらず、使用はしていません。すべてを自分の感覚で撮る楽しさを味わっています。

オーバーホールは清掃と注油のみ。

私が小学生のころ一眼レフを覚えたのもこのFTb。これからもずっと使い続けるでしょう。

Canon FDレンズの描写がレンズの中で一番好きですが、このFDレンズを活用するためにもFTbやF-1は貴重なボディです。

PENTAX MX + RICHO XR RIKENON 35mm f2.8 (Tri-X)





アンドロメダ大星雲

2013年10月05日 | インポート
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アンドロメダ大星雲

理科の教科書とか図鑑によく載っているので写真や名前はよく知られています。ちょうど今の時期が見ごろ。肉眼でもぼおーっとした星ではない天体として見ることができます。

この天体は我々の住む銀河系よりも大きいそうです。アンドロメダ大星雲に住んでいる人がいるとしたら、我々の銀河系はもうちょっと小さく見えているんでしょうね。

この日は50ミリ一本だったので拡大できるのはここまで。デジタルのノイズを軽減するために短い時間露出した画像を複数枚重ねるというコンポジット法を用いてデジタルの天体写真は仕上げていきますが、この日は風が強くて2枚目以降の写真は1枚目より若干構図がずれてしまったようでコンポジットできませんでした。でも4分でも十分写ってくれます。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor 50mm f1.4


透明な海

2013年10月04日 | インポート
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透明な海

ツノダシ、タカノハダイ、チョウチョウウオがいます。透明な海で見ると鮮やかですね。とても気持ちのいい海でした。

また週末は台風の影響があるようです。この週は沖縄に滞在していますが、今日帰れるのか?

写真の海は、佐多。

OLYMPUS TG-2 + 自作ライトASSY
 


オニヒトデ

2013年10月03日 | インポート
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オニヒトデ

中央にとげとげしいのがいます。オニヒトデ。体長30センチほどで立派に育っています。

大発生してサンゴの食害でよく知られています。でも付近を探しても他にこの個体以外は見当たりませんでした。

見るからに毒々しいですが、生態はなかなか興味深いものがありますよ。

OLYMPUS TG-2 + 自作ライトASSY


二重星団

2013年10月02日 | インポート
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二重星団(写真中央やや下)

カシオペア座とペルセウス座の中間あたりにある二重星団。肉眼でもぼんやり見えていますが、双眼鏡で見ると密度の高い星の集まりに見えます。

球状に見えるので、球状星団かと思いますが、実は散開星団。恒星間の距離が大きいのかな。

肉眼だとそれぞれひとつの恒星のようにも見えるためか、それぞれにバイエル符号がついています(h-χ:エイチ-カイ)。

この天体とカシオペア座を見ると秋が来たなという気分に。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor 50mm f1.4 4min×2 コンポジット


横岳清掃登山

2013年10月01日 | インポート
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高隈山・横岳と万滝を霧島山岳会のメンバーで清掃登山しました。

アメの包み紙や弁当ガラなどが多いですね。

高隈山はこれからが登山の季節。タカクマホトトギスも今が満開。気持ちよく登山したいものです。また、登山中に大きなムカデや1.5mほどの大きなアオダイショウと出会えました。彼らの生活環境を人間が汚しています。彼らの立場からすると自分たちの家の中にゴミを投げ込まれるようなもの。文句も言えず静かに暮らしています。

ゴミを捨が山に落ちていること・・・・登山者それぞれがしっかり考えて、行動して欲しいですね。



ツクシコウモリ

2013年10月01日 | インポート
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葉がコウモリを連想させる植物。この時期にとても小さな花が咲きます。

ミカエリソウとツクシコウモリ。霧島の矢岳付近と同じ植生ですね。セットであるようです。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Micro-Nikkor 55mm f2.8S