吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

2023-07-04 09:21:00 | 映画・ドラマを観て考えよう
 いやー観てきましたよー。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』、実に観応えがありましたー。

 僕らのインディも、はや老人の領域です。ハリソン・フォードも御年80歳、いつの間にか『最後の聖戦』で共に活躍した父上(ショーン・コネリーが演じたヘンリー・ジョーンズⅠ世)の年齢を超えていたんですねー。
 で、おとなしく隠棲するかと思えば全盛期を超えるアクションの連続‼️走る❗跳ぶ❗舞台はモロッコからアテネを経てシチリアへ、超絶カーアクションに続いて、深海に潜っては凶暴なウナギの群れに襲われるは、洞窟内ではムカデの大群に群がられ、はてはスカイダイビングまで・・・フツーなら10回は死んでます。


 今回のお宝はアルキメデスが造った『運命のダイヤル』・・・これが時空間の裂け目のある場所を指し示すらしいンです。
 これを使えば、過去に戻って歴史的事実を改変することが可能になるらしいンですねー。

 これを狙うのがナチの残党。アメリカに渡って宇宙開発に関わる物理学者という設定は有名なヴェルナー・フォン・ブラウン博士をホーフツとさせる悪役です。折しも人類初の月面探査成功を祝うパレードの中で秘宝争奪戦が繰り広げられます。

 アメリカはブラウン博士の協力を取り付けアポロ計画を成功させる。ソ連はドイツの研究施設と技術者たちを接収し、ロケットを束にして打ち上げるソユーズ宇宙船で宇宙一番乗りを果たす。すべてドイツの科学が元になってるんですねー。


※『ジョジョの奇妙な冒険』から『ドイツの科学は世界いちー‼️』のシュトロハイムです。

 第二次大戦の結果をひっくり返そうとするナチス残党の野望でしたが、ダイヤルの計算を間違えたか、アルキメデスの周到な企みか、飛び立ったハインケル爆撃機はあろうことか古代ギリシャ時代に転送されてしまいます。シラクサの戦いのド真ん中に登場した爆撃機は古代人の目には『ドラゴン』としか見えない・・・。


※ハインケルHe111爆撃機

 自らの半生を捧げた古代史の世界に飛び込んだインディ、『もう現代には還りたくない』と思うのですが・・・目が覚めてみれば痛むカラダでベッドの中、『全て夢だったのかも❓』と思うようなエンディングですが、老人なら毎朝目が覚めるといつも感じる内容ですね。カラダの痛みと楽しかった夢とのギャップ(笑)。ハリソン・フォードも衰え始めた肉体をこれでもかと晒してくれます。

 年老いた元妻との再会、世界を放浪したペール・ギュントの帰る場所はやっぱり懐かしい自分の家ですよね。

 これで最後かと思いますが、最後にアノ帽子をインディが再び手にするラストシーンは秀逸‼️『まだまだ引退なんかしないぜ‼️』って元気がモリモリ湧いてきます。

 まだ次回があるかも❔あれば絶対観に行きます❗



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