神戸で生け花といえば小原流です。他流派に先駆けて百貨店での生け花展を行い、『花嫁修業には生け花を』という風潮を作り出したワケです(それまで華道は男性がするものだった)。
さて三代家元が建築した豊雲記念館が閉館するというので記念に開催される『未来への扉(Reborn)』展なるものに行ってきました。
※正門前から記念館を望む。神戸の名建築のひとつです。
※右手へ廻って道路からパチリ!・・・直線的なブロックと屋根のカーブの取り合わせが絶妙です!
清家清の建築は阪神大震災にもビクともしなかったのだが・・・。
※入口に設置された看板。
※入口から上を見上げる。ガラスと鉄骨&石材の取合せが秀逸。
老朽化に伴い、建設から55年で取り壊しが決まった(ちゃんとメンテナンスしないからだ!)。
※何を思うのか・・・三世家元小原豊雲像。
※供えられた花?(いいや違うと思うゾ!)
※記念館収集品・・・ワヤン・クリット。
※記念館収集品・・・象の像(トリックかい!)。
※窓の外にスズメバチの巣が・・・(アブネエ!)
※特注のガラスが美しい。
※今回の展示会のために設えられたオブジェ。
※次の建物へ坂道を上る(全くバリアフリーにはなってないのは問題だナ)。
※道端のウチワサボテン。
跡地がどうなるのかは発表されていないが、建替は行われず、土地は売却されてしまうようだ。
ああ諸行は無常だなあ・・・。
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この建物、残せれば良かったのに、勿体無いと思います。
バリ島の影絵のヤツは単なるコレクション?
>三世家元は、インカやマヤの壺とか、東南アジアやニューギニアのお面とか、変わったものを収集していたので、その名残です。
すでに大半はどこかの博物館(?)へ寄贈された模様(どこへ消えたのかは不明です)。
-------☆☆☆-------
建物は一部だけでも移築できないものでしょうか・・・代々の家元のレリーフの置かれた建物などは『私の家』を思わせる造りでとても良いもの(3/3で紹介予定)なのですが・・・。