しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

北木島の生活①いちばんの楽しみは「金毘羅さん参り」

2019年02月01日 | 昭和31年~35年
北木島町大浦出身のAさんに、北木島が一番元気な頃(人口9.000人弱)の話を聞いた。2019.2.1。

下記は北木島の信仰の話し。


(北木島・大浦海岸 2018.10.25)
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石船で金比羅さんへ行きょうた。
(石を積む場所に)人間が乗って、昭和35~36年までは違反でしょうた。

多度津へ着くと、汽車に乗って琴平まで行きょうた。

年に一回の金毘羅参り、これが楽しみじゃった。
朝の5時ごろでて、日帰りしょうた。

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一度か二回だけ、白石の開龍寺に行ったことがある。
(北木島の金風呂ふきん)瀬戸から白石の瀬戸まで、「郵便船」で渡してもろうた。
そこからは歩いて開龍寺へお参りした。
郵便船は北木と白石の一番近いところ結んどった。
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道通さんは、商売しょうる人が行っとかもしれん。

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鞆の祇園さんは、
何度か行ったことがあるかもわからん。

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88ヶ所霊場は、
各家々にあった。
お大師さんを家でお守りしょうた。
21日には「お大師講」をしょうた。

今はしょうるまあ。
お寺の住職も福山に住んどる。




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