しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

小松宮彰仁親王像

2021年09月26日 | 銅像の人
場所・東京都台東区 上野恩賜公園

第二次大戦の敗戦まで、大日本帝国の陸海軍は皇族を将官にして、軍をより神格化、絶対的なものとしていた。
それは終戦後の、東久邇宮稔彦王(陸軍大将)首相まで続いた。

赤十字社は人道支援団体でスイス人実業家アンリ・デュナンの提唱により創立されたが、日本赤十字社は皇族と軍との関係が強いのが特色だった。
軍との関係は戦後解消されたが、皇室との関係は今も強い。



小松宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)は、
戊辰戦争、西南戦争で指揮を執った陸軍大将。
その後、日本赤十字社の総裁を務めた、
典型的な「戦前の皇族」の人といえる。







撮影日・2015.7.9


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