しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

石井十次

2021年09月25日 | 銅像の人
場所・ 岡山県岡山市中区門田屋敷一丁目  岡山博愛会病院


石井十次は、明治の中頃から孤児救済事業を行い、
岡山県では有名な人物だったが映画化され、今では全国に知られる岡山県の偉人となった。


映画は『石井のおとうさんありがとう』(2005年3月19日公開)で、石井のおとうさんには松平健、他に竹下景子や辰巳八郎が出演した。






「岡山県の歴史」 谷口澄夫  山川出版社 昭和45年発行

石井十次

キリスト教に帰依した石井十次は、明治20年(1887)23歳の時、
岡山市門田屋敷の三友寺の一室を借りうけて孤児教育会をおこした。
これが岡山孤児院のはじまりである。
かれは明治15年、岡山医学校に入学しており、
明治17年には新島襄の「同志社大学設立趣意書」を読んで教育の必要性を痛感し、郷里の宮崎で教育会や私塾を組織して活動を開始した。
明治20年、脳を病み、岡山県邑久郡大宮村で転地療養中、貧児教育を一生の仕事とすることを決意し、ついに孤児教育会をおこしたのである。

大原孫三郎は石井十次のよき理解者・後援者として活動をはじめた。
大正3年に石井十次が死去したあとは、十次にかわって孫三郎が岡山孤児院長に就任した。




撮影日・2008年10月11日

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