しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

茂平の暮らし・戦前

2020年07月17日 | 父の話
父の話 談・2000.8.27

戦前


村長

議会で決みょうた。
村長は議員からなりょうた。
議員でのうてもなりょうた。
話し合いで決みょうた。
議員の推薦と承認で決みょうた。


村農会

農協のような会。
おじいちゃんは県の普及員で農会におった。
(小田郡大江村の)大江の農会に勤務しとった。
県から給料が出ょうた。
兵隊におった時にも県から給料が送らりょうた。
8割くれぇ通帳に振り込んでくれとった。


在郷軍人会

いちばん偉いんが(城見村)分会長。
兵隊へ行ったもんが相談して選びょうた。
手当は一銭もない、ボランティアじゃ。



青年団

女子青年団もあった。(男子に比べ存在感はなかったようだ)


小学校

校長の下に訓導(くんどう)がいた。
教頭はおららんだ。訓導は先生。


巡査・駐在所

戦前から城見村役場の横にあった。



武漢三鎮

信陽へ行くまで、戦争しいしい行った。途中で大勢死んどる。

城見からは同年兵が10人より上おった。
全員無事に(中国から)帰った。



軍人の村葬

死者の葬儀は自宅ですんじゃ。
それから村(そん)で2~3人まとめて村葬(そんそう)をする。
そうせんと、するばあになる。それでまとめてやる。
場所は(小)学校じゃ。


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