2016年12月、安倍晋三首相(当時)がロシアのプーチン大統領と同じ風呂に入り、
その二人の友好関係でもって歯舞・色丹の2島を返還、という事前の報道があった。
ところが、実際は
遅刻して風呂には入らず、島は返還ならず、
国民として、ずいぶんなめられた思いがした。
このとき既に、プーチン大統領は”暗殺”をずいぶん恐れていたようだ。
・・・・・
「人生の醍醐味」 曽野綾子 産経新聞社 2017年発行
晩餐会---プーチン氏は料理を食べたか
後日の報道で私は、大谷山荘のその夜のメニューも知った。
前菜に蟹の甲羅盛り、御椀は甘鯛に蓮根。
向付はとらふぐの刺身、伊勢海老焼き〆洗い。
焼き物はのど黒、土地の和牛。
揚げ物は鮟鱇の唐揚げと慈姑の素揚げ。以下略。
とにかく心のこもったごちそうであることはよくわかる。
しかし同じ週の「ニューズウィーク日本版」十二月二十日号によると、
バスルームで、生物兵器による危害が加えられる恐れはないか、
エレベーターは安全か。
タオルやシーツや化粧品までロシアから持ってきたものだ。
たとえ国家元首が用意した食材でも、決して口にしない。
それは毒殺を恐れるからである。
「ニュースウィーク」の通りとすれば、
プーチン氏は料理を愛でただけで、ほとんど一口も食べなかったのだろう。
・・・・
本の信憑性はおいても、非常に怖がったり、人を信用しないのは本当のように思われる。
ソ連は第二次大戦後、東西の二大大国だったが、ソ連崩壊後大国の矜持が無くなった。
まさか21世紀の世界で、隣国を侵攻するようなことが起こるとは思っていなかった。
世界中にロシアの侵攻は、歴史の汚点として残りそうだ。
(ロシア軍が2022年2月24日、ウクライナへ侵攻。画像はCNNより)
その二人の友好関係でもって歯舞・色丹の2島を返還、という事前の報道があった。
ところが、実際は
遅刻して風呂には入らず、島は返還ならず、
国民として、ずいぶんなめられた思いがした。
このとき既に、プーチン大統領は”暗殺”をずいぶん恐れていたようだ。
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「人生の醍醐味」 曽野綾子 産経新聞社 2017年発行
晩餐会---プーチン氏は料理を食べたか
後日の報道で私は、大谷山荘のその夜のメニューも知った。
前菜に蟹の甲羅盛り、御椀は甘鯛に蓮根。
向付はとらふぐの刺身、伊勢海老焼き〆洗い。
焼き物はのど黒、土地の和牛。
揚げ物は鮟鱇の唐揚げと慈姑の素揚げ。以下略。
とにかく心のこもったごちそうであることはよくわかる。
しかし同じ週の「ニューズウィーク日本版」十二月二十日号によると、
バスルームで、生物兵器による危害が加えられる恐れはないか、
エレベーターは安全か。
タオルやシーツや化粧品までロシアから持ってきたものだ。
たとえ国家元首が用意した食材でも、決して口にしない。
それは毒殺を恐れるからである。
「ニュースウィーク」の通りとすれば、
プーチン氏は料理を愛でただけで、ほとんど一口も食べなかったのだろう。
・・・・
本の信憑性はおいても、非常に怖がったり、人を信用しないのは本当のように思われる。
ソ連は第二次大戦後、東西の二大大国だったが、ソ連崩壊後大国の矜持が無くなった。
まさか21世紀の世界で、隣国を侵攻するようなことが起こるとは思っていなかった。
世界中にロシアの侵攻は、歴史の汚点として残りそうだ。
(ロシア軍が2022年2月24日、ウクライナへ侵攻。画像はCNNより)
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