経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

山川

2012-03-30 21:11:51 | 日記
世界史なんだけど,娘の教科書を読んでいたの.もちろん,懐かしの山川で,ブルーの表紙.でも,読んでみると,確かに全体の流れが気になって...要は,詳説だと細かいことの記述はされていても,なんとなく歴史の流れと他との場所との関連や比較の理解が足りない,そんな気分に.

そう言えば,昔も,同じようなこと悩んでいたのだけど,それを自分なりに克服しようという努力はしなかった,ということだけは言えるの.

で,娘はどういうわけか流れのわかる薄い教科書も持っていて,どうも2つを使う?らしいの.日本史も同じような状況で....でも,日本史って流れは既に頭に入っているはずで,これを疑問に思わない娘に不安が...赤い表紙の詳説だけ読ん覚えて....これで十分でしょうに.

そう言えば,経済や法律でも,詳細にだけ陥ると全体が見えないし,概論だけだど奥深さが無くなって...と,まあ,この手の知識は,いろいろな角度からの視点が可能になるように理解を深める必要があるでしょ.世界史って,こういった学び方の基礎になるのかなーと.

ココイラは,物理や数学も同じで,部分と全体が意識できるような理解が必要.

で,どうやればコンナンが身につくのかだけど,まあ,地道に頭を整理しながら....しか思いつかないけど.

そう言えば,技術士の2次試験の受験勉強,しっかりしないと....こっちも部分と全体の整理が必要.でも,案外,膨大な知識を扱うことに.

がんばりましょう.






フォン・ミーゼス

2012-03-30 06:44:33 | 日記
フォン・ミーゼスなんだけど,良く耳にする名前.工学者,数学者で,材料力学や確率統計でこの名前のついた式に遭遇するの.

スパコンの“京”の所に行った帰りに,頭の中では並列計算のプログラミングを考えていたのだけど,ふと古本屋さんに入ったの.で,"Positivism"という本を発見.直ぐに買って,それで喫茶店に....と,まあ,いつのことなんだけど,その本を読みだしたら驚いて.....コレはそう多くはない状況.たぶん,買う時に著書は馴染みのあるフォン・ミーゼスだろうとは思ったのだけど,でも,違うかなーと思いながらも.で,読んで言いくうちに,やはり同一人物という確信に....この本,科学哲学のような内容で,根底として人間の思考を探求?,そんなことみたいなの.

自分の頭の悪さに嫌気が....そんな時に出会った本だけど,そもそも,自分がフォン・ミーゼスという人物をあまり知らないということで,さらに自己嫌悪...

科学と方法,思考としての科学,思考と人間,そして人間と社会,さらに社会の安心と安全....すべて繋がるはずなのに,考察する努力を怠っているようで,やはり,教養の無さが気になって...

地道に本を読んで考える,まずはこれが大切でしょうよ.