先日、ブログ友Bさんの記事に美味しそうな「治部煮」の写真がありました
Bさんは男性ですが・・とてもお料理が上手で盛り付けも素晴らしく憧れの人です
私は夫の退職直前の金沢会議に同行し・・一人観光をした経験があり
その際、金沢在住の友人に「金沢で是非食べて帰った方がいい物は何?」と尋ねた所
“治部煮”を推薦してくれ・・料理の先生が開いていると言うお店も教えてくれました
その時に初めて“治部煮”が金沢の郷土料理だと知りました
金沢の治部煮には、もう一つの特産品生麩が入ってとてもさっぱりしたお味だったような記憶があります
いつも勝手な作り方をしていましたので・・今回はきちんと作ってみようと
色々と調べてみましたら・・作り方は様々で
お肉に粉をまぶして煮て・・山葵を添えて食べる事が特徴的で、
入れる野菜も人参と生椎茸が基本でお味付けも様々でした
資料によると
本来の『じぶ』は「カモ肉を鍋に張った汁(醤油、たまり、煎り酒などを混ぜる)を
付けながら鍋肌で焼き、汁を張った椀に5切れほど盛ってワサビを添えて出す料理」で、
カモの鍋焼きのことだった。
これとは別に「ガン・カモ・白鳥などの肉をそぎ切りにし、麦の粉を付けて濃い醤油味の汁で煮、
ワサビを添える」という『麦鳥(むぎどり)』と呼ばれる料理があり、
これが誤って『じゅぶ』と呼ばれたため、後者のほうが『じぶ』として伝わることになった。
と、ありましたが
私の食べた治部煮の記憶を頼りに、お野菜は人参、椎茸、里芋を使います
出来上がりました! M流治部煮
残念ながらあまり美味しそうじゃありませんね!
生椎茸とホウレン草を買ってきてもらうのを忘れていましたので
食品箪笥の中にあった千切り椎茸と、栄養補填にと細切り高野豆腐を使い
結局・・おままごと料理の“治部煮風あんかけ”になってしまいました
お味は・・結構おいしかったですよ! これは私愛用のアゴダシの効果です
お料理は・・料理に合った器と盛り付けが重要なことがよく分かります
帰国したら、もっと違ったプラスティック食器を探すことにします
まぁ、夫が美味しい!と食べてくれたので好しとしましょう