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mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

目指せ“老年人の星”

2013-12-27 18:13:53 | 日々の出来事

今日の午後、宿舎の同じ階に住む日本語学科のM老師が私たちの部屋を訪ねて下さいました。


彼女は学外の中国人の中老年人にも日本語を教えているのですが

その中のとても頑張って勉強している60歳すぎの女性が

「この歳で日本語を勉強しているのを他の人に知られるのは恥ずかしいので、絶対に言わないで下さい」と言われたそうです


それで、私たちのことを話し・・・「歳を取って学びを続けることは何も恥ずかしいことではない」と説明したそうです

 

すると、彼女は大いに感激して

ご自分が趣味で作っている作品を私にプレゼントしてくれるようにと託されたのでした

この歳になって、しかも外国で勉強を続けている私たちを尊敬する・・とまで言って下さったそうです

 

私も若い頃作ったことがある、ストッキングを染めて作るバラの鉢植えと二羽の鶴(私たち夫婦をイメージして

作ってくれたのでしょうか)、それに足に蜘蛛が描かれたストラップ(私の足に問題があるのをご存知だった?

日本と違って、蜘蛛はとても縁起の良い虫なのですよ)

 

先日の新聞とテレビの取材の目的も・・此処にあったように感じています

年老いて学ぶことは限られています・・・語学を学ぶなど何の意味もないと感じる人が多いのでしょう


中国にも・・・“活到老,学到老”(生涯学習)と言う言葉があるのは紹介しましたが

ダンスや絵、書道、音楽を学ぶ人が大半です


どんな事でも好いのです・・人生の最終章に生きがいとなる物を見つけて

日々、活き活きと楽しく過ごしてほしいと思っています



今年は年末になって、色んなことが起こり・・私たちが学び続けていることが

何かのお役に立っていることを実感しました


これからも気負わずに、自然体で・・長く続けて行けたらと願っています

 

目指せ・・・老年人の星