mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

テレビ取材後記

2013-12-11 17:25:12 | 日々の出来事

放課後、テレビ局のディレクターさんから電話があり・・昨日、日が暮れかかっている時に撮影したので

再度撮り直しをしたいとのことでした


それで、又14時からの再撮影になり・・一緒に近くの農貿易市場に買い物に行きました

市場のおばさんたちとはすでに顔なじみになっているので、楽しい買い物風景を撮ってもらうことができました


すぐに終わると思っていた取材も又、昨日と同じような感じになり・・現在既に5時15分前

 

段々取材が細部にわたってきて・・本当に3分のドキュメントに必要な事なのかしらと不思議です

が・・番組を作るってこういう作業の積み重ねなのだろうと感心しています

 

滅多にない、好い機会を頂いて・・ディレクターさんやカメラマンさんと、とても楽しい時間を過ごすことができました

ディレクターさんは取材の合間にいくつかの日本語をマスターしました

これからも興味を持って続けて勉強をしてくれるといいなぁ



今日ディレクターさんに「私たちは何も特別な人間ではないのにどうして取材をするのか・・」と聞いてみました

すると「いいえ、あなた達は十分に特別な人です。 年老いて夫婦で留学して外国語を学ぶ人なんて、そんなにいないでしょう!?」

と言う答えが帰って来ました


それで納得しました

昨日のインタビューの時に・・“留学让我不只是个老人”と言うコメントを何度も言わされました

直訳すると・・「留学は私をただの老人ではなくしてくれた」となります


中国の普通の老人は退職すると、暖かい昼間は外でカードやマージャンをしたり、夜は外で歌ったり踊ったりしていますし

大概の老人は孫の世話で忙しいのです


中国の老人たちにも何か前向きになすべきことを考えて欲しいと言う願いが込められているのかもしれません


 


【おまけの話】

今日、夫が学校から新聞を持って帰りました

担任の老師が「新聞に記事が載っていた」と、渡してくれたそうです


先日の記事は確か“青島早報”の電子版だったと思うのですが

今度は“青島日報”の社会欄に載っていました・・不思議なことに記事を書いた記者も、記事の内容も全く同じなのです

   
   


日本では有り得ないことだと思うのですが・・・この新聞は共産党の新聞なのだそうです

そのような新聞に取り上げてもらって光栄なことだと感謝しています