中国人の友人Sさんから青島大劇場で“昆剧kunju”が有ると言う話を聞き
京劇が大好きな私たちは、詳しい説明は聞かずに先週チケットを買い・・今日楽しみに出かけて行きました
所が・・昆剧の公演ではなく、昆剧に付いてのお話を聞く講座の様でした
チケットを買った時によく確かめれば、すぐに分かった事でした
“崂山艺术讲堂 ”(ラオシャン(地名)芸術教室)とちゃんと銘打ってあります
それに一人40元とは安すぎますね
“昆剧”の公演と決め込んでいた私たちの目には全く分からなかったのです
私たちの席は前から4列目で観劇をするのには申し分ない席だったのです
斜め前の席に座っていたSさんが記念に写真を撮ってくれました
15分程前ですからまだがら空きです・・・しかし始まって暫くすると一杯になりました
お話をして下さるのは江蘇省昆剧院院長です
PPTを使ってのお話は分かりやすかったのですが・・三分の一も聞き取れていたかどうか
表示された中国語を一生懸命に読んでいました(涙)
講義内容は・・・
1;昆曲(昆剧の事)の歴史 2;昆曲の文化価値 3;昆曲の目的と題材の内容 4;昆曲の演技の特徴
5;昆曲中の表現の格式 6;昆曲の表現方法 7;昆曲の配役
の七つになっていました
その中で気になったのは
“名の知れ渡っている世界三大古典劇”として・・1;古代ギリシャ悲喜劇 2;インドの梵劇 3;中国の昆劇 が
上げられていたことです
日本の歌舞伎はそれほど有名ではないのかなぁ?
何故中国のは“京劇”でないかと言うと・・・京劇は各地方に伝わっていた地方劇のいいとこ取りをして出来た
少し新しい劇らしいです
今日聴いた内容を簡単に説明するのはとても難しいので割愛させて頂きますが
最後に学院の俳優さんが模範の実演をしてくれ・・その一つ一つの技術の素晴らしさに驚きました
京劇は何度か見たことがありますので、機会があれば是非昆劇を観てみたいと思います
2014年度の“崂山艺术讲堂 ”の日程表を見ると・・沢山の興味ある講座があります
しかし、ほとんどが土曜日なので時間的に無理がありますが、できるなら参加してみようと思っています